浸水した家具や家電を仮置き場まで運べない場合、市が自宅まで取りに来ます。ただし申し込みが要るかどうかが市によって逆で、茂原市は自宅前に出しておけば申し込みなしで回収されるのに対し、八千代市は電子申請、千葉市は電話で受け付けたうえで連絡まで1〜2週間かかります。まず自分の市がどちらの型かを確かめてください。
申し込みの要否と窓口
| 市 | 申し込み | 窓口 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 茂原市 | 不要 | 環境保全課 | 自宅前に分別して出せば8月17日から順次回収 |
| 八千代市 | 必要(電子申請) | ちば電子申請/電話は047-483-1151 | 収集日は指定できず、決まり次第メールで通知 |
| 四街道市 | 必要(電話・フォーム) | クリーンセンター 043-432-8527 | 平日9時〜16時30分。収集日の指定は不可 |
| 鎌ケ谷市 | 必要(電話) | クリーン推進課 047-445-1223 | 床上浸水が対象。連絡は当日の朝に入る |
| 千葉市 | 必要(電話) | 千葉市廃棄物リサイクル事業協同組合 043-204-5805 | 連絡まで1〜2週間、回収はさらに数日 |
いずれも料金は無料で、可燃ごみ・不燃ごみの指定袋に入れる必要はありません。八千代市は浸水被害を受けた人に限り、当面の間は指定ごみ袋以外(透明か半透明の45リットル以下)でも通常の生活ごみを出せるようにしています。
申し込みが要らない茂原市の出し方
茂原市は、燃えるもの(生ごみを除く)、燃えないもの、粗大、リサイクル家電、その他家電に分けて、通行の支障にならないように自宅の前へ出す方式です。すでに自宅前に出された災害廃棄物は8月17日から順次回収しており、回収の状況によって一部が残ることがありますが、改めて回収されます。
この方式で気をつけるのは、回収されたくないものが巻き込まれることです。市は「もともと自宅前に置いているもの、乾燥中で出してあるもの等、回収されたくないものがある場合、回収作業員が混同しないようにメモを貼るなどしてください」と案内しています。畳を乾かしている最中、まだ使う自転車を外に出している、といった状況では貼り紙が要ります。
申し込みが要る市は「出す場所」と「表示」が指定される
四街道市は、ダンプなどの収集車両が積み込みやすい場所(自宅前や駐車場)にまとめて出し、災害ごみだと分かるように張り紙などで表示し、捨てないものを近くに置かないよう求めています。倒木は太さ15センチ以内、長さ150センチ以内に収める指定もあります。
八千代市は、市の収集があるまで自宅の敷地内で保管するよう求めています。道路や広場に出しておくと通行の妨げになるためで、収集日までに種類ごとの分別も済ませておく形です。千葉市も敷地内保管が原則で、難しい場合は通行や近隣の生活を妨げない場所に分別して仮置きします。千葉市は回収の際に立ち会いと誓約事項への署名が必要です。
集積所に出せるものは通常の収集へ回す
鎌ケ谷市は8月17日の受付開始後、電話が大変混み合っているとして、通常の収集でごみ集積所に出せるものは収集日に出すよう呼びかけています。同市の区分では、革・ゴム製品、プラスチック製品、ガラス・せともの類、傘、座布団、ぬいぐるみは「燃やさないごみ」、空き缶・空きビン・金属類・紙類・布類は「資源になるもの」として集積所に出せます。濡れた布類は「燃やすごみ」です。
八千代市も、被災していない世帯に対して生活ごみの減量への協力を求めています。被災した世帯の災害ごみ処理を優先するためで、収集の遅れや道路冠水で当日に回れない地域が出ることも見込んでいます。
回収できないもの
四街道市が処理できないものとして挙げているのは、自動車(部品を含む)、バイク(部品を含む)、液体類(エンジンオイル、灯油、ガソリンなど)、危険物(苛性ソーダ、化学薬品、農薬など)、建築廃材です。取扱店などへの相談になります。八千代市は仮置き場について、バッテリー類、ガスボンベ、消火器は発火のおそれがあるため持ち込めないとしています。
もうひとつ共通するのが、事業所から出たごみは対象外という線引きです。災害を原因に使えなくなったものであっても、事業所や倉庫など非住家から出たものは、事業者の責任で処理することになります。茂原市はさらに、廃棄物の撤去や敷地の清掃、リフォーム、解体などを事業者に請け負わせたことで発生した廃棄物も対象外だと明記しています。片付けを業者に頼む場合、処分費が見積もりに入っているかを先に確認しておくほうが安全です。
運び出し自体ができないとき
家の中から外へ出す作業が難しい場合は、ごみの窓口ではなく災害ボランティアの窓口になります。八千代市は八千代市災害ボランティア被災者支援センター(047-486-9457)を案内しています。千葉市も、自力での片付けが困難な方を対象に、市社会福祉協議会の災害ボランティアセンターが家屋内外の片付けや家具の搬出を支援しています。
確認できる公式情報
- 千葉市 災害ごみの出し方・仮置き場のご案内
- 八千代市 ごみに関する情報
- 四街道市 災害で発生したごみの戸別収集について
- 鎌ケ谷市 大雨等に伴う災害ごみの受付開始について
- 茂原市 災害廃棄物の出し方、受入れについて
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回収を待つ間も、り災証明の申請に使う写真は先に撮っておけます。運び出したあとでは被害の程度を示せなくなるので、家具や家電を外へ出す前に、被害箇所と部屋全体の両方を残しておいてください。
