【千葉市】九都県市合同防災訓練2026は中止|千葉豪雨の災害対応で8月30日の主会場訓練を取りやめ、9月1日のシェイクアウトは実施

第47回九都県市合同防災訓練の公式ポスター。将棋盤の上に「情報」「連携」「備蓄」「訓練」「安全」「食料」「冷静」「習慣」と書かれた駒が並び、中央にハート型の「命」の駒がある。上部に「一手先の備えが、命を守る。」、下部の黄色い帯に日付と千葉市役所の会場案内図

千葉県 8月30日(日)のイベント

第47回九都県市合同防災訓練(千葉市会場)の主会場訓練は中止になった。千葉市が8月17日に発表し、理由は令和8年8月千葉豪雨に伴う災害対応のため。8月30日に千葉市役所で予定していた実動訓練と展示・体験コーナーは行われず、代替開催の案内もない。中止の告知にも市役所駐車場が使えない旨の記載が残っており、制限の解除範囲は明記されていない。9月1日9時30分の千葉市シェイクアウト訓練は自宅や職場から参加できる。問い合わせは危機管理課043-245-5151。

  • 中止
  • 2026/8/30 09:30 - 2026/8/30 12:30
  • 千葉市役所
  • 見学無料(申し込み不要)
第47回九都県市合同防災訓練の公式ポスター。将棋盤の上に「情報」「連携」「備蓄」「訓練」「安全」「食料」「冷静」「習慣」と書かれた駒が並び、中央にハート型の「命」の駒がある。上部に「一手先の備えが、命を守る。」、下部の黄色い帯に日付と千葉市役所の会場案内図
千葉市が公開している第47回九都県市合同防災訓練のポスター。写真ではなくグラフィックで、将棋の駒に備えの言葉が入っている(出典:千葉市)

第47回九都県市合同防災訓練の千葉市会場は、主会場訓練が中止になった。千葉市が8月17日に発表した。理由は「令和8年8月千葉豪雨に伴う災害対応のため」で、8月30日(日)に千葉市役所で予定していた実動訓練と展示・体験コーナーは行われない。訓練を担う危機管理部門が実際の災害対応に入っている状況で、訓練にあてる余力がなくなった形だ。

目次

中止の内容

中止になるもの 第47回九都県市合同防災訓練(千葉市会場)の主会場訓練
予定していた日 2026年8月30日(日)
発表 千葉市 総合政策局危機管理部危機管理課(8月17日)
理由 令和8年8月千葉豪雨に伴う災害対応のため
振替 市の告知に代替開催の記載はない
問い合わせ 千葉市 総合政策局危機管理部危機管理課 043-245-5151

中止を知らせるページにも「市役所駐車場は使用できません。ご来場にあたっては公共交通機関をご利用ください」という案内が残っている。設営分の制限がどこまで解除されるかは明記されていないので、8月28日から30日にかけて市役所へ用がある場合は危機管理課へ確認しておきたい。

予定されていた内容

中止になる前に公表されていた内容は次のとおりだ。千葉市直下地震を想定した実動訓練で、見学は自由、申し込みも参加費もいらない予定だった。

予定していた開催概要

名称 第47回 九都県市合同防災訓練(千葉市会場)
日程 2026年8月30日(日)
時間 実動訓練 9:30〜12:00/展示・体験コーナー 9:30〜12:30
会場 千葉市役所(千葉市中央区千葉港1-1)
想定 千葉市直下地震
見学 自由。申し込み・参加費なし
主催 九都県市(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県、横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市)
駐車場 来場者用の駐車場なし(8月28日17時から使用不可)
問い合わせ 千葉市 総合政策局危機管理部危機管理課 043-245-5406

九都県市というのは、埼玉・千葉・東京・神奈川の4都県と、横浜・川崎・千葉・さいたま・相模原の5政令市が集まった枠組みだ。毎年この時期に各会場で同時期に訓練を行っていて、2026年は千葉市が8月30日、埼玉県会場は熊谷市で前日の8月29日にあたる。日付が1日ずれるので、SNSで流れてくる情報を見るときは会場を確かめたい。

車で行く選択肢がない。28日17時から駐車場は閉まる

この訓練でいちばん実務に効くのが駐車場の扱いだ。市の告知によると、8月27日(木)17時から市役所駐車場の一部が使えなくなり、8月28日(金)17時から30日(日)の片付けが終わるまでは駐車場そのものが利用できない。しかもこの期間に停まっている車は、一時的に駐車場内をレッカー移動すると明記されている。会場設営に敷地を丸ごと使うためだ。

市の広報アカウントも開催3週間前に「九都県市合同防災訓練の実施のため、8/28(金)17時〜8/30(日)24時(予定)の間、市役所駐車場の利用はできませんので、ご注意ください。」と告知し、あわせて電気自動車用の急速充電器も使えないことを知らせている。充電をあてにして向かうと外れる。

つまり来場者用の駐車場はない。公共交通機関で行く一択だ。千葉都市モノレールの市役所前駅が最も近く、千葉都市モノレール千葉みなと駅とJR千葉みなと駅も徒歩圏だ。市役所の隣にはみなと公園がある。

迷彩服にヘルメット姿の陸上自衛隊員5名が、負傷者役の人を乗せた担架を運んでいる。背景に倒壊家屋を模した角材とプレハブ状の構造物、青い仮設フェンスが見える
自衛隊による救出訓練の様子。これは過去の回の写真で、2026年は千葉市役所が会場になる(出典:千葉市)

見学は自由。体験できるのは4つ

公開されているメニューは大きく2本立てだ。実動訓練は9時30分から12時までで、避難行動・誘導訓練、初期消火訓練、自衛隊・警察・消防などによる救出・救護訓練、防災関係機関との実践的な訓練が組まれている。展示・体験コーナーは12時30分までで、防災用品や災害用機材・車両などの展示、起震車による地震体験、応急手当体験、消防や自衛隊の音楽隊による演奏がある。

市が案内しているのはこの範囲だ。防災訓練でよく見かける煙体験や炊き出しについては告知に出ていないので、それ目当てで行くと当てが外れる。子どもを連れて行くなら、起震車と災害車両の展示、そして音楽隊の演奏が中心だ。

出展側の動きもある。千葉市内の動物病院が「8/30(日)終日休診:九都県市合同防災訓練(千葉市会場)出展」と告知していて、ペットの防災に関わるブースが出ると分かる。休診にしてまで出るということだ。なお同じ第47回でも埼玉県会場は8月29日に熊谷で開かれる。トイレトレーラーや火災警報器の出展はそちらの告知なので、千葉市会場で見られるとは限らない。

起震車は、降りたあとの会話まで含めて体験になる

体験コーナーの中心になるのが起震車だ。この訓練の投稿ではないが、別の催しで起震車に乗った人の声が参考になる。8歳と5歳の子を連れた人は、震度6を体験したあと「実際に地震がきたらどこに隠れるか?」を子どもたちが真剣に議論していて「いい体験になった」と書いている。震度7を体験した人は「車に固定されたテーブルの下にいて、テーブルの足をその揺れゆえに掴めませんでした」とも。揺れそのものより、降りたあとに家で話す材料が残るのが大きい。

去年は幕張だった。今年は市役所前に移った

前回の第46回は2025年8月31日、イオンモール幕張新都心と幕張豊砂駅前の平面駐車場、豊砂公園を会場にしていた。買い物のついでに立ち寄れる商業施設の中での開催だったわけだが、第47回は千葉市役所に移っている。

会場が変われば動き方も変わる。幕張なら駐車場も店も揃っていたが、市役所は日曜で庁舎が動いていないうえ、駐車場も閉まっている。飲み物や日よけは自分で用意して行きたい。8月末の午前中、屋外に3時間という条件を考えると、水分は多めに持ちたい。休憩所を用意するかどうかは告知に出ていない。

今年のポスターは将棋盤。「一手先の備えが、命を守る。」

市が公開しているポスターは、写真ではなくグラフィックだ。将棋盤の上に駒が並び、それぞれの駒に「情報」「連携」「備蓄」「訓練」「安全」「食料」「冷静」「習慣」と書かれている。中央にはハート型の駒があって、そこに「命」の一字。右上から指が次の一手を打とうとしている。上部のコピーが「一手先の備えが、命を守る。」だ。

下半分は黄色と黒の斜めストライプに「令和8年 第47回 九都県市合同 防災訓練」の極太文字が乗り、その下に日付・会場・時間と、市役所前駅や千葉みなと駅の位置を示した会場案内図が入る。防災訓練の告知としてはかなり作り込まれた1枚で、赤丸の「みんなで参加しよう!」というメガホンの絵も添えられている。

同じ日に稲毛区でも、9月1日にはシェイクアウト

千葉市はこの主会場のほかに、区ごとの重点訓練も組んでいる。8月30日と同じ日に稲毛区の弥生小学校でも訓練があり、以降は若葉区の白井小学校が10月18日、中央区の蘇我中学校と美浜区の美浜打瀬小学校が11月7日、花見川区の幕張南小学校と幕張コミュニティセンターが11月29日、緑区の越智小学校が12月5日と続く。自分の区の会場のほうが近いなら、そちらを待つ手もある。

もう一つ、9月1日(火)9時30分には千葉市シェイクアウト訓練がある。防災行政無線、ちばし安全安心メール、Yahoo!防災速報で訓練用の地震情報が流れ、その場で身を守る動作をとるという訓練で、会場に行く必要はない。8月30日に見学して9月1日に自分でやってみる、という並びになっている。

埼玉県会場は8月29日に予定どおり

中止になったのは千葉市会場だけだ。第47回の埼玉県会場は8月29日(土)8時30分から12時、熊谷スポーツ文化公園で開かれる。令和8年度の埼玉県・熊谷市総合防災訓練を兼ねた回で、こちらは千葉市の告知に影響されない。

併設の防災フェアには、けん引免許なしで動かせる小型のトイレトレーラー「トイレアンドコンパクト3.0」や熱中症対策室トレーラー、住宅用火災警報器の設置・交換を紹介するブースが出展を告知している。展示や体験を目当てにしていたなら、こちらへ振り替えるという手はある。熊谷スポーツ文化公園はJR熊谷駅からバスで、千葉市からだと片道2時間ほどかかる。

SNSでの口コミ

SNSでは、千葉市の広報アカウントが8月7日に「8/28(金)17時〜8/30(日)24時(予定)の間、市役所駐車場の利用はできません」「電気自動車(EV)用急速充電器の利用もできません」と告知していた。中止が決まったのはそのあとだが、駐車場の制限に触れた告知の取り下げは確認できていない。

訓練そのものへの投稿は、埼玉県会場の出展者によるものが中心で、千葉市会場の見学予定を書いた一般の投稿はほとんど見当たらなかった。中止を残念がる声も拾えていない。防災訓練は花火や祭りと違って個人の投稿が少ない行事で、情報は自治体の発表で追うことになる。

主会場の訓練が中止になるのは初めてではない

第45回のときにも主会場の訓練が中止になっている。九都県市の枠組み自体は毎年続いていて、千葉市会場だけが取りやめになっても他の会場の日程には影響しない。埼玉県会場は熊谷市で8月29日に予定されており、こちらの扱いは千葉市の告知には出ていない。

まとめ

第47回九都県市合同防災訓練(千葉市会場)の主会場訓練は、令和8年8月千葉豪雨に伴う災害対応のため中止になった。8月30日に千葉市役所で予定していた実動訓練と展示・体験コーナーは行われず、代替開催の案内も出ていない。起震車や応急手当の体験を目当てにしていた場合は、9月1日9時30分の千葉市シェイクアウト訓練が自宅や職場から参加できる。区ごとの重点訓練は10月以降も続くので、自分の区の会場を待つ手もある。問い合わせは千葉市危機管理課(043-245-5151)。

千葉市のイベントをもう少し

千葉市中央区の夏の催しでは【千葉市中央区】ハレ縁日2026は8月1日、新宿公園で23店舗の屋台と盆踊りを楽しむ夏祭りを書いている。千葉みなと駅の周辺で遊ぶなら【千葉ポートタワー GWフェスタ2026 子連れ】家族で一日満喫!混雑回避の秘訣が参考になる。

イベント情報
開催期間
2026/8/30 09:30 - 2026/8/30 12:30
開催場所
千葉市役所
住所
千葉県千葉市中央区千葉港1-1
主催者
九都県市(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県、横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市)
料金
見学無料(申し込み不要)
状態
中止
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