Event Overview
48年目で初めて7月から9月へ。柏まつり2026は9月19日・20日開催。20日夕方には3000人で盆踊りの日本記録に挑む。
- 2026/9/19 13:00 - 2026/9/20 19:00
- 柏駅東西中心街周辺
- 無料
柏まつりは7月の祭りだった。1978年の第1回から、ずっとそうだった。それが46回目にして変わる。第46回柏まつりは2026年9月19日(土)・20日(日)の開催。例年より2か月遅い。そして20日の夕方、柏駅の東西で3,000人が同時に踊り、日本記録に挑む。

「来週やるのか?と思ったら9月に変更されてて神過ぎる」
柏市が開催時期の変更を報道発表したのは2026年2月6日。理由は明快で、記録的な酷暑によって来場者や関係者の熱中症リスクが高まっている、というものだ。市は「より安全で快適な環境を確保できる時期として、9月下旬の開催が適当」と判断したと説明している。県内最大級の夏のイベントで開催時期が動くのは、これが初めてになる。
問題は、その周知がまだ行き渡っていないことだ。7月末のXには「柏祭来週やるのか?って思ったら熱中症対策で9月に変更されてて神過ぎる」という投稿があった。危うく空振りするところだった人が実在している。「今年柏祭り9月だもんな だいたい7月下旬あたりだったけど」「猛暑で柏まつり9月に変更になったみたい」と、8月に入ってから気づいた投稿が続いている。地元では「例年は土日が柏まつりで月〜水が旅行、木曜に手伝い」という夏の型が崩れ、今年は間延びして感じられたという声も出ていた。
そして、移動そのものへの懸念もある。「9月といえば、台風と長雨のシーズン…最近は10月のはじめまで、雨が多い感じがする…猛暑対策なのはわかるけど…ウ〜ン、柏まつりは今年から、9月に変更された…さてどうなるかな」。熱中症を避けた先に待っているのが台風シーズンだ、という指摘で、これは的を射ている。公式は小雨決行としているが、内容によっては中止・変更もありうると添えている。前日と当日朝に公式サイトを見ておく。
| まつり名 | 第46回 柏まつり 2026 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年9月19日(土)・20日(日) |
| 時間 | 13:00〜19:00 |
| 会場 | 柏駅東西中心街周辺(JR・東武アーバンパークライン柏駅) |
| 交通規制 | 両日 12:00〜20:00 |
| 料金 | 無料 |
| 雨天時 | 小雨決行(内容により中止・変更あり) |
| 主催 | 柏まつり実行委員会 |
| 問い合わせ | 柏市地域コミュニティ課 04-7167-1126/柏商工会議所 04-7162-3315 |
| 公式サイト | https://kashiwa-matsuri.jp/ |
目玉は9月20日17時、柏おどりで日本記録に挑む
公式サイトが8月3日に出したばかりの告知が、今年いちばんのニュースだ。柏おどりで「和踊による盆踊り日本記録」の更新に挑む。募集人数は3,000名で先着。内訳まで公表されていて、柏駅西口が1,166名、東口が1,834名となっている。
本番は9月20日(日)の17時から18時。前日の19日は同じ時間帯にプレイベントが行われる。会場は西口がバスロータリーとステージ周辺、東口がサンサン通りとハウディモール。つまり駅の両側を丸ごと踊りの輪が埋める。参加には条件があり、当日その時間に会場にいられること、そして事前に動画で練習して柏おどりを和踊で踊れることが求められる。申し込みは公式サイトのフォームから、9月中旬までの先着順だ。

ここで気をつけたいのが、柏市民なら誰でも踊れるわけではないという点だ。記録挑戦の告知が出たあと、Xには「柏祭りの一つの名物 柏踊りだけど 市民の全員が踊れるって嘘だよ」という投稿があった。実際、参加条件にも事前に動画で練習することが明記されている。踊れる前提で当日ふらりと行くのではなく、動画を1回さらってから向かうのが現実的だ。
あわせて「おどりーど隊」も募集している。柏おどりや輪踊りの先頭に立って、通りすがりの人が輪に入りやすい空気をつくるチームだ。友人同士でも会社仲間でも親子でも、ひとりでも参加できる。集合は両日とも16時30分、柏駅西口の「おどりんく」。事前練習会にチームから1名は必ず出ること、というのが条件で、申し込みは8月31日(月)まで。踊りを見るだけでなく中に入りたいなら、こちらのほうがハードルは低い。
柏おどりは盆踊りが源流。ねぶたはもう走らない
柏おどりは、柏の地で長く親しまれてきた盆踊りをルーツに持つと公式サイトは説明する。地域の夏祭りとともに踊り継がれ、商店会や学校も輪に加わって、いまではまつりの中心プログラムになった。近年は伝統の振り付けを守りつつ、新しいアレンジを取り入れた演舞も生まれている。
一方で、かつての名物がすべて残っているわけではない。1994年から2023年まで西口を練り歩いた「柏ねぶた」は、本場青森のねぶた名人・千葉作龍氏が手がけた大型ねぶただったが、いまは運行されていない。柏おどりパレードやコンテストも2019年で幕を閉じた。2020年から2022年は3年続けて中止でもあった。今回の9月移動も、続けるための変更だと考えると腑に落ちる。
12時から20時まで、車はどこにも停められない
柏市が明記している注意点がひとつある。交通規制は両日とも正午から午後8時。この時間帯は「有料コインパーキングをはじめ、各施設内駐車場等への車両の入出庫や搬出入作業は一切できなくなります」。コインパーキングに入れないだけでなく、すでに停めてある車も出せない。買い物のついでに、という発想は捨てるしかない。
バスで来る人も注意がいる。日本記録挑戦の会場が「柏駅西口(バスロータリー・ステージ周辺)」と公表されている以上、西口ロータリーは車両の空間ではなくなる。実際「例年駅周辺は歩行者天国になるんで当然駅のバス乗場も閉鎖」という投稿もあった。バス利用者は当日の乗り場変更を必ず確認しておきたい。素直に電車で柏駅に降りるのが確実だ。規制範囲は例年から変更される予定で、詳細は後日発表される。
ステージは駅前だけではない。商店会ごとに立つ
公式が挙げているステージは東口・西口・サンサン通りの3か所だが、実際に動いているのはそれだけではない。出演するバンド側の告知を追うと、9月19日15時30分から「柏駅西口あさひ通り商店会 郵便局前ステージ」に立つという投稿があり、観覧は無料と書かれている。20日は13時からトップバッターで演奏する、という告知も出ていた。つまり商店会ごとに小さなステージが点在し、13時の開始直後から音が鳴っている。
目当ての出演者がいるなら、公式サイトのタイムテーブルより出演者自身のSNS告知を追うほうが早い。場所の書き方も具体的だ。
屋台は商店会経由。個人出店は募集していない
出店については実行委員会が7月7日に明確な告知を出している。2026年の柏まつりでは、一般の個人・事業者を対象とした出店者募集を行っていない。出店は原則として、まつりに参加する商店会・団体を通じて行われる。実行委員会は申込の受付も場所の提供も、商店会への取り次ぎもしないと明記している。出したい側にとっては厳しい話だが、裏を返せば通りに並ぶのは地元の商店会と団体の店ばかりということになる。
9月の柏は夜が涼しい。上着を1枚
13時から19時までの6時間。9月下旬の柏は日中こそまだ汗ばむが、日が落ちる17時半すぎから空気が変わる。記録挑戦もおどりーど隊も17時開始なので、いちばん人が集まる時間帯はすでに夕方だ。7月の柏まつりの感覚で薄着のまま出かけると、19時の終了時には肌寒く感じる。羽織るものを1枚、鞄に入れておく。熱中症を避けるための9月移動が、今度は逆の備えを要求してくる。
そして人出は減らないと見ておいたほうがいい。「柏まつり、70万人の数字は嘘じゃないのを この間知った」という投稿がある。実際に人波に飲まれた人の実感だ。会場の柏駅前は道幅が広いわけではなく、そこに2日間で70万人が入れ替わり立ち替わり流れ込む。同行者とは、はぐれたときの集合場所を先に決めておく。それだけで当日の消耗がかなり減る。
- 開催期間
- 2026/9/19 13:00 - 2026/9/20 19:00
- 開催場所
- 柏駅東西中心街周辺
- 住所
- 千葉県柏市柏一丁目
- 主催者
- 柏まつり実行委員会
- 料金
- 無料
- 状態
- 開催予定