千葉神社(千葉市中央区院内1-16-1)は、JR・京成の千葉駅から歩いて10〜15分、千葉都市モノレールの葭川公園駅のすぐそばにある「妙見本宮」です。北極星と北斗七星の神である妙見様を祀り、厄除開運と八方除で知られています。境内に入れるのは朝6時から夕方18時までで、夜間は立ち入りができません。祈願の受付は15時30分で締め切られ、無料の駐車場もありません。何時までに着くか、車ならどこに停めるかを先に決めておくと慌てずに済みます。

時間は「開門」と「受付」で三つに分かれる
千葉神社は境内に入れる時間と、窓口が開いている時間がそれぞれ決まっています。
| 項目 | 時間 |
|---|---|
| 開門(境内に入れる時間) | 6時〜18時。夜間は立ち入り不可 |
| 御祈願の受付 | 9時〜15時30分 |
| お札・お守りの授与 | 9時〜17時 |
| 御朱印の墨書 | 9時〜17時(早朝・夕方は対応なし) |
朝6時から参拝はできますが、お守りや御朱印は9時を待つことになります。逆に夕方は、17時を過ぎると参拝しかできません。初詣、節分、夏の例祭、11月のお酉さまの日だけは開門時間が変わります。
祈願は30分おきの合同で、予約はいらない
祈願は定時制で、30分間隔で行われます。それぞれの回に申し込んだ人がまとめて受ける合同祈願で、所要は15〜20分。事前の予約は基本的に不要で、当日受付で申し込みます。予約が必要になるのは、七五三などで神社の衣裳着付を頼む場合と、法人が単独で祈願を受けたい場合だけです。
注意したいのは締め切りの早さです。各回は開始の10分前で締め切り、呼び出しは5分前にロビーで行われます。境内にいると呼び出しが聞こえないので、申し込んだら屋外に出ても定刻の10分前には戻ります。初穂料は現金のみで、クレジットカードや電子マネーは使えません。祈願中の撮影と録音は一切禁止です。公式サイトから事前に仮登録しておくと、当日の申込書の記入を省けます。
八方除では、家や工事について神前で祈願を受けると、自宅で自分でお祓いをするための祓具が渡されます。神社は米・酒・塩・水を各1合ずつ持参するよう勧めていて、水は祈願後に境内の御神水を汲む形です。御祈祷料は祓具の分も含めて家長7,000円、商店1万円、法人2万円からです。
無料駐車場はなく、周辺の有料駐車場を使う
千葉神社には無料の駐車場がありません。神社の案内では、近隣の有料駐車場が徒歩5分圏内に約500台、徒歩10分圏内に約1,000台あります。車の場合、最寄りの穴川インターチェンジから約4.5km、10分ほどです。
例外が車のお祓いです。車祓は予約不要で、9時から15時30分のあいだに国道126号沿いの乗り入れ口1か所から境内へ車ごと入ります。柵の手前で停めて社務所(043-224-2211)へ電話すると、職員が車祓所まで誘導します。ただし2026年12月28日から2027年1月12日までは乗り入れができず、本人だけが社殿で祈願を受けて祓具で自分の車を祓う形になります。総重量20トン以上の特殊車両は、境内が石畳になったため通年で乗り入れできません。SNSでの口コミでは、9月の大雨のあと、水につかった車の車祓いをしている様子を見たという投稿がありました。
電車なら、千葉駅の東口から駅前大通りを500mほど直進し、川を渡ってモノレールの下をくぐった先で、りそな銀行と中央公園の間の道を400mほど進むと通町公園に出ます。公園の左奥が神社です。モノレールなら葭川公園駅が最寄りです。路線バスは千葉駅東口6番乗り場から千葉内陸バスで「院内町」下車ですが、1時間に0〜1本で、時間帯によっては神社前を通らない便もあります。SNSでの口コミでは、栄町駅から歩くより葭川公園駅からのほうが歩きやすいという声がありました。
11月のお酉さまは7日と19日、閉門が19時に延びる
これから先の行事でいちばん近いのが、11月の酉の日の「お酉さま」です。2026年は二日あります。
| 日付 | 区分 | 閉門 |
|---|---|---|
| 11月7日(土) | 一の酉 | 19時(通常は18時) |
| 11月19日(木) | 二の酉 | 19時(通常は18時) |
この二日だけ閉門が1時間延び、熊手などの縁起物が頒布されます。神社によれば近年は熊手を受ける人が増えていて、とくに大きなサイズに人気があるため、早めに来るよう勧めています。
千葉神社が「酉の市」ではなく「お酉さま」と呼ぶのには理由があります。露店が主体の他の社寺の酉の市と違い、神社自身が熊手を直接頒布する形式だからです。浅草の鷲神社や長國寺に祀られる「鷲妙見」は千葉神社の北辰妙見から分かれたとされ、相殿に祀る日本武尊が白鳥となって北天(妙見様のもと)へ旅立った伝説から、酉の日が願いの届く日と考えられてきた、と神社は説明しています。浅草の一の酉・二の酉も同じ11月7日と19日です。
七五三は11月の土日祝が別の動きになる
七五三は四季を問わず受けられますが、秋の混雑期は流れが変わります。神社の外で着付けをして行く場合、予約は不要で、9時から15時30分までの当日受付です。ふだんは建物内のロビーで待てますが、11月の土日祝日は屋外の臨時窓口で受付し、待ち合わせも屋外の待機所になります。館内に入れる人数が制限されるためです。
混雑日は上下二つの拝殿で15分間隔の交互に祈願を行い、ロビーでの待ち時間は最長25分ほど。玄関を入るときに1階と2階のどちらのお宮かが決まり、車いすなどの事情があれば「1階希望」と申し出られます。記念写真は祈願を受けた人だけが撮れる仕組みで、秋はスタジオを3か所に増やしても長く待つことがあります。神社で衣裳を借りる場合は完全予約制で、着付けとメイクに90〜150分かかります。
二階建ての社殿と、触れて願う柱
いまの社殿は平成2年(1990年)の造営で、上下に二つの拝殿をもつ日本初の重層社殿です。昭和20年7月7日の七夕空襲で、千葉神社は手水舎を残してすべて焼けました。手水石には宝暦5年(1755年)の銘があり、空襲を生き延びた数少ない古いものです。SNSでの口コミでは、1階で手を合わせてから2階へ上がると太鼓が鳴った、2階の神鏡に自分の姿が映る、といった体験が語られています。
手前の楼門「尊星殿」は平成10年の竣工で、門と社殿を一体にした造りです。中央の福徳殿には八角形に八つの星宮が配され、方位や十二支をそれぞれ守っています。SNSでは、干支ごとの柱でお賽銭を入れて祈願できるのが面白い、という投稿がありました。両脇の日天楼と月天楼には「心の御柱」が立ち、東の陽明柱は生活の加護、西の光輝柱は身体の加護をいただくために、心を鎮めて手で触れる柱とされています。

御神水は一人2リットルまで
境内の「妙見延寿の井」は一願成就の霊泉として知られ、九星気学で吉方にあたる人が関東各地から「お水取り」に来ます。汲めるのは開門時間内だけで、夜間は止水されます。量は一人1本、2リットルまでです。SNSでは、持ち帰った御神水でコーヒーを淹れたという投稿もありました。池の周りは木が多く、夏から初秋は蚊に悩まされたという声もあるので、虫よけがあると安心です。この水が流れ込む妙見池には朱塗りの「ねがい橋・かない橋」が架かり、池の周りは初宮や七五三、成人式の記念撮影の場所にもなっています。
御朱印は500円、正月前後は持参帳に書いてもらえない
御朱印の浄書は500円、千葉神社の御朱印帳は1種類のみで1,500円です。参拝の証という考えから郵送での頒布は行っていません。境内の摂社・千葉天神の御朱印も別に頒布されています。
気をつけたいのは年末年始です。令和7年末から令和8年にかけての対応では、12月22日から2月3日まで、持参した御朱印帳への浄書(預かり)は休止され、書き置きの半紙と、神社の御朱印帳を新しく受けた場合の白紙帳面のみの頒布でした。この期間の書き置きは日付が「十二月吉日」「一月(二月)吉日」の形になります。手持ちの御朱印帳に書いてほしい人は、12月21日までか2月4日以降に行くことになります。
2026年は妙見大祭が第900回を迎え、その記念の切り絵御朱印を受けた人の投稿も多く見られました。
受験の時期は千葉天神へ
境内の西側にある摂社・千葉天神は、寿永元年(1182年)に勧請された菅原道真公の社で、千葉県内最大の天神様とされています。旧本殿を移した社殿で受験合格の祈願を専門に行い、10月から2月ごろに昇殿する子どもが増えます。神紋の月星にちなむ「ツキを呼び、勝(星)を拾う」の言葉でも知られます。天神様には三つの特殊神事があります。
| 神事 | 時期 |
|---|---|
| 通りぬけ神事 | 12月の土日と、1月の三連休(成人の日を含む)の計5日間 |
| うそかえ神事 | 1月25日の朝9時半から2月3日まで授与 |
| 智の輪くぐり神事 | 3月25日から4月15日ごろ |
木彫りの鷽を受けるうそかえ神事は、どの神社でも行列ができやすいものですが、SNSでの口コミでは千葉神社は1時間ほどで受けられたという声がありました。
年間の祭事
| 時期 | 行事 |
|---|---|
| 1月1日〜3日 | 初詣(三が日に約70万人が参詣) |
| 2月3日 | 節分祭 |
| 4月13日前後 | 十三詣 |
| 5月25日 | 神恩祭 |
| 6月30日 | 夏越大祓式 |
| 7月7日 | 七夕祭 |
| 8月16日〜22日 | 例祭・妙見大祭 |
| 11月の酉の日 | お酉さま(2026年は7日・19日) |
| 12月28日 | 納めの妙見(月詣の願掛符を忌火にくべる焼納神事。誰でも参列可) |
| 12月31日 | 年越大祓式 |
厄年は数え年の「三年詣り」の厄年のほかに、九星気学で見る「星祭厄年」があるのが千葉神社の特徴です。2026年に中宮へ入って大厄の「八方塞がり」にあたるのは一白水星の人で、公式サイトに生年の一覧が載っています。1月1日から2月3日生まれの人は一覧の生年とずれるので、自分の九星を先に確かめてください。
1000年の寺から、900回目の大祭へ
千葉神社の始まりは、長保2年(1000年)に千葉氏が開いた「北斗山金剛授寺」です。大治2年(1127年)に妙見様の御分霊を神輿に乗せて亥鼻城の麓へ向かう妙見大祭が始まり、以来一度も休まずに続いて、2026年8月に第900回を迎えました。源頼朝や日蓮上人、徳川家康も崇敬し、江戸時代には「千葉の妙見寺」と呼ばれていました。明治2年(1869年)の神仏分離のとき、神輿渡御が神社の様式だったことから、祭りを絶やさないために「千葉神社」と改めて神社になっています。
千葉氏と妙見信仰の歴史を作品で見たいなら、千葉市美術館(中央区中央)の千葉開府900年記念特別展「月と星と―美術がつなぐとき」が2026年9月16日から11月23日まで開かれています。千葉氏の守護神・妙見への信仰を扱った作品も並び、一般1,500円、高校生以下は無料です。SNSでの口コミでは、千葉神社の境内で見た星と月の紋の意味がこの展示でわかった、という感想がありました。月曜休館(祝日の場合は開館)なので、参拝と合わせるなら曜日に気をつけてください。
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確認先
開門と受付の時間、御朱印は千葉神社の公式サイトと御朱印のページ、祈願の流れは申込から御祈願までの流れ、駐車場と車祓はお車でのアクセスと車祓交通安全祈願、お酉さまはお酉さまのページ、特別展は千葉市美術館の展覧会ページによります。御朱印の年末年始の対応は年ごとに表が出し直されます。年末に手持ちの御朱印帳を持っていくなら、12月に公開される当年の一覧で休止期間を確かめておくと確実です。
写真:Zairon(社殿・神橋/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0)
営業中
- ジャンル
- 神社
- 住所
- 千葉県千葉市中央区院内1-16-1
- 営業時間
- 開門6時〜18時(夜間は立ち入り不可)。御祈願受付9時〜15時30分、お札・お守り9時〜17時、御朱印9時〜17時。初詣・節分・例祭・お酉さま(閉門19時)は時間が変わる
- 休業日
- なし
- 駐車場
- 無料駐車場なし。近隣の有料駐車場が徒歩5分圏内に約500台、10分圏内に約1,000台。車祓は9時〜15時30分に国道126号沿いの入口から境内へ乗り入れ(2026年12月28日〜2027年1月12日は乗り入れ不可)
- 対象年齢
- 年齢の制限はなし
- 料金
- 参拝無料。御朱印500円、御朱印帳1,500円。家・工事の神前祈願は祓具込みで家長7,000円・商店1万円・法人2万円から
- 子連れ
情報確認日: 2026-10-02
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