【令和8年8月千葉豪雨】9月3日から6日は雨、4日ごろは警報級の大雨のおそれ|土砂災害は291件へ、千葉市と八千代市は警報の基準を8割に下げたまま

千葉県大雨情報、避難・避難所情報、防災・気象情報

被災地でこの週の予定を組むなら、9月4日(金)を軸にします。銚子地方気象台が9月1日11時に発表した週間予報では、3日(木)から6日(日)まで雨の日が続き、4日から6日の降水確率は70%です。国土交通省の第14報(8月31日17時公表)に載る気象庁の見通しでは、4日ごろは警報級の大雨となる可能性があるとされています。8月13日の豪雨から19日たっても、県内で確認された土砂災害は291件まで増え続け、法面が崩れた公園や道路は閉じたままです。乾かしている最中の家財と、まだ出し切れていない災害ごみをどう扱うかは、3日までに決めることになります。

目次

9月2日から8日までの予報

銚子地方気象台が9月1日11時に発表した千葉県の週間天気予報です。信頼度は予報の確からしさを示すもので、A・B・Cの順に確度が下がります。

日付 天気 降水確率 信頼度
9月2日(水) くもり時々晴れ
9月3日(木) くもり一時雨 50%
9月4日(金) くもり時々雨 70% A
9月5日(土) くもり時々雨 70% C
9月6日(日) くもり時々雨 70% B
9月7日(月) くもり一時雨 60% B
9月8日(火) くもり一時雨 50% C

9月2日は高気圧に緩やかに覆われ、曇り昼過ぎまで時々晴れとなる見込みです。気象台が示している予想降水量は、県北西部・北東部の1日12時から2日12時までで1時間2ミリ、24時間5ミリにとどまります。雨が本格化するのは3日からで、外に出した家財を乾かせる時間は、実質的に2日いっぱいまでと見ておくことになります。

4日ごろに警報級の大雨となる可能性

国土交通省が8月31日17時に公表した第14報には、同日15時時点の気象庁の見通しが載っています。千葉県では31日から9月1日は曇りで湿った空気の影響により雨の降る所があり、その後7日にかけて前線や湿った空気の影響でおおむね曇り、3日から5日にかけては曇り時々雨または一時雨となる見込みで、4日ごろは警報級の大雨となる可能性があるとしています。

ただし9月4日ごろの予想降水量は、9月1日時点ではまだ数字で示されていません。1日から3日にかけて発表される府県気象情報と、当日のキキクルで確かめることになります。

千葉市と八千代市は、警報の基準を通常の8割に下げたまま

気象庁は8月21日から、千葉市と八千代市を対象に、大雨に関する警報等の発表基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。県内の一部河川で堤防の損傷などが確認され、比較的少ない雨でも災害が起こりうる状態になっているためで、レベル4大雨危険警報、レベル3大雨警報、レベル2大雨注意報の流域雨量指数基準を通常基準の8割に下げています。運用は「当分の間」とされており、9月1日時点で解除の発表はありません。

この2市では、これまでなら注意報で済んでいた雨量で警報が出ることがあります。洪水キキクルと大雨キキクルにも暫定基準が反映されているため、自分の家の周りが危ないかどうかはキキクルの色で判断できます。警報が出た回数が増えたと感じても、雨が弱いという意味にはなりません。

斜面は291か所が傷んだまま

国土交通省の第14報(8月31日15時時点)によると、千葉県内で確認された土砂災害は291件です。人家の被害は全壊1戸、半壊3戸、一部損壊28戸で、このほかに被害を確認中の箇所があります。件数は8月21日時点の107件、8月26日時点の227件から増えました。

千葉市が9月1日に更新した施設閉鎖情報では、椎名公民館が土砂崩れで休館泉谷公園・創造の杜・あすみが丘水辺の郷が法面崩落で閉鎖のままです。昭和の森も一部が閉じています。散歩やランニングのコースにしていた場所は、入口が開いていても途中で行き止まりになります。

道路では、千葉県道生実本納線(旧千葉外房有料道路)の誉田インターチェンジから大木戸インターチェンジまでが通行止めです。辺田十字路から誉田インターまでは、国による緊急復旧で8月26日15時に一般車両が通れるようになりました。国道16号のアンダーパスについては、予防的な事前通行規制の導入や遮断機の設置を含む進入防止対策の強化が進められています。

8月13日の浸水では、アンダーパスの内水氾濫が被害を広げました。冠水した道路は、水位が見えないまま進入すると車が動かなくなります。雨の日は、ふだん使っているアンダーパスを避ける経路を先に決めておくほうが確実です。

乾かし途中の家財と、出しそびれた災害ごみ

千葉市の家屋消毒は、水で洗い流して乾燥させたあとでないと実施できません。3日からの雨で濡らすと、乾燥からやり直しになります。屋外で乾かしている畳や建具は、2日のうちに屋根のある場所へ入れるか、シートをかけて雨に当たらないようにしておくことになります。

災害ごみの持ち込み先は、市によって状況が変わりました。

9月1日時点の受け入れ 問い合わせ
千葉市 美浜区・緑区の仮置き場を当面の間開設。運べない場合の戸別回収は、申し込みから連絡まで1〜2週間 廃棄物施設整備課 043-245-5423/廃棄物対策課 043-245-5236
八千代市 保品近隣公園の仮置場と戸別収集を当面の間継続 清掃センター 047-483-4521
茂原市 仮置場は8月31日で受け入れ終了。以降は自宅前に分別して出すか、長生郡市広域市町村圏組合環境衛生センターへ搬入(事前に環境保全課へ相談、土日祝は搬入不可) 環境保全課 0475-20-1504

茂原市は自宅前に出す方法も「受付を終了する可能性がある」として早めの対応を求めています。市内の一斉回収はすでに終わっているため、出したまま置いておいても回収されません。乾燥中で回収されたくないものがある場合は、作業員が混同しないようメモを貼るよう市が呼びかけています。

片付け中のけがは、雨で足元がすべると増えます。水につかった家財にはガラス片や釘が混ざり、傷から破傷風になることがあります。手袋と長靴は雨の日ほど要ります。→ 片付けでけがをしたら破傷風を疑う

雨のときに見る画面

見るもの 分かること
気象庁キキクル(大雨・洪水・土砂) 自分の家の周りの危険度。千葉市・八千代市は暫定基準が反映されている
市町村の避難情報 避難指示・高齢者等避難の対象区域。区域は町丁目単位で指定される
千葉県の防災ポータル 河川の水位と道路の通行止め

8月21日には、千葉市が洪水浸水想定区域を対象に避難指示(警戒レベル4)を配信し、11分後に高齢者等避難へ訂正しています。配信された情報が後から訂正されることもあるので、対象区域は市のページで確認するのが確実です。→ 千葉市が避難指示を発令、11分後に高齢者等避難へ訂正

8月13日の浸水被害の55.7%は、洪水ハザードマップの浸水想定区域の外で起きました。ハザードマップの色がついていない場所でも、内水氾濫は起こります。→ 浸水被害の55.7%はハザードマップの外だった

確認先

関連する記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次