【我孫子】竹内神社例大祭2026は9月19日〜21日、台風25号で20・21日は縮小・変更も|初日の宮出しは10時30分、53段の石段を降りる

竹内神社の石鳥居。しめ縄が張られた鳥居の奥に石段が上へ続き、左に狛犬、右に「竹内神社」と刻まれた社号標が立つ。鳥居の両脇には「厄除祈願」と朱書きされた白いのぼりが2本はためいている

千葉県 9月19日(土)のイベント

我孫子市布佐の竹内神社例大祭は2026年9月19日(土)〜21日(月・敬老の日)。祭礼公式サイトは台風25号の接近で9月20日〜21日は荒天が予想され、祭礼の一部スケジュールを縮小・変更する場合があると告知しています。市指定無形民俗文化財で、初日は神輿が53段の石段を降りる宮出しが見どころ。公式が9月6日に当年の巡行日程へ更新し、宮出しは10時30分、連合渡御は11時15分から14時30分へ前倒しになりました。最終日21時の丁跨と22時の花火までの時刻を整理しています。

  • 2026/9/19 10:30 - 2026/9/21 22:00
  • 竹内神社および布佐町内全域
  • 観覧自由(料金の案内なし)
竹内神社の石鳥居。しめ縄が張られた鳥居の奥に石段が上へ続き、左に狛犬、右に「竹内神社」と刻まれた社号標が立つ。鳥居の両脇には「厄除祈願」と朱書きされた白いのぼりが2本はためいている
竹内神社の入口。鳥居の奥に続くこの石段を、初日の神輿が降りてくる(出典:ウィキメディア・コモンズ/撮影 小石川人晃、CC BY-SA 4.0。写真は3月の平日で祭礼当日ではない)

我孫子市布佐の氏神、竹内神社の例大祭が2026年9月19日(土)から21日(月・敬老の日)までの3日間ある。我孫子市の指定無形民俗文化財で、市内の祭礼としては最も盛大とされる。初日の見どころは、神輿が53段の急な石段を降りてくる「宮出し」だ。

目次

公式が「一部スケジュールを縮小・変更」の可能性を告知した

祭礼公式サイトは、台風25号についてこう書いている。「★台風25号が接近しており、9/20〜21には荒天が予想されます。当番町の役員・若役では対策を協議していますが、祭礼参加者の安全確保のために、祭礼の一部スケジュールを縮小・変更せざるを得ない場合が考えられます。変更点については随時このサイトでお知らせしますので、どうぞご注視ください」。中止とは書かれていないが、3日間のうち後半2日は予定どおりに進まない前提で考えたほうがいい。

気象庁が9月19日9時50分に発表した情報では、大型の台風25号(ドゥージェン)は父島の西南西約250kmにあり、中心気圧975hPa・最大風速30m/s。20日9時に970hPa・35m/sの「強い」勢力となり、21日9時には八丈島の西南西約230kmへ進む予報だ。千葉県北西部の天気予報(9月19日5時発表)は、20日が「雨 所により 雷を伴い 激しく 降る」で降水確率80〜90%、21日も県全体で80%になっている。

日程の中身を見ると、影響の出方が日ごとに違う。20日は9時から19時までの山車巡行と、19時30分からの山車競演。21日は11時の式典から始まり、19時30分の山車競演、21時の丁跨、22時の花火と、夜へ向かって山場が積み上がる構成だ。いちばん人が集まる最終日の夜が、台風の通過にいちばん近い。山車は木造の曳きもので舞台の上で踊り手が舞うため、雨と風のどちらにも弱い。

一方、初日19日は日中の降水確率が30〜50%で、10時30分の宮出しと連合渡御は雨の谷に入る。3日間のうち1日だけ見るなら、19日がもっとも予定どおりに動く可能性が高い日になる。変更が出れば祭礼公式サイトで告知されるので、出かける前に見ておきたい。

成田線にも20日夕方からの運休予告が出た

JR東日本が2026年9月19日11時02分に出した運行情報では、台風25号の影響で千葉県内の各線に「9月20日(日)夕方頃から21日(月・祝)終日にかけて運転を取りやめる可能性」があるとされている。対象は内房線の君津〜安房鴨川、外房線の誉田〜安房鴨川、総武本線の佐倉〜銚子、成田線の成田〜銚子と成田〜我孫子、久留里線、東金線、鹿島線。京葉線については「20日夕方から21日にかけて遅れや運休が発生する場合」と、やや弱い書き方になっている。

会場の布佐は成田線の成田〜我孫子の区間にあり、この予告の対象に入る。祭りの2日目(20日)と3日目(21日)が、そのまま予告の時間帯と重なる。最終日は21時の丁跨、21時30分の宮入り、22時の花火と夜遅くまで続く構成なので、最後まで見てから成田線で帰る組み立ては前提が崩れる可能性がある。

屋台が出る布佐商興会の「お祭り広場」も布佐駅前の駐車場にある。電車が止まれば、駅前の人の流れも変わる。21日に行くなら、帰りの足を先に確かめてから出かけたい。

開催は9月19日から3日間。9月13日〜15日は前年の日付

検索するときに気をつけたいことがある。「2026年9月13日〜15日」という日程が出てくるが、これは2025年の使い回しで誤りだ。2026年の9月13日は日曜、15日は火曜で祝日ではない。祭礼公式サイトの各日ページには「第1日目(9/19)」「第2日目(9/20)」「第3日目(9/21)」と明記されている。なお神社の「祭典」=神事そのものは毎年9月14日で、神輿や山車が街へ出る「祭礼」が19日からの3日間になる。

開催概要

行事名 竹内神社例大祭(我孫子市指定無形民俗文化財)
開催日 2026年9月19日(土)・20日(日)・21日(月・敬老の日)
会場 竹内神社(我孫子市布佐1220)および布佐町内全域
2026年の当番町 かみ町(上町)
観覧料 料金の案内なし(観覧は自由)
屋台 布佐商興会の「お祭り広場」。布佐駅前の駐車場に出店
駐車場 祭礼用の臨時駐車場はあるが台数に限りあり(公式が公共交通機関を案内)
交通規制 通行止めと片側通行の区間あり。範囲は公式サイトの規制図で確認
荒天時 中止・順延の規定は公表なし
主催 令和8年竹内神社例大祭 当番町・かみ町祭礼役員会

公式が9月6日に当年の日程へ切り替えた。連合渡御は1時間半前倒し

祭礼公式サイトは長らく、時間割について「現在このサイトに記載している祭礼各日の日程・巡行図などは、昨年度の参考例です」と断っていた。この断り書きが外れた。2026年9月6日付で「本年度の神輿・山車などの巡行日程を更新するとともに、当サイトのコンテンツをリニューアルしました」と告知され、各日のページが当年の内容に差し替わっている

変わったのは初日だ。前年基準では神輿渡御の開始が11時30分、連合渡御が12時50分から15時25分だった。当年の初日ページはこうなっている。

時刻 9月19日(土)初日 場所
6:00〜 神輿の組立など祭礼準備 竹内神社境内
10:30〜 神輿渡御式典。5町の子供神輿が順に石段を降りる 竹内神社境内
10:30〜 大人神輿の宮出し。53段の石段を降り、松並木を通って参道入口へ 竹内神社〜参道入口
11:15〜14:30 連合渡御。5町の山車が参道入口に集結し、子供神輿を先頭に一列で町内へ 御仮屋〜布佐町内全域
12:30過ぎ 初の試み「全町合同記念写真」の撮影 旧ナリタヤ駐車場
14:30〜21:00 連合渡御の解散後、各町の山車と神輿が町内を巡る 布佐町内全域

宮出しが1時間、連合渡御の開始が1時間35分早まった計算になる。前年の感覚で正午すぎに布佐駅へ着くと、宮出しも連合渡御の出発も終わっている。石段を降りる神輿を見るなら、10時30分に神社にいる必要がある。

2026年だけの企画も入った。12時30分過ぎ、旧ナリタヤ駐車場で「全町合同記念写真」を撮る。公式が「初の試み」と書いているもので、5町の山車と神輿が一か所に揃う場面が連合渡御の途中に生まれる。連合渡御を追いかけるより、この時間にここで待つほうが確実に全町を見られる。

ひとつ注意がある。公式サイトの「行事日程と見どころ」をまとめたページには、いまも神輿渡御開始11時30分・連合渡御12時50分〜15時25分という前年の時刻が残っている。各日の個別ページのほうが9月6日の更新分なので、時刻はそちらを基準にしたい。最終日の連合渡御も、個別ページが13時15分終了、まとめページが13時20分終了と数分ずれている。

当日用のページも用意された。「神輿現在位置」というページが公式サイトに追加されていて、いまは「表示はしばらくお待ちください」となっている。当日に神輿の居場所が分かる仕組みが動くなら、広い布佐町内で追いかける側にとっては効く。

初日は53段の石段を降りる宮出し

初日の10時30分、神輿が神社を出る。竹内神社の社殿は石段を上がった高台にあり、その53段を担いだまま降りてくるのが「宮出し」だ。天狗の面をつけた猿田彦と、5つの町の高張提灯が先導する。同じ10時30分から始まる式典では、お祓いを受けた5町の子供神輿が順に石段を降りていく。

我孫子市が公開している宮出しの写真では、石段が上から下まで白装束の担ぎ手で埋まり、その中ほどを黒漆に金具の神輿がゆっくり降りてくる。石段の下ではカメラを構えた見物人が待ち構えている。急な石段に人と神輿が詰まるので、下から見上げる場所は早めに押さえておきたい。

石段を降りた行列は、1802年に植えられ県内でも三指に入る長さといわれる松並木の参道を通って、国道356号沿いの参道入口へ出る。11時15分からは5町の山車が参道入口に集まり、子供神輿を先頭に高張提灯・神輿・山車が一列になって町内を練り歩く連合渡御が14時30分まで続く。

最大の見どころは3日目の夜、スーパーの駐車場と参道入口

布佐の祭りで最も人が集まるのは、最終日9月21日の夜だ。19時30分から、ナリタヤ食彩館布佐店の駐車場に全町の山車が集合し、神楽を奉納しながらお囃子を競演する。山車には舞台があり、面をつけた踊り手が舞う。

競演の写真を見ると、ナリタヤの店舗を背に提灯を灯した山車が横一列に並び、その前で大勢の見物人が腰を下ろして眺めている。立ち見で流すというより、座って見る場になっている。

そして21時、国道356号の参道入口前で「丁跨(ちょうまたぎ)」になる。全町の山車と神輿が集まり、山車に囲まれた狭い空間で神輿と囃子が渦を巻く。21時30分に神輿が宮入りを始め、22時の花火を合図に社殿へ鎮座して3日間が終わる。最終日の連合渡御は11時の式典に続いて12時から13時15分までで、解散後は神輿・山車・子供神輿がそれぞれの町内を夜まで練り歩く。

2日目の20日は神輿が出ず、9時から19時まで子どもたちが山車を引く日になる。19時30分からの御仮屋前の山車競演では女衆神輿が登場し、飛び入りでの参加もできるとされている。小さな子ども連れなら、混雑する最終日の夜より2日目の日中のほうが動きやすい。

竹内神社の拝殿。瓦葺きの入母屋屋根が重なる木造の社殿で、正面の軒下にしめ縄と白い紙垂が下がり、中央に賽銭箱が置かれている。右手には白いシャッターの授与所が並ぶ
竹内神社の拝殿。祭礼の3日間はここに神霊がおらず、町内の御仮屋に移っている(出典:ウィキメディア・コモンズ/撮影 小石川人晃、CC BY-SA 4.0)

2026年の当番町は「かみ町」。5年で一巡する持ち回り

この祭りは、旧布佐町の5つの町——上町・一丁目・大和町・二丁目・三丁目——が回り持ちで仕切る。その年の「当番町」が祭礼行事のすべてを執り行い、その町の若い衆が神社神輿を担ぐ。順番は一丁目、大和町、二丁目、三丁目、上町で5年ごとに一巡し、2026年は上町の番だ。公式サイトの著作権表示が「令和8年竹内神社例大祭 当番町・かみ町祭礼役員会」となっており、2024年の二丁目、2025年の三丁目という実績とも順番が合う。5町を合わせた人口は5,800人ほどで、それぞれが山車と子供神輿を1基ずつ持っている。

神輿の中に腹帯を納めてもらえる

この祭りには、ほかで聞かない風習がある。出産を控えた人が祭礼役員会に申し込むと、腹帯を神輿の中に納めてくれるというものだ。神霊に清められた腹帯をしめると元気な子が授かるとされている。

神輿そのものは1736年、正一位竹内大明神の神号を賜ったときに作られ、幕末の安政年間に大きく改装された。周囲に垂れる瓔珞(ようらく)が特段に長いのが構造上の特徴だ。神社の創立は698年までさかのぼるが、火災で記録の多くが焼けており、祭礼がいつ始まったかは分かっていない。

屋台は布佐駅前の駐車場。毎朝6時に号砲花火が上がる

屋台は布佐商興会が「お祭り広場」として出す。場所は布佐駅前の駐車場で、例年は12時ごろから21時ごろまでにぎわう。会場が駅のすぐそばなので、JR成田線で行けば屋台には迷わずたどり着ける。神社まではそこから10分ほど歩く。車の場合、公式が「布佐地区には公共駐車場や有料駐車場はほとんどありません」と書いており、臨時駐車場も台数に限りがある。通行止めと片側通行の規制も入るので、公共交通機関のほうが確実だ。

もうひとつ、泊まりがけの人に。祭礼期間中は毎朝6時に号砲花火と朝囃子がある。公式サイトが近隣から問い合わせや意見が寄せられたと書いているほどで、この3日間、布佐の朝は早い。近くに泊まるなら知っておきたい。

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イベント情報
開催期間
2026/9/19 10:30 - 2026/9/21 22:00
開催場所
竹内神社および布佐町内全域
住所
千葉県我孫子市布佐1220
主催者
令和8年竹内神社例大祭 当番町・かみ町祭礼役員会
料金
観覧自由(料金の案内なし)
状態
終了
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