8月14日9時25分時点で、市原市の土砂災害を理由にした緊急安全確保(警戒レベル5)が出ているのは、ちはら台地区と市津地区の2つだけです。ほかの8地区は避難指示(レベル4)にとどまっています。村田川の洪水浸水想定区域には11,775世帯22,067人が対象の緊急安全確保が続いていますが、川の水位は9時に下がりました。
ちはら台と市津だけがレベル5になっている
| 段階 | 対象 | 世帯数・人数 | 発令時刻 |
|---|---|---|---|
| 緊急安全確保(レベル5) | ちはら台地区の土砂災害警戒区域 | 281世帯720人 | 8月13日22時0分 |
| 緊急安全確保(レベル5) | 市津地区の土砂災害警戒区域 | 890世帯1,664人 | 8月13日22時20分 |
| 緊急安全確保(レベル5) | 村田川洪水浸水想定区域(市原・五井・市津・ちはら台) | 11,775世帯22,067人 | 8月13日22時5分 |
| 避難指示(レベル4) | 辰巳台地区の土砂災害警戒区域 | 240世帯423人 | 8月13日19時0分 |
ちはら台と市津は22時台に、他の地区より遅い時刻でレベル5へ引き上げられました。雨雲がこの時間帯に市の北東側へかかったためで、同じ市内でも段階が分かれる理由になっています。人数だけ見れば村田川の浸水想定区域のほうが多いものの、土砂災害で最も危険度が高いと判断されたのはこの2地区です。
押沼橋は氾濫注意水位から下がった
| 観測所 | 8時20分 | 9時0分 |
|---|---|---|
| 押沼橋(上流) | 氾濫注意水位 | 水防団待機水位 |
| 草刈(下流) | 水防団待機水位 | 水防団待機水位 |
朝の時点で氾濫注意水位だった押沼橋が、9時には一段下がりました。村田川は千葉市緑区との境を流れる川で、上流側の押沼橋のほうが反応が早く出ます。水位が下がっても市は避難情報を解除していません。
ちはら台東では捜索が続いている
13日22時ごろ、ちはら台東の住宅街で「男性が水に流されている」と119番通報がありました。現場は当時、腰の高さほどまで冠水した坂道で、消防が出動しましたが見つかっていません。ちはら台の商業施設ユニモちはら台は、大雨の影響で8月14日は終日、全館臨時休業になっています。SNSでの口コミでは、市原市と千葉市の境で道路が冠水したこと、八幡総合市民センター前で立ち往生した車により通行止めになったことが伝えられていました。
この地区の避難所
| 避難所 | 住所 | 避難者(8時22分時点) |
|---|---|---|
| ちはら台コミュニティセンター | ちはら台南6-1-3 | 12人4世帯 |
| 市津公民館 | 下野90-1 | 10人4世帯 |
| 辰巳公民館 | — | 2人1世帯 |
市内13か所のうち、レベル5が出ている2地区の避難所には合わせて22人が入っています。市全体では八幡総合市民センターの37人が最も多く、そちらは朝になって人数が減りました。ちはら台コミュニティセンターと市津公民館は早朝から人数がほぼ変わっていません。土砂災害のレベル5が続いている地区では、戻る判断がまだ立てにくい状況です。
移動するときに効いてくること
ちはら台からJRに出る場合、最寄りは外房線の鎌取駅かおゆみ野駅(千葉市緑区)です。外房線は千葉〜誉田が昼ごろ再開見込み、誉田から先は見込みが立っていません。小湊鐵道は14日の始発から全線で運転を見合わせ、再開時刻は未定です。高速道路は京葉道路の穴川以東、館山道の穴川〜君津が8時35分時点で通行止めです。市内の停電は7時20分更新で約1,520軒あり、信号機が消えている交差点があります。
確認先
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ちはら台と市津は、市内で唯一レベル5の土砂災害対象として残っている地区です。水位の数字が下がったこととこの2地区の危険度は別に見てください。
