外房線は大網〜本納が8月18日、誉田〜大網が8月24日の再開を目指す|復旧を長引かせた「道床流出」と17日からの代行バス

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令和8年8月千葉豪雨で止まったままだった外房線について、JR東日本が運転再開の目標日を示しました。大網〜本納駅間が8月18日、誉田〜大網駅間が8月24日です。豪雨から11日後まで動かない区間があることになります。なぜここまで日数がかかるのか、その理由が国土交通省の資料から見えてきました。

目次

区間ごとの再開目標

路線・区間 8月16日8時43分時点
外房線 大網〜本納 終日運転見合わせ。8月18日の運転再開を目指す
外房線 誉田〜大網 終日運転見合わせ。8月24日の運転再開を目指す
外房線 千葉〜誉田 通常の4割程度の本数で運転
外房線 本納〜安房鴨川 通常の6割程度の本数で運転
東金線 大網〜成東 平常運転(16日に再開)
小湊鐵道 五井〜里見 平常運転
小湊鐵道 里見〜上総中野 当分の間、バスによる代行輸送

代行バスは8月17日から運転を始めます。誉田〜大網の再開が8月24日と最も遅く、この区間だけ復旧に時間がかかる見通しです。

線路の土台が流された

国土交通省が8月15日10時にまとめた第4報に、鉄道の施設被害が初めて記載されました。第2報(8月14日11時)の時点では「現時点で被害情報なし」でしたが、点検が進んで中身が判明した形です。

事業者・路線 被害
JR東日本 外房線(土気駅〜大網駅間) 道床流出等
JR東日本 東金線(大網駅〜東金駅間) 道床流出等
小湊鐵道(里見駅〜上総中野駅間) 土砂流入等

道床とは、線路の枕木を支えている砕石の層です。雨水がここを流れると砕石が流され、レールと枕木の下が空きます。線路が曲がって見えなくても、支えを失った状態では列車を通せません。復旧には流された砕石を入れ直し、レールの高さと通りを整える作業が要ります。冠水した水が引けば走れる、という種類の被害ではありません。

誉田〜大網の再開目標が8月24日と遅いのは、この土気〜大網間の道床流出が原因とみられます。土気から大網へは房総丘陵を下る勾配区間で、雨水が線路に沿って集まりやすい地形です。東金線の大網〜東金間も同じ被害を受けましたが、こちらは16日に再開しました。

13日からの経緯

時点 外房線 誉田以南の案内
8月14日8時台 千葉〜誉田は昼ごろ、誉田〜安房鴨川は見込みなし
8月14日13時台 千葉〜安房鴨川の全区間で見込みなし
8月14日17時台 千葉〜上総一ノ宮が終日運転取りやめ
8月15日 誉田〜茂原が終日運転見合わせ
8月16日 誉田〜本納が終日運転見合わせ、再開目標は18日と24日

「昼ごろ」から始まった案内が、二度の後退を経て日付のある目標に変わりました。点検で被害の中身が分かるまでは見込みを立てられず、分かってからは日数の見通しが出せる、という流れです。

茂原・大網から千葉へ出る方法

8月18日までは、大網から千葉方面へ鉄道でつながりません。8月17日から代行バスが走ります。車で向かう場合、千葉東金道路は千葉東JCT〜東金JCTの6区間、圏央道は松尾横芝IC〜茂原長南ICの6区間が法面崩落による通行止めで、雨がやんでも開きません。国道126号や国道128号への迂回が中心になります。

本納から南は通常の6割程度で動いているので、茂原・上総一ノ宮方面から安房鴨川側へ向かう分には鉄道が使えます。止まっているのは千葉方面へ抜ける部分です。

確認先

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目標日が出たことで、通勤や通学の段取りを組み直せるようになりました。8月18日と24日はあくまで目標なので、前後する可能性はあります。代行バスの時刻と乗り場は、17日の運転開始に合わせてJR東日本が案内します。

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