8月14日8時30分時点で、佐倉市と四街道市には13日夜に出た緊急安全確保(警戒レベル5)が残り、八街市だけが14日5時20分に避難指示(レベル4)へ下がりました。3市とも大雨特別警報は解除されていますが、土砂災害の警報級の情報は四街道市と八街市に残ったままです。移動を考える前に、自分の市がどの段階かを確認してください。
3市の避難情報は段階が分かれた
| 市 | 段階 | 対象 | 発令・更新時刻 |
|---|---|---|---|
| 佐倉市 | 緊急安全確保(レベル5) | 佐倉・千代田・和田・弥富・志津・根郷・臼井の各地区(土砂災害) | 8月13日22時45分 |
| 四街道市 | 緊急安全確保(レベル5) | 市内全域(大雨特別警報のため) | 8月13日20時55分 |
| 八街市 | 避難指示(レベル4) | 土砂災害警戒区域 225世帯441人 | 8月14日5時20分(レベル5から引き下げ) |
八街市は「警戒レベル5緊急安全確保から警戒レベル4避難指示に引き下げた」と明記して通知を出しています。一方、佐倉市と四街道市は引き下げの発表がまだありません。県防災ポータルの一覧でも佐倉市は8月14日2時21分、四街道市は13日20時56分の更新でレベル5の表示が続いています。
佐倉市の幹線道路は3か所で冠水が続いた
佐倉市が公表している市内幹線道路の冠水状況(8月13日26時、つまり14日2時現在)は次の3か所です。
| 路線 | 地点 |
|---|---|
| 国道296号 | 手繰橋(上座公園東側、ウェルシア付近) |
| 水道道路 | 南ユーカリが丘十字路(中志津入口十字路)付近 |
| 水道道路 | 佐倉西高校グラウンド脇・石神橋付近 |
SNSでの口コミでは、国道296号の佐倉から酒々井方面は14日6時ごろには水が引いていた一方、国道51号の佐倉〜四街道間では冠水は解消しても立ち往生した車や放置車両が残っている、という声が出ていました。佐倉駅南口方面の高崎川付近や高岡付近では水没した車の目撃も伝えられています。市の発表と現地の見え方には時間差があるので、冠水の解消=通行可能とは限りません。
鉄道は総武本線が千葉〜四街道から順に戻る
| 路線 | 区間 | 8時29分時点の見込み |
|---|---|---|
| 総武本線 | 千葉〜四街道 | 昼ごろ再開見込み |
| 総武本線 | 四街道〜成東(八街・佐倉含む) | 夕方ごろ再開見込み |
| 成田線 | 千葉〜成田 | 夕方ごろ再開見込み |
| 成田線 | 成田〜成田空港 | 8時ごろ再開見込み |
佐倉駅と八街駅は四街道より先なので、千葉方面から入れるようになるのは昼ではなく夕方の見込みです。京成本線は総武本線と別系統のため、佐倉・臼井・ユーカリが丘方面へは京成側の運行情報も併せて確認する価値があります。
高速道路は東関東道の千葉北〜佐倉が通行止め
8時35分時点で東関東道の千葉北〜佐倉、千葉東金道路の全区間が通行止めです。京葉道路も穴川以東で規制が続いており、東京方面から佐倉・四街道へ高速で入る経路はほぼ塞がっています。一般道へ迂回する場合も、上に挙げた国道296号・水道道路・国道51号の状況を先に確かめてください。
避難所は佐倉市に集中している
佐倉市は72施設を開設し、そのうち避難者がいるのは次の施設です(8月14日3時1分時点)。世帯数と人数がほぼ同じ施設が多く、単身での避難が中心とみられます。
| 避難所 | 避難者 | 世帯 |
|---|---|---|
| 市民音楽ホール | 70人 | 70世帯 |
| ミレニアムセンター佐倉 | 50人 | 50世帯 |
| 志津市民プラザ | 31人 | 31世帯 |
| 南部中学校 | 19人 | 19世帯 |
| 上志津小学校 | 17人 | 17世帯 |
| 佐倉中学校 | 12人 | 4世帯 |
| 佐倉小学校 | 11人 | 5世帯 |
| 寺崎小学校 | 9人 | 5世帯 |
| 下志津小学校/小竹小学校/和田小学校/王子台小学校 | 各5人 | 各5世帯 |
| 千代田小学校 | 4人 | 4世帯 |
| 印旛合同庁舎/内郷小学校 | 各3人 | 3世帯/1世帯 |
四街道市は四街道公民館(四街道1532-17、定員389人)、千代田公民館(もねの里3-20-30、定員477人)、南部総合福祉センターわろうべの里(和良比635-4、定員212人)の3か所。八街市は八街市中央公民館(定員319人、4人3世帯)、南部老人憩いの家(定員43人、14人4世帯)、用草公民館(定員54人、人数不明)の3か所です(8時12分時点)。八街市南部老人憩いの家は定員43人に対して14人が入っているので、あと数世帯で満杯に近づきます。
停電は3市とも小規模まで戻った
8時前後の東京電力パワーグリッドの発表では、佐倉市が約30軒(8時0分)、四街道市が約150軒(13日19時40分の更新のまま)です。八街市は一覧に出ていません。13日20時41分の時点では佐倉市・四街道市とも県内の停電地域に挙がっていたので、大半は復旧しています。
災害救助法は3市とも適用
千葉県が8月13日付で災害救助法を適用した18市に、佐倉市・四街道市・八街市がいずれも含まれています。対象は13日夜以降も広がっており、NHKは県内25の市と町に適用が決まったと伝えています。佐倉市では冠水した場所で1人が亡くなっており、県内の人的被害は14日6時時点で死者3人・心肺停止1人(報道機関によっては死者4人)と数が動いています。
確認先
13日夜の同じエリアの状況
佐倉市と四街道市はまだレベル5です。市が引き下げを発表するまでは、鉄道や道路が動き始めても移動を前提にしないでください。判断は各市の緊急情報ページで最新の時刻を見てからにしてください。
