【千葉県の川】8月13日の大雨で氾濫開始水位を超えた川と流域ごとの避難情報|同じ市でも段階が違う(14日1時50分時点)

千葉県大雨情報、避難・避難所情報、防災・気象情報

13日の大雨では、千葉県内の複数の川で氾濫開始水位を超えたり、氾濫の危険による避難指示が出たりしています。同じ市の中でも川ごとに避難情報の段階が違うため、自分の家がどの川の流域にあるかで取るべき行動が変わります。0時30分から1時50分にかけて確認できた川ごとの状況を並べます。

目次

氾濫開始水位を超えた川

観測所 時刻
浜宿川 袖ケ浦市 国生 17時ごろ
坂月川 千葉市若葉区 19時20分ごろ
瀬又川 市原市 高田 19時30分ごろ

県内で最も早く氾濫開始水位を超えたのは袖ケ浦市の浜宿川で、17時ごろでした。千葉市や柏市で猛烈な雨が降り始めるより前の時間帯です。坂月川については、都川が増水して坂月川の水を排水できなくなったのではないかという見方がSNSで出ていました。

氾濫の危険で避難情報が出た川

自治体 段階と時刻
大堀川 柏市 避難指示(レベル4)18時50分
手賀川・手賀沼 我孫子市 高齢者等避難(レベル3)21時30分
蔵波川・久保田川・浜宿川 袖ケ浦市 避難指示(レベル4)5,013世帯 11,433人
松川・武田川 袖ケ浦市 避難指示(レベル4)4,102世帯 8,952人
小櫃川・浮戸川・鎗水川 袖ケ浦市 高齢者等避難(レベル3)
村田川 市原市 緊急安全確保(レベル5)市原・五井・市津・ちはら台地区
養老川 市原市 緊急安全確保(レベル5)姉崎・市原・五井・三和・南総・加茂地区
小糸川 君津市 避難指示(レベル4)0時08分

袖ケ浦市は4つの水系で段階が分かれ、市原市は養老川が22時46分の時点ではレベル3の高齢者等避難だったものが、1時間ほどでレベル4を経てレベル5まで引き上げられました。同じ市に住んでいても、近くの川によって出ている情報が違います。

一宮川の状況

観測所 水位区分 変化
旭橋 氾濫注意水位 下降中
早野 氾濫注意水位 変化なし
金田 氾濫注意水位 上昇中
第二調節池外 氾濫注意水位 上昇中
第一調節池 内・外 欠測(観測中止)

茂原市を流れる一宮川は、0時30分時点で氾濫注意水位が最も高い区分で、公式の氾濫発生情報は出ていません。一方SNSでは0時10分ごろ、一宮川と阿久川の合流地点である旭橋付近で水があふれている様子が写真つきで投稿されています。第一調節池の観測所は欠測しており、この地点の水位は確認できません。公式の判定と現地の見え方が食い違うことがあるため、川のそばでは水位情報だけで判断しないでください。

鉄道を止めた川もある

松戸市の新幸谷橋に設置された水位計では、13日17時50分の時点で水位3.60メートル、堤防の天端まで0.46メートルという値が記録され、流鉄流山線の軌道が冠水しました。流鉄流山線は河川増水を理由に13日を終日運休しています。北総線は西白井駅付近の線路が冠水して全線で運転を見合わせ、松戸駅では線路の冠水で東京メトロ千代田線が止まりました。

自分の家がどの川の流域か

今回のように市内で段階が分かれる場合、市全体の発表だけを見ていると自分の地区の情報を取り逃します。各市町の防災ポータルでは、避難情報が対象地区と川の名前つきで出ています。国土交通省の川の防災情報では、観測所ごとの水位と水位区分をリアルタイムで確認できます。土砂災害と洪水で対象区域が違う自治体も多いため、両方を確かめてください。

確認先

養老川と村田川の両方にレベル5が出た市原市の状況は【五井駅・八幡宿駅周辺】8月13日の大雨で養老川・村田川ともレベル5にまとめています。

掲載内容は2026年8月14日1時50分時点の公式発表です。河川の水位は短時間で変わり、公式の判定が後から引き上げられることもあります。川の防災情報と各市町の発表で今の状況を確かめてください。

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