【令和8年8月千葉豪雨】床下と庭の消毒は原則いらない|千葉市の申込は8月21日まで、乾かす前に薬をまいても効かない

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浸水した家に消毒薬をまく前に、乾いているかを確かめてください。千葉市は「水気を含むと消毒薬が十分に効果を発揮できません」として、汚れを落として乾燥させたあとに消毒するよう案内しています。そして床下や庭の消毒は原則不要です。市の消毒を頼む場合、千葉市の受付は8月21日(金)までです。

目次

千葉市の申し込みは8月21日まで

千葉市は床上浸水の被害を受けた市内の住居を対象に、希望者への消毒を実施しています。受付は生活衛生課(043-245-5214)で、期間は8月15日から8月21日(金)の9時から17時です。申し込みには氏名、住所、日中連絡がつく電話番号が要ります。

受付後は千葉県害虫防除協同組合から派遣された業者が、日時を直接連絡してきます。消毒の際は必ず立ち会いが必要です。市は「現在、問い合わせを多数いただいており、ご案内・作業開始まで長くお時間をいただいております。ご自身での消毒もご検討ください」とも書いています。8月17日から順次作業に入っていますが、申し込んでも実施日は確約されません。

対象は床上浸水の住居に限られ、床下浸水と庭は対象外です。市は清掃を行わないため、土砂や汚れを自分で洗い流し、乾燥させてからでないと消毒作業に入れません。

市がやってくれる範囲は市ごとに違う

同じ「市の消毒」でも、どこを消毒するかが市によって逆になります。

消毒する範囲 やり方・窓口
千葉市 床上浸水の住居(床下・庭は対象外) 県害虫防除協同組合の業者を派遣。立ち会い必須。生活衛生課 043-245-5214(受付は8月21日まで)
松戸市 床下のみ(個人での対応が難しい部分) 市が家屋の基礎の通気口から消毒液を噴霧。環境保全課 047-366-7336
八千代市 原則屋外のみ(希望すれば屋内も) 家主の立ち会いのもと市職員が散布。屋内は事前の清掃・乾燥が必要で、においやシミが残る場合あり。健康福祉課
大網白里市 浸水した家屋 健康増進課 成人保健・予防班 0475-72-8321

松戸市の噴霧は通気口から届く範囲に限られ、家屋の構造や通気口の大きさによっては消毒できない場合があります。床下収納庫から噴霧することもできますが、ホースの長さの制約があり屋内が汚れる可能性があるため、新聞紙を敷くなどの準備が求められています。松戸市も「消毒は乾燥していないと効果がないため、乾燥してからの対応になる場合がございます」としています。

床下と庭は、消毒より乾燥

千葉市は「床下や庭などの消毒は原則不要です。水道水などで汚れを洗い流し、しっかりと乾燥させることが重要です」と明記しています。床下に土砂や水分が残ると、その湿気で家の基礎や土台に影響が出ます。順番は次のようになります。

  • 汚泥や不要なものを片付ける
  • 庭木や外壁についた泥を水で十分に洗い流す
  • 床下換気口のごみを取り除き、風通しをよくする
  • 床下はスコップや流水で汚泥を取り除き、雑巾で水気をなくす
  • 扇風機などで強制的に換気し、乾燥させる

床上部分は生活する場所なので、泥や汚れを十分に取り除いたあとに消毒します。濡れた畳や不要な物を片付け、家具や床・壁は水で洗い流すか水拭きし、食器類や調理器具は水洗いします。食器棚や冷蔵庫は汚れを拭き取ります。

自分で消毒するときの薬と濃度

消毒薬 食器類・流し台・浴槽 家具類・床
次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤でも可) 0.02%に希釈。洗剤と水で洗ってから5分漬けるか、含ませた布で拭き、水洗い・水拭きしてよく乾かす 0.1%に希釈。汚れを落として乾燥させてから、浸した布で拭く。金属面や木面は色あせるので水で2度拭き
消毒用アルコール 希釈せず原液のまま。70%以上の濃度のものを使い、火気のあるところでは使わない。ジェルタイプは適しません
10%塩化ベンザルコニウム(逆性せっけん) 0.1%に希釈。汚れを落として乾燥させてから、浸した布で拭く

次亜塩素酸ナトリウムは腐食や色あせが起こるため、金属や木でできたものには注意が必要です。長時間浸水していた場合や汚れの程度が著しい場合に使います。いずれも容器に書かれた説明を読んでから使ってください。

作業するときは、ゴーグル・マスク・手袋・底の厚い靴を着けます。目や口を守るためと、ガラス片や釘でけがをしないためです。ドアと窓を開けて換気し、作業後は手を洗います。

体調の相談先がある

松戸市は8月19日、保健師などの専門職による健康相談を案内しました。電話で相談を受けるほか、避難所や自宅へ直接訪問して健康状態と生活状況を確認し、必要な支援につなぎます。連絡先は健康推進課(047-366-7481、平日9時から16時30分)です。

相談できるのは、体調が悪い・けがをした・食事や水分が十分にとれていない・血圧など普段と違う変化がある、といったからだのこと。眠れない、疲れが取れない、不安やストレスを感じる、といったこころと睡眠のこと。家族の健康についても相談できます。「病院に行った方がよいかわからない」という段階で聞いていい窓口です。

気温にも注意が必要です。国土交通省の第8報は、千葉県でしばらく最高気温30度以上の日が続くとして、熱中症予防などの健康管理への注意を挙げています。片付けは屋外や換気した屋内での重労働になるため、水分と休憩を先に組み込んでください。

確認できる公式情報

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薬をまくより、泥を出して乾かすほうが先です。乾く前に消毒しても効かないうえ、市の作業も乾燥後でないと入れません。扇風機を回す期間を見込んだうえで、千葉市に頼むなら8月21日までに電話を入れてください。

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