Event Overview
特別企画「伝統の朝顔」の告知画像。ふつうの朝顔とは似ても似つかない「変化朝顔」が並ぶ(出典:国立歴史民俗博物館…
- 2026/8/5 09:30 - 2026/8/30 16:30
- 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
- 大学生以上200円、高校生以下無料

朝顔と聞いて思い浮かべるのは、あの丸いラッパ形の花だろう。ところが、花びらがちぢれたり、八重に重なったり、とても朝顔には見えない朝顔がある。「変化朝顔(へんかあさがお)」と呼ばれる江戸園芸の世界だ。佐倉市の国立歴史民俗博物館・くらしの植物苑では、この変化朝顔を集めた特別企画「伝統の朝顔」が2026年8月5日から30日まで開かれる。入苑料はたったの200円だ。
「朝顔に見えない朝顔」変化朝顔とは
変化朝顔は、突然変異でさまざまな姿に変わった朝顔を、江戸時代の人々が競って育てたことから広まった園芸文化だ。花びらが細く裂けたもの、牡丹のように何重にも重なったもの、葉の形まで変わったものなど、その姿はふつうの朝顔の常識をくつがえす。歴博の植物苑では、こうした変わり咲きの朝顔を毎年夏に育てて公開している。展示される鉢はおよそ100種・700鉢という規模で、この企画は1999年から20年以上続く夏の恒例になっている。花だけでなく葉の形や色まで一株ずつ違うので、名札を見ながら歩くだけでも発見が多い。
会期と開苑時間 ― 見頃は朝いちばん
朝顔の花は朝に開いて昼にはしぼんでしまう。そのため、いちばんきれいな姿を見るなら開苑直後の午前中がいい。植物苑は9時半に開くので、朝の涼しい時間に合わせて行くと、花も元気で暑さも和らぐ。会期や休苑日は下の表にまとめた。
| 企画名 | くらしの植物苑特別企画「伝統の朝顔」 |
|---|---|
| 会期 | 2026年8月5日(水)〜8月30日(日) |
| 開苑時間 | 9:30〜16:30(入苑は16:00まで) |
| 休苑日 | 毎週月曜(祝日は開苑し翌平日休苑) |
| 会場 | 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑(千葉県佐倉市城内町117) |
| 入苑料 | 大学生以上200円(団体20人以上100円)/高校生以下無料 |
| 主催 | 国立歴史民俗博物館 |

200円で楽しめるコスパの良さ
この企画のうれしいところは、入苑料が大学生以上200円、高校生以下は無料という点だ。20人以上の団体なら100円になる。植物苑は歴博の本館とは別の入り口で、朝顔だけをさっと見て回ることもできる。夏休みの朝、涼しいうちに親子で立ち寄って、江戸の園芸に触れる時間にちょうどいい。
夏休みの自由研究にもぴったり
変化朝顔は、なぜふつうの朝顔と違う姿になるのかという遺伝のしくみそのものが観察テーマになる。種が採れない変異も多く、それをどうやって毎年育て継いでいるのか、という点も面白い。実物を見てスケッチしたり、系統ごとの花や葉の違いを記録したりすれば、そのまま夏休みの自由研究にまとまる。植物苑では毎年、専門家による解説会や名前を読み解く手引きも用意されるので、子どもと一緒に「これは何咲きだろう」と当てながら回るのも楽しい。
会場・アクセスと佐倉城址公園
くらしの植物苑は、京成佐倉駅・JR佐倉駅からバスやタクシーで行ける佐倉城址公園の一角にある。歴博の本館は日本史を通してたどれる大規模な展示で知られ、時間があれば本館とセットで回るのもいい。城址公園は緑が濃く散策路も続くが、真夏は木陰でも暑いので、飲み物と帽子を持って朝のうちに回ると無理がない。
SNSの声
20年以上通うという来場者が「毎年ながら、今年も結構楽しめた」と満足を綴るなど、リピーターに支持される展示だという声がある。「変化朝顔って“朝顔に見えない朝顔”」という驚きを語る投稿も見られ、二重咲きや獅子咲き、葉や色の変異など、系統ごとの多彩さに魅了される人が多い。
がくだけの「無弁花(むべんか)」や、この苑で見つかった「獅子咲き」の系統など、研究成果としての珍種に関心を寄せる旅行記もある。見頃が午前に限られることから「朝の清々しい時間に見るのがいい」という楽しみ方も紹介されている。「歴博で買った朝顔の苗が初めて花を咲かせた」という投稿もあり、見るだけでなく自分で育てる楽しみにつなげている人もいるようだ。歴博のミュージアムショップには朝顔図譜をデザインしたグッズも並ぶ。
江戸の人々が夢中になった「朝顔に見えない朝顔」。朝の涼しいうちに植物苑をひと回りすれば、朝顔の見方が少し変わるはずだ。
- 開催期間
- 2026/8/5 09:30 - 2026/8/30 16:30
- 住所
- 千葉県佐倉市城内町117
- 主催者
- 国立歴史民俗博物館
- 料金
- 大学生以上200円、高校生以下無料
- 状態
- 開催予定