Event Overview
おんじゅく伊勢えび祭りは2026年9月1日〜10月31日(予定)。月の沙漠記念館前広場の伊勢えび直売とBBQは9月12日〜10月25日の土日祝10時〜14時、土曜は限定100尾のつかみ取り、日曜は限定50杯の伊勢えび汁で無くなり次第終了。千葉は8月1日解禁。直売は天候不良や不漁で毎年何度も中止になるため当日確認を。
- 2026/9/1 - 2026/10/31
- 月の沙漠記念館前広場ほか御宿町内協賛店
- 入場無料(直売は量り売り・時価、飲食は各店の価格)

御宿町の秋は伊勢えび一色だ。おんじゅく伊勢えび祭りは2026年9月1日(火)から10月31日(土)まで、およそ2か月の会期で開かれる予定だ。町内の飲食店・宿でオリジナルメニューが出るほか、9月12日からは月の沙漠記念館前の広場で伊勢えびの直売とBBQが始まる。ただし直売は毎年のように中止の日が出るので、出かける前に確認したい行事でもある。
開催概要
| 名称 | おんじゅく伊勢えび祭り |
|---|---|
| 会期 | 2026年9月1日(火)〜10月31日(土) ※公式表記は「予定」 |
| 会場 | 月の沙漠記念館前広場、および町内の協賛店(飲食店・宿泊施設) |
| 直売・BBQ | 9月12日〜10月25日の土日祝 10:00〜14:00(量り売り) |
| つかみ取り | 9月12日から毎週土曜 10:00〜 毎回限定100尾 |
| 伊勢えび汁 | 9月13日から毎週日曜 10:00〜 毎回限定50杯 |
| 駐車場 | 須賀多目的広場 |
| 主催・問い合わせ | 御宿町観光協会 0470-68-2414/御宿町産業観光課 0470-68-2513 |
このほか、9月4日から10月25日まで町内5か所を巡るスタンプラリー、毎週土曜のワークショップ、毎週日曜の潮風マッサージ、9月13日・20日・27日11時からのライブがある。10月4日は房総の地酒飲み比べ祭り、10月11日はハワイアン・ミュージックとフラダンスの「アロハフロムONJUKU」で、どちらも10時から14時だ。なお2026年8月上旬の時点で、観光協会のページには「詳細掲載までしばらくお待ち下さい」とある。協賛店の一覧やぐるめマップ、宿泊パックの中身はこれから出る。前年は会期前日の8月31日に告知が出ているので、8月の終わりごろに公式サイトを見直すといい。
直売は、水槽から自分で選んで量り売り

会場の直売がどう進むかは、観光協会自身が2023年の記事で書いている。「水槽の中からお好きな伊勢えびをお選びいただき、スタッフがすくって重さを測り、お値段が決まります」。持ち帰りもできるし、その場で炭焼きにして食べることもできる。「濃厚な味噌まで味わえる焼きたての伊勢えびは最高!」というのが協会の弁だ。ほかのブースにはサザエやハマグリ、干物や漬物、ドリンクが地元価格で並ぶ。
実際に行った人の記録もある。2016年9月に訪ねた人は、専用のトングでのつかみ取りに挑戦したうえで「買ったえびを広場で焼いて食べていました」「他にもサザエや魚の干物なども買って焼いていました」と書き残している。2018年9月に来た人の記録には、伊勢えびとサザエのセット販売に朝7時半から整理券が配られ、「毎年6時頃には列ができるそうなので早目のお出掛けが必要です」とある。買ったその場でさばいてもらい、網焼きにするのが会場の醍醐味だという。いずれも当時の特別販売日の話で値段は今と違うが、朝が早いという性格は変わっていないとみていい。2026年もつかみ取りは毎回100尾、伊勢えび汁は毎回50杯で無くなり次第終了。10時開始だからと10時に着くつもりでいると、間に合わないかもしれない。
漁そのものの話も同じ記事にある。網を仕掛けるのは15時ごろ、御宿漁港から舟が一斉に出る。引き揚げは午前1時ごろ、灯りをともしながらの作業だ。港に戻ると数人がかりで網を降ろし、一尾ずつ外しながら夜明けを迎える。朝10時に並ぶエビは、その晩に獲られたものだ。
千葉のイセエビは8月1日解禁。だから9月に祭りができる
秋に伊勢えびの祭りができるのは、千葉県の漁期の設定によるところが大きい。県の漁業調整規則で禁漁期は6月1日から7月31日の2か月間、解禁は8月1日。全長13センチ以下の漁獲は禁じられている。
県の水産総合研究センターの資料で他県と並べると、この短さが際立つ。静岡は5月15日から9月15日、三重は5月1日から9月30日、和歌山は5月1日から9月15日が禁漁期で、いずれも9月の半ばから下旬まで漁ができない。9月・10月をまるごと漁期にできるのは千葉だからだ。
もう一つ、御宿は千葉ブランド水産物「外房イセエビ」の産地でもある。認定されているのは大原・太東産、勝浦産、御宿岩和田産で、認定事業者は夷隅東部漁協、新勝浦市漁協、御宿岩和田漁協の3組合。御宿はちょうど勝浦市といすみ市に挟まれた位置にある。なお千葉県の漁獲量は2021年に全国1位(221トン)だが、年によって三重県と首位を争っており「毎年日本一」ではない。
直売は毎年、何度も中止になる
この祭りでいちばん実用的な話がこれだ。観光協会の中止告知をさかのぼると、直売の中止はほぼ毎年、しかも複数回出ている。2025年は10月11日・13日・25日・26日、2024年は9月28日・29日と10月5日・19日、2023年は9月30日・10月9日・15日、2022年は9月18日・19日・24日と10月10日。理由は天候不良と不漁だ。
公式マップにも「『伊勢えび直売』については、天候不良の影響で漁獲量が少なく、販売価格が変動致します」とある。海が荒れれば網を仕掛けられず、翌朝のエビがない。2025年は10月最終週が流れたぶんを11月1日から3日に振り替えており、こういうリカバリーが入ることもある。会期が2か月あるからといって「いつ行っても買える」わけではない。前日か当日の朝に観光協会の公式サイトを見てから車を出したい。
3,000円以下で伊勢えびを食べる選択肢もある
伊勢えびというと1万円を思い浮かべるかもしれないが、協賛店のメニューはもっと幅がある。2025年版のぐるめマップの価格でいうと、なかむらの伊勢海老汁が単品1,640円、たなか寿司の伊勢えび天重が2,700円、大野荘の伊勢えび釜めし膳が2,650円から。3,000円を切る一品が実在する。
御膳や定食の中心帯は4,000〜7,000円で、かね八寿しの伊勢えび御膳6,930円は寿司・天ぷら・鬼殻焼き・頭のみそ汁と4つの調理法が並ぶ。宿泊なら民宿ちょうしちとんINNの伊勢えび1匹付きコースが9,800円。いずれも2025年版の価格で、店側も「仕入れにより金額が変わる場合がございます」と注記している。2026年版のマップが出たら金額は確かめてほしい。
徒歩で足りる範囲と、車が要る範囲
JR外房線の御宿駅から会場の月の沙漠記念館前広場までは1km前後で歩ける。観光協会も駅のすぐ近く(須賀195)だ。この一帯には大野荘、かね八寿し、たなか寿司、太東屋商店、御宿海楽、なかむらといった店が集まっており、徒歩で回れる。
一方、浜よし・いどばた・御宿活魚・ちょうしちとんINNのある岩和田エリアは駅から2.5kmほど離れていて、歩くには遠い。町内には観光客が当日ふらっと乗れる路線バスがなく、乗合運行の「エビアミー号」は事前登録と予約が必要だ。岩和田や浜の宿を目当てにするなら車かタクシーで動く前提にする。「わざわざ御宿まで行きたくない問題」とSNSに書いている人もいたが、駅から歩ける範囲で直売と食事を済ませる組み方なら、電車で来ても十分成立する。
9月・10月の週末は、海岸でライフセービングの大会が続く
駐車場で慌てないために知っておきたいのが、同じ海岸で開かれる大会だ。御宿町の令和8年度のイベント一覧によると、全日本ライフセービング選手権の北関東予選会が9月12日・13日、全日本学生選手権が9月18日〜20日、全日本ユース選手権が10月3日・4日にある。直売の初日の週末と予選会が丸かぶりで、10月4日の地酒飲み比べ祭りはユース大会と同じ日だ。会場は記念館前広場のすぐそば。この日に車で行くなら、早めに着く算段をしておく。
まとめ
おんじゅく伊勢えび祭りは2026年9月1日から10月31日まで(公式表記は予定)。町内の協賛店で伊勢えび料理が出るほか、9月12日から10月25日の土日祝は月の沙漠記念館前広場で直売とBBQが10時から14時まで開かれる。土曜は限定100尾のつかみ取り、日曜は限定50杯の伊勢えび汁が10時から。千葉のイセエビは8月1日解禁で、他県より早く漁期に入るから秋にこの祭りが立つ。ただし直売は天候不良と不漁で毎年何度も中止になっている。当日の朝に観光協会の公式サイトを確認してから出発したい。つかみ取りも伊勢えび汁も数量限定なので、狙うなら10時前の到着で組むこと。協賛店の一覧と2026年版のぐるめマップは、8月下旬以降の発表を待つ形だ。
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- 開催期間
- 2026/9/1 - 2026/10/31
- 住所
- 千葉県夷隅郡御宿町六軒町505-1
- 主催者
- 御宿町観光協会
- 料金
- 入場無料(直売は量り売り・時価、飲食は各店の価格)
- 状態
- 開催予定