広重展「江戸のベストアングル」は12月20日まで東京国立博物館|3期の入れ替え日程、一般1,500円・70歳以上無料

満月の下、風になびく柳と葦の茂る川で、二艘の舟を棹で進める人を描いた浮世絵

東京都 9月29日(火)のイベント

東京国立博物館の特別展「歌川広重 江戸のベストアングル」は12月20日まで。2期の木曽海道六拾九次は11月23日まで、3期の名所江戸百景は11月25日から。一般1,500円、高校生以下と70歳以上は無料、予約不要。

  • 2026/11/1・2026/11/2・2026/11/3・2026/11/4ほか全43日
  • 東京国立博物館 本館A室
  • 一般1,500円、大学生500円。高校生以下・18歳未満・70歳以上は無料

東京国立博物館の本館で、特別展「歌川広重 江戸のベストアングル」が2026年12月20日(日)まで開かれています。広重の三大シリーズを3期に分けて全点公開する展示で、いまは2期の「木曽海道六拾九次」(11月23日まで)、11月25日(水)からの3期は「名所江戸百景」です。観覧料は一般1,500円、大学生500円。高校生以下と70歳以上は無料で、予約はいりません。

満月の下、風になびく柳と葦の茂る川で、二艘の舟を棹で進める人を描いた浮世絵
歌川広重「木曽海道六拾九次之内 洗馬」。2期の展示作品と同じ図柄ですが、写真は別の摺りです(出典:国立国会図書館デジタルコレクション、パブリックドメイン)
目次

開催概要

展覧会名 特別展 内山晋コレクション受贈記念「歌川広重 江戸のベストアングル」
会期 2026年9月29日(火)〜12月20日(日)
会場 東京国立博物館 本館A室(東京都台東区上野公園13-9)
開館時間 9:30〜17:00(金・土曜と11月1日・2日・22日は20:00まで)。入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日、11月24日(火)、12月15日(火)。11月2日(月)・23日(月・祝)は開館
観覧料 一般1,500円、大学生500円(当日券のみ)
高校生以下・満18歳未満・満70歳以上、障害者とその介護者1名は無料
予約 不要(混雑時は入場を待つ場合あり)

出典:東京国立博物館「歌川広重 江戸のベストアングル」

無料の対象になる人は、年齢がわかるもの(生徒手帳、健康保険証、運転免許証など)を入館時に見せます。チケットで、その日に限り東博コレクション展(平常展)も見られます。

3期の展示と入れ替えの日程

期ごとに展示作品がすべて入れ替わります。三大シリーズを中心に、風景画と花鳥画の名作も並びます。

期 期間 中心になるシリーズ
1期 9月29日(火)〜10月25日(日)(終了) 東海道五拾三次
2期 10月27日(火)〜11月23日(月・祝) 木曽海道六拾九次
3期 11月25日(水)〜12月20日(日) 名所江戸百景

2期と3期の間の11月24日(火)は休館日なので、2期の最終日は祝日の11月23日です。作品リストは紙で配られず、公式ページからダウンロードする形式です。

2期を見た人の投稿では、「木曽海道六拾九次」は渓斎英泉と広重が分担して描いたシリーズで、二人の道中画を見比べられる点や、「岐阻街道 鴻巣 吹上富士遠望」に描かれた人物を挙げる声がありました(いずれも10月28日の投稿)。3期の「名所江戸百景」には、吉原の座敷の窓から酉の市へ向かう行列を望む「浅草田甫酉の町詣」が含まれます。今年の浅草の酉の市は11月7日・19日なので、3期の開幕は酉の市が終わったあとです。

朝焼けの日本橋を大名行列の先頭が渡り、手前で魚売りたちが道を空ける様子を描いた浮世絵
歌川広重「東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景」。1期に展示されたシリーズと同じ図柄で、写真は別の摺りです(出典:メトロポリタン美術館、CC0)

東博で初めての本格的な広重展

静岡県出身の蒐集家・内山晋(1893〜1980)が集めた浮世絵1,025点を東博が受贈したことを記念する展示です。内山は学生時代に故郷の江尻清水湊を描いた広重作品を手にしたことから蒐集を始め、広重を中心に保存状態のよい作品を集めました。東博では初めての本格的な広重展で、会場には広重作品の色を大型モニターで見る超高精細映像のコーナーもあります。

協賛のAirbnbナビは、広重展の来場者限定でスマホ壁紙を無料で配ると告知しています(Airbnbナビ公式X、10月28日)。受け取り方は、10月29日時点で投稿の本文からは確認できません。

図録『歌川広重 江戸のベストアングル 内山晋コレクション』(東京美術)は税込5,940円です。本館1階・正門プラザ・東洋館1階のミュージアムショップで買うと、会場限定のクリアカードが付きます。

チケットの買い方と割引

  • 当日券は正門のチケット売り場(窓口)か、オンラインのアソビュー!で買えます。ほかのプレイガイドでの販売はありません。
  • アソビュー!で当日の一般券を買うと100円引き(1,400円)です。
  • 会期中に本展の使用済みチケットを見せると、一般観覧料が1回だけ100円引きになります(リピーター割引)。2期・3期と続けて来る人向けです。
  • 1〜3期をまとめた「お得な3枚セット券」(3,600円)は9月28日で販売を終えています。
  • 東京国立博物館キャンパスメンバーズ会員校の学生は無料です。

出典:東京国立博物館「歌川広重 江戸のベストアングル」

平成館で開かれている特別展「大徳寺」(12月6日まで)とは観覧料が別に設定されています。大徳寺展のチケットで見られるのは大徳寺展と東博コレクション展です。大徳寺展は11月30日(月)も特別に開館しますが、広重展の公式ページでは11月30日は開館日に含まれておらず、月曜休館の扱いです。

夜間開館とアクセス

金曜・土曜は20時まで開いています。2期の残りの夜間開館日は10月30日(金)・31日(土)、11月1日(日)・2日(月)、6日(金)・7日(土)、13日(金)・14日(土)、20日(金)・21日(土)・22日(日)です。

JRなら上野駅の公園口か鶯谷駅の南口から歩いて10分です。東京メトロの上野駅・根津駅と京成上野駅からは15分ほど。本館の1階にはミュージアムショップがあり、食事は東京国立博物館のレストラン「THE RESTAURANT」で取れます。

参照した公式情報

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