JR外房線の運休が続く区間で、8月17日から代行バスの運転が始まりました。ただし3つのルートの組み合わせには抜けがあり、そこを知らずに駅へ向かうと動けなくなります。区間ごとにどう移動できるのかを見ていきます。
代行バスは3ルート
| ルート | 運転時間 | 特徴 |
|---|---|---|
| 誉田駅〜土気駅 | 6時〜21時 | — |
| 大網駅〜本納駅 | 6時〜21時 | — |
| 蘇我駅〜茂原駅 | 6時〜21時 | 直通。途中の駅には停まらない |
いずれも始発が6時、最終が21時です。蘇我〜茂原は途中駅に停車しない直通便なので、間の駅で乗り降りはできません。
土気〜大網には代行バスが走らない
ここが今回いちばん注意が要る点です。運休している誉田〜本納のうち、土気駅と大網駅の間には代行バスの設定がありません。道路の状況が影響しているためと説明されています。
つまり、誉田から土気までバスで行っても、そこから大網へは進めません。土気で降りて大網方面へ向かうには、自分で移動手段を確保することになります。逆に大網から千葉方面へ出るなら、大網〜本納のバスではなく、蘇我〜茂原の直通便を茂原側から使うか、別の交通手段を選ぶ形になります。
土気から大網へ下る区間は、房総丘陵を越える勾配で道路も限られます。線路側もこの区間で道床が流され、外房線の中で最も復旧が遅れています。
運転再開の目標
| 区間 | 状況 |
|---|---|
| 大網〜本納 | 8月18日の運転再開を目指す |
| 誉田〜大網 | 8月24日の運転再開を目指す |
| 千葉〜誉田 | 通常の4割程度の本数で運転 |
| 本納〜安房鴨川 | 通常の6割程度の本数で運転 |
大網〜本納が8月18日に戻れば、大網〜本納のバスは役目を終えます。残るのは誉田〜大網で、こちらは8月24日が目標です。外房線以外のJR各線は、8月17日時点でいずれも平常運転に戻りました。
なぜこの区間だけ長引くのか
国土交通省の資料に、外房線の誉田〜本納で「道床流出等」の被害があったと記載されています。道床は枕木を支える砕石の層で、これが流れると線路の下が空きます。水が引けば走れる種類の被害ではなく、砕石を入れ直してレールの高さと通りを整える作業が必要です。東金線の大網〜東金にも同じ被害がありましたが、こちらは8月16日に再開しました。
小湊鐵道は五井〜里見が平常運転で、里見〜上総中野は当分の間バスによる代行輸送です。こちらは土砂の流入が原因で、運転再開の時期は示されていません。
車で向かう場合
圏央道の松尾横芝IC〜茂原長南ICは法面崩落による通行止めが続いており、雨がやんでも開きません。千葉東金道路は山田IC〜東金JCTの1区間まで縮小しました。一般道では国道296号(佐倉市田町)の冠水による通行止めが残っています。千葉市も代行バスについて案内ページを設けており、都市局都市部交通政策課(043-245-5351)が窓口です。
確認先
- JR東日本 運行情報(代行バスの時刻と乗り場はJRの発表が一次情報)
- 小湊鐵道/千葉市 JR外房線運休に伴う代行バスの運行について
- 国土交通省 令和8年8月千葉豪雨による被害状況等について
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代行バスがあるから大丈夫、とは言い切れない区間が残っています。土気と大網の間をまたぐ移動を予定しているなら、バス以外の手段を先に決めてから出てください。
