Event Overview
会場のそばを流れる平蔵川。川廻しでできた里山の原風景が広がる(出典:いちはらまちサポ) 市原市の南、養老渓谷に…
- 2026/8/14 18:00 - 2026/8/14 21:00
- 集い広場へいさん(旧・平三小学校)
- 入場無料(模擬店あり)

市原市の南、養老渓谷にほど近い平蔵(へいぞう)という里山の集落に、2016年に閉校した小学校がある。その校庭に一夜だけ灯りがともるのが「へいさん大納涼大会」だ。2026年は8月14日(金)に開かれる。市原市の夏祭りをまとめた地域メディアでも「里山の中にある会場で、地域住民が中心となって運営する手作り感のある納涼祭」と紹介される催しで、大きな観光イベントとは違う、身近であたたかい賑わいがある。
開催の概要
| 名称 | へいさん大納涼大会 |
|---|---|
| 日程 | 2026年8月14日(金)※お盆期間の平日 |
| 時間 | 開場17:00/開会式18:00 |
| 会場 | 集い広場へいさん(旧・平三小学校)/市原市平蔵808 |
| 料金 | 入場無料(模擬店あり) |
| 主催 | 『集い広場へいさん』実行委員会 |
| 荒天時 | 雨天中止 |
廃校になった小学校が会場
会場の「集い広場へいさん」は、もとは平三小学校だった。明治9年(1876年)の創立で、140年以上ものあいだ地域の子どもたちが通ったが、少子化が進み、最後の在校児童6名を送り出して2016年3月に閉校した。校舎を惜しむ住民の「残したい」という声から、2017年に維持管理の組織が立ち上がり、2019年に交流拠点として生まれ変わった。地区の住民全員が会員という、めずらしい運営の仕方をしている。この校庭が納涼大会の舞台だ。
校庭の下を流れる平蔵川と川廻しの里山
会場の魅力は、その周りの里山の景色にもある。校庭のすぐ下を平蔵川が流れ、両岸には江戸から明治にかけての「川廻し」でできた崖や、岩盤を手で掘り抜いた素掘りのトンネルが残る。川廻しは、川の流れを人の手で付け替えて農地を得た房総ならではの土木で、そのあとに独特の地形が生まれた。納涼大会の前後に少し足をのばせば、こうした珍しい景観を歩いて楽しめる。

当日の楽しみ方
開場は夕方17時、開会式は18時から。飲食の出店が並ぶ納涼大会で、地元の人たちが料理やドリンクを用意する。元・小学校のグラウンドなので場所が広く、子ども連れでものんびり過ごせる。里山の夜は虫が多いので、虫よけとタオル、足元を照らす懐中電灯があると安心だ。盆踊りやステージなど当日のくわしいプログラムは公式サイトや公式インスタグラム(@tudoiheisan)で告知されるので、出かける前に確かめておきたい。
集い広場へいさんは、この納涼大会だけの場所ではない。毎月第1土曜には地元の野菜やクラフトが並ぶ「里山市」が開かれ、抽選会やステージでにぎわう。夏休みの期間には、校庭の下を流れる平蔵川で遊べる「川体験」も開かれていて、1人200円、貸し竿は1本500円で釣りや水遊びが楽しめる。校舎の窯で作陶する同好会があったり、児童が作ったレリーフが渡り廊下に残っていたりと、学校だったころの記憶があちこちに息づいている。納涼大会は、そんな場所に地域の人が一堂に集まる、一年で一番にぎやかな夜だ。
アクセスと駐車場
会場は里山の中にあり、公共交通だけで行くのは少しハードルが高い。最寄りは小湊鉄道の上総牛久駅だが駅からは離れているため、基本は車になる。圏央道の市原鶴舞ICから国道297号沿いに向かうルートが分かりやすい。無料の駐車場は普通車30台ほどと限りがあるので、早めに着いておくと安心だ。当日は地区内のバス運行も予定されている。細い里山の道を通るため、夜間の運転は速度を落として進みたい。
足をのばして里山めぐり
平蔵のある市原市南部は、里山の見どころが多い。紅葉と渓谷、温泉で知られる養老渓谷、地質年代「チバニアン」の由来になった田淵の地層、里山をコトコト走る小湊鉄道。納涼大会に合わせて、こうしたスポットをめぐる里山ドライブやローカル線の旅を組んでみるのもいい。
雨天のときは中止
屋外の里山開催のため、公式には「雨天中止」と告知されている。順延の日は設けられていないので、天気が崩れそうなときは、当日に公式サイトや公式インスタグラム(@tudoiheisan)で開催の有無を確認してから向かうのがおすすめだ。
- 開催期間
- 2026/8/14 18:00 - 2026/8/14 21:00
- 住所
- 千葉県市原市平蔵808
- 主催者
- 『集い広場へいさん』実行委員会
- 料金
- 入場無料(模擬店あり)
- 状態
- 開催予定
