犬吠埼灯台(銚子市犬吠埼)は、日本に16基ある「のぼれる灯台」のひとつで、明治7年(1874年)11月15日に初めて点灯した白いレンガ造りの灯台です。運営する燈光会の参観時間は、10月〜2月が8:30〜16:00、3月〜9月が8:30〜17:00で、入場は終了の30分前まで。参観寄付金は中学生以上300円で、小学生以下と、障害者手帳を持つ人とその同行者1名は無料です。銚子電鉄の犬吠駅から歩いて約10分。灯台を出てから銚子駅へ戻る電車は、犬吠駅を16:44、17:35、18:26…と出て、最終は21:18です。

参観時間・料金・休み
| 参観時間 | 3月〜9月:8:30〜17:00 ゴールデンウィーク・8月10日〜19日:8:30〜17:30 10月〜2月:8:30〜16:00 入場は参観終了時刻の30分前まで |
|---|---|
| 参観寄付金 | 中学生以上300円。小学生以下、障害者手帳を持つ人と同行者1名は無料 |
| 休み | 無休。荒天時や業務の都合で休館することがある |
| 問い合わせ | 燈光会 犬吠埼支所 0479-25-8239 |
| 所在地 | 千葉県銚子市犬吠埼9576 |
10月から2月は閉まるのが16時で、入場は15時30分までです。千葉県の観光サイト「ちば観光ナビ」では、無料になる対象を「小学生以下、障害者」とだけ書いていますが、燈光会の案内では障害者手帳を持つ人の同行者1名も無料になっています。
風が強い日は上れないことがある
SNS上では、10月21日に「風が強すぎて灯台に入れなかった」という投稿がありました。10月19日には、強風の日に受付で「帽子は確実に飛ばされる」と言われ、手に持ったスマートフォンも飛ばされそうで柵の内側から写真を撮ったという投稿もあります。燈光会も荒天時の休館を案内しています。
灯台で見られるもの
| 場所 | 内容 |
|---|---|
| 灯台(重要文化財) | 2020年12月23日に国の重要文化財に指定。英国人技師R・H・ブラントンの設計監督で、国産のレンガ19万3千枚を灯台・付属舎・宿舎に使って建てられた。地上から頂部まで31m、平均水面から灯火まで52m |
| らせん階段と展望 | 99段のらせん階段で灯火の近くまで上がり、太平洋を見渡す(ちば観光ナビ) |
| 第一等フレネルレンズ | 国内最大級のレンズで、光度は110万カンデラ、光が届く距離は19.5海里(約36km)。15秒ごとに1回白く光る |
| 旧霧笛舎 | 灯台とともに重要文化財 |
| 資料展示館 | 回転装置と一体になった一等レンズが見られる(ちば観光ナビ) |
| 白いポスト | 入口の白いポストに手紙を入れると、灯台印の消印が押される(ちば観光ナビ) |

燈光会の解説によると、この付近の黒生(くろはえ)の岩礁では、榎本武揚の率いる幕府の軍艦美加保丸が江戸から函館へ向かう途中に乗り上げ、乗組員13名が亡くなっています。犬吠埼は昔から小島や岩礁が多い海の難所で、横浜と北米を結ぶ航路の貿易船のために、明治5年9月に着工しました。国産のレンガを使うかどうかで、英国製を求めたブラントンと国産を主張した日本人技師の中沢が対立し、中沢が県内で良質の土を見つけて国産レンガを完成させた経緯も紹介されています。

夜の灯台参観と元日
2026年は8月29日・30日に「夜の犬吠埼灯台にのぼろう」があり、ふだん17時に閉まる灯台が20時まで開きました(8月の夜間参観の記事)。前年の2025年は、初点灯と同じ11月15日に16:00〜18:30の夜間参観がありました(参観寄付金300円)。2026年11月の夜間参観は、10月21日時点で燈光会・ちば観光ナビとも発表がありません。
犬吠埼は、山頂と離島を除くと日本で最も早く初日の出が見られる場所で、ちば観光ナビでは例年6時46分ごろとしています。元日の灯台の早朝参観の有無は、10月21日時点で発表されていません。

銚子電鉄の時刻(犬吠駅)
銚子電鉄の時刻表(令和6年3月16日改正、10月21日時点で公式サイトに掲載中)では、犬吠駅を午後に出る銚子行きは次のとおりです。銚子駅から犬吠駅までは20分前後です。
| 犬吠駅発(銚子方面) | 銚子駅着 |
|---|---|
| 13:44 | 14:00 |
| 14:37 | 14:53 |
| 15:27 | 15:43 |
| 16:44 | 17:00 |
| 17:35 | 17:51 |
| 18:26 | 18:42 |
| 19:15 | 19:31 |
| 20:13 | 20:29 |
| 21:18(最終) | 21:34 |
10月〜2月は灯台の入場が15:30まで、閉館が16:00なので、灯台を出た後は犬吠駅16:44発か、その次の17:35発になります。行きは銚子駅9:03発(犬吠着9:23)、10:00発(10:20着)、11:15発(11:35着)、12:20発(12:40着)、13:12発(13:32着)、14:08発(14:28着)などがあります。
灯台のまわりの店と施設(2026年10月)
灯台の隣にある商業施設「犬吠テラステラス」は、2026年9月25日から一部の店を除いて当面休館しています。銚子市観光協会の10月8日のお知らせでは、アンドドット コーヒーとHEALING CRAFTの2店は10月以降も営業を続け、営業日は各店のInstagramで案内するとしています。テラステラスに置かれていた「犬吠埼灯台 守り人スタンプ」は、閉館に伴って押せない状態だと、スタンプの公式Xが10月16日に知らせています。SNS上では10月20日に「前みたいに車だらけではないけど、ぼちぼち車が停まっていて人もいる」という投稿がありました。
灯台の近くでは、ドライブイン「なぎさや」で牛乳ソフトを食べた投稿(10月18日)があります。同じ日に、地元の案内の人から東映の映画の冒頭に出てくる岩を教わり、近くまでは行けないと説明を受けたという投稿もありました。犬吠駅寄りの地球の丸く見える丘展望館は、設備点検のため10月29日(木)だけ16:30最終入館・17:00閉館です。
行き方と駐車場
| 電車 | JR銚子駅から銚子電鉄で犬吠駅下車(約16〜20分)、徒歩約10分 |
|---|---|
| 高速バス | 東京駅八重洲口のバスターミナル東京八重洲から京成バス・千葉交通の銚子行き(大栄・旭ルート)で約2時間30分、「犬吠埼」下車、徒歩約5分 |
| 車 | 東関東自動車道の大栄ICから東総有料道路、国道126号、県道286号・254号経由で約1時間 |
| 駐車場 | 周辺に無料駐車場あり(ちば観光ナビ)。10月19日には、灯台の駐車場にぬかるみがあったというSNSの投稿がある |
銚子駅から2駅目の観音駅で降りると、坂東三十三観音第27番札所の飯沼観音まで歩いて3〜4分です。観音駅から犬吠駅までは電車で16分ほどで、11月14日・15日の寺宝展や12月13日の銚子大仏の垢落としを含め、飯沼観音の記事にまとめています。燈光会は周辺の見どころとして、地球の丸く見える丘展望館とウオッセ21を挙げています。
公式情報の確認先
営業中
- ジャンル
- 灯台・展望
- 住所
- 千葉県銚子市犬吠埼9576
- 営業時間
- 3月〜9月8:30〜17:00、GW・8月10日〜19日8:30〜17:30、10月〜2月8:30〜16:00(入場は30分前まで)
- 休業日
- 無休(荒天時・業務の都合で休館あり)
- 駐車場
- 周辺に無料駐車場あり
- 対象年齢
- 小学生以下は無料
- 料金
- 参観寄付金 中学生以上300円(小学生以下、障害者手帳の方と同行者1名は無料)
- 駐車場あり
- 子連れ
情報確認日: 2026-10-21
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