千葉豪雨の水没車、レッカーはどれくらい待つのか|JAFに2,000件の要請、千葉市が撤去した車の保管場所と引き取り窓口

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水につかった車をどう動かすかで、多くの人が足止めされています。県内では1,000台以上が動けなくなり、JAFには8月13日夜から15日昼までに約2,000件のレッカー要請が集中しました。すぐに来てもらえる状況ではありません。何がボトルネックになっているのかと、路上に置いたままの車がどうなるのかを見ていきます。

目次

レッカーの要請は約2,000件

項目 内容
要請件数 約2,000件(8月13日夜〜15日昼)
動けなくなった車 県内で1,000台以上
対応 全国の支部から派遣された特別支援隊を含め、レッカー車約70台

単純に割っても1台あたり30件近い計算になります。順番が回るまで日単位で待つことを前提にしてください。

時間がかかっている理由は「運び先」

要請が多いことに加えて、1件あたりの作業時間そのものが延びています。理由は運び先です。水没した車は本来、整備工場へ運んで点検します。ところが今回はお盆の期間と重なり、受け入れ先の整備工場が休業していました。そのため、依頼した人の自宅まで運ぶケースが出ています。

整備工場へ運べば1回で完了する作業が、いったん自宅へ運んで後日また運び直す形になります。レッカー車の往復が増え、次の現場へ向かうまでの時間も延びます。

路肩にレッカー待ちの車が並ぶことで車線が狭くなり、各地で渋滞も起きました。撤去が進まないと道路の回復も遅れる、という連鎖になっています。

待っている間にやっておくこと

  • エンジンをかけない。国土交通省とJAFは、外観に問題がなくても感電や車両火災のおそれがあるとして、自分で始動しないよう呼びかけています
  • バッテリーのマイナス側の端子を外す。外した端子がバッテリーに触れないようテープなどで覆う
  • ハイブリッド車と電気自動車は高電圧のバッテリーを積んでいるため、むやみに触らない
  • 写真を撮る。車全体、水につかった高さがわかる位置、室内の状態、ナンバーが読めるカット。保険とり災届出証明の両方で使える
  • 保険会社へ先に連絡する。レッカーの手配を保険のロードサービスで行える契約もある

路上に置いたままの車は撤去されている

千葉市は8月17日9時12分、交通の支障になるとして道路上の放置車両の撤去を始めたと告知しました。自分の車が路上に残っている場合、すでに移動されている可能性があります。

項目 内容
問い合わせ 千葉市 土木管理課 放置車両お問い合わせ窓口(043-245-5383)
保管場所 市役所本庁舎駐車場脇(将来活用検討地)/中央・美浜土木事務所/蘇我コミュニティセンター/緑土木事務所/緑区役所/緑保健福祉センター/北谷津清掃工場
注意 保管場所は今後の状況に応じて変わる可能性がある

撤去の根拠は、千葉県と千葉市が8月14日8時に行った災害対策基本法第76条の6第1項にもとづく区間指定です。緊急車両の通行を確保するための措置で、県は7つの県土木事務所管内の県管理道路、千葉市は市内全域の市管理道路が対象になりました。国は千葉市へ、撤去用のレッカー車2台を8月15日から貸与しています。

心当たりのある人は、まず窓口へ電話して保管場所を確認してください。保管場所は7か所に分かれており、区をまたいで運ばれている可能性もあります。

国が派遣したレッカー車は17台に増えた

国は千葉市に対し、8月15日から災害時応援協定にもとづくレッカー車2台と移動用ドーリー5セットを派遣し、16日に3台を追加(計5台)、17日にはさらに12台を追加して計17台としました。TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)も入り、市道でドーリーを使った放置車両の移動と、カラーコーンによる安全の確保が進められています。8月16日には「千葉県災害時交通マネジメント検討会」も設置されました。

民間のレッカーが順番待ちになる一方で、路上の車は行政側の体制で動かす形が強まっています。自分の車が路上に残っているなら、業者を待つより先に市の窓口へ確認したほうが早く所在がつかめます。

確認先

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順番待ちは避けられません。待っている間にエンジンをかけてしまうと、直せたはずの車が火災につながります。触らずに写真を撮って、保険会社と窓口へ連絡するところまでを先に済ませてください。

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