千葉の初日の出2027|犬吠埼は6時46分、駐車場の満車予想と臨時特急の時刻、鋸山・九十九里など15か所

海の向こうに昇る太陽と、崖の上に立つ犬吠埼灯台。手前に白い波が打ち寄せている

2027年1月1日(金)の初日の出は、犬吠埼が6時46分、千葉市が6時49分です(国立天文台)。首都圏から犬吠埼へ向かう臨時特急「犬吠初日の出」はすでに発表され、高尾を1時30分、大宮を2時15分に出ます。

車なら出発時刻がいちばんの問題です。2026年元日の犬吠埼周辺は午前2時〜9時に交通規制が敷かれ、銚子市の地図では午前0時に満車と予想された駐車場もありました。銚子市や各施設の2027年版はまだ出ていないので、駐車場と施設の時刻は2026年の内容で紹介します。

海の向こうに昇る太陽と、崖の上に立つ犬吠埼灯台。手前に白い波が打ち寄せている
銚子市の案内に載る犬吠埼の日の出の写真。出典:銚子市「2026年銚子市 日本一早い初日の出情報」
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犬吠埼の駐車場は午前0時から埋まっていく

銚子市の2026年の地図には、駐車場ごとの満車予想時刻が載っています。午前2時の規制開始より前に埋まると予想された場所が、7か所中4か所ありました。

無料駐車場台数満車予想(2026年)
君ケ浜灯台下広場200台午前0時ごろ
君ケ浜しおさい公園156台午前0時ごろ
君ケ浜自由広場50台午前0時ごろ
君ケ浜海岸北側150台午前1時ごろ
愛宕山126台午前3時ごろ
高神小学校300台午前4時ごろ
長崎防災空地50台午前4時ごろ

灯台前の通路だけは規制が早く、大晦日の午後5時から車が通れません。犬吠埼の遊歩道も立ち入り禁止で、ラジコン飛行機やドローンは持ち込みも使用も禁止でした。日の出の直後は駐車場を出る車で周辺の道路が混むため、市は帰りの渋滞にも注意を呼びかけています。

犬吠埼周辺の地図。規制路線、車両通行止めの場所、一方通行と、駐車場ごとの台数と満車予想時刻が書かれている
2026年元日の犬吠埼周辺の規制と満車予想時刻。2027年は変わる場合があります。出典:銚子市「2026年銚子市 日本一早い初日の出情報」

電車で行くなら:2027年の特急と銚子電鉄

JR東日本が10月22日に発表した元日の臨時特急です。いずれも全車指定席で、犬吠初日の出は2026年と同じ時刻です。

列車(2027年1月1日)発着
犬吠初日の出1号高尾 1:30銚子 4:08
犬吠初日の出3号大宮 2:15銚子 5:05
南房総初日の出新宿 3:20安房鴨川 6:17
南房総初日の出(帰り)安房鴨川 8:17東京 11:09

銚子駅から先は銚子電鉄です。2027年のダイヤは未発表ですが、2026年は特急に合わせて次の時刻で走り、朝10時ごろまでは銚子〜犬吠の折り返しでした。

銚子電鉄(2026年元日)銚子発犬吠着
1号から乗り継ぎ4:234:43
3号から乗り継ぎ5:235:43
日の出前の最終6:116:31

帰りは犬吠駅7時19分発に人が集中します。銚子駅7時42分発の特急しおさいに接続する列車で、銚子電鉄は「7時ごろに並んでも乗れない場合がある」と案内していました。君ケ浜駅からは満員で乗れないおそれがあるため、犬吠駅まで歩くほうが確実です。元日は銚子駅のきっぷ売り場も並ぶので、スマートフォンで見せる1日乗車券「Beica」(2026年は大人600円、小人300円)を買っておくと列を避けられます。犬吠駅の駐車場は大晦日の正午から元日10時ごろまで閉鎖されました。

「毎年元旦の犬吠初日の出は凄い人になります」という、犬吠駅についての投稿もあります。

銚子で見る:犬吠埼以外の3か所も

犬吠埼・君ケ浜の海岸(銚子市)

山頂と離島を除くと、元日前後は日本で最も早く日が昇ります。根室の納沙布岬のほうが東にありますが、地軸の傾きの関係でこの時期だけ順番が入れ替わるそうです。例年6万人近くが訪れ、市の地図では犬吠埼の北側の君ケ浜と南側の海岸が鑑賞エリアになっています。昼間に灯台へ登るなら犬吠埼灯台の参観時間と料金もあわせてどうぞ。

地球の丸く見える丘展望館(銚子市)

市の案内で「銚子で一番高い場所」とされる展望館で、330度の水平線を眺められます。2026年は5時30分に開館し、整理券は5時ごろから。6時ごろと6時30分ごろに銚子はね太鼓の初打ちと獅子舞が予定されていました。入館料は大人420円、小人200円、65歳以上360円、犬吠駅から歩いて15分です。

銚子ポートタワー(銚子市)

屋内で寒さをしのぎながら見られる場所です。2026年は6時開館で、7時までは展望室の入場が先着200人。整理券は5時30分ごろから配られました。7時ごろからは新春初打ちがあり、隣のウオッセ21も7時に開いています。入場料は大人420円、小中学生200円、65歳以上360円で、駐車場はタワー50台、ウオッセ21が200台です。

イオンモール銚子の屋上駐車場(銚子市)

渋滞で間に合わないときの逃げ道として、銚子市が名前を挙げている場所です。午前4時を過ぎても犬吠埼へ着けなければ、ここへ向かうよう呼びかけていました。2026年は無料駐車場2,600台を午前5時30分に開放し、店は7時に開店。住所は銚子市三崎町2丁目2660-1です。

九十九里の砂浜で見る

片貝中央海岸(九十九里町)

約66km続く九十九里浜のほぼ中央にある海岸です。水平線から昇る太陽で、海と空がオレンジ色に染まります。

本須賀海岸(山武市)

例年「元旦祭」が開かれ、ちば観光ナビの2026年版には甘酒の無料配布、連凧揚げ、キッチンカーが載っています。2027年の実施は山武市商工観光課(0475-80-1202)へ。

外房・南房総で見る

前原横渚海岸(鴨川市)

臨時特急「南房総初日の出」の終点、安房鴨川駅から歩いて5分の海岸です。特急は6時17分に着くので、海まで急がずに行けます。「日本の渚百選」の砂浜で、波に乗るサーファーの姿も見られます。帰りの特急は8時17分発です。JRは10月22日時点で、内房線の復旧状況によってはこの列車が運休になる可能性があるとしていました。

清澄寺 旭が森(鴨川市)

「日本の朝日百選」に選ばれた場所で、日蓮聖人ゆかりの清澄寺で初詣も済ませられます。安房天津駅から鴨川コミュニティバスで15分ですが、元日の朝に使える便は寺(04-7094-0525)へ確かめてください。

道の駅 鴨川オーシャンパーク(鴨川市)

太平洋に面した道の駅です。2026年は元日の6時に開店し、特製福袋の販売と餅投げを予定していました。JR内房線の江見駅から歩くと約20分かかります。

太東埼灯台(いすみ市)

断崖の上の灯台で、ちば観光ナビは犬吠埼に次いで全国2番目に早いと言われる日の出と紹介しています。周辺は駐車スペースが狭く、国道からの道も細い坂道です。太東駅から歩くと約50分かかるので、時間には余裕が必要です。

南千倉海岸(南房総市)

白い砂浜の海岸で、元日は日の出に合わせて大護摩祈祷が行われると紹介されています。千倉駅から白浜方面行きの日東バスで「南千倉」まで行き、歩いて3分です。

東京湾と山の上から見る

東京湾フェリー(富津市金谷〜横須賀市久里浜)

船の上から日の出を見られます。久里浜から乗ると金谷港で太陽がいったん鋸山に隠れ、金谷を出るときにもう一度「初日の出」を見られます。このフェリーによく乗る人の投稿によると、5分間ほど船をほぼ止める鑑賞タイムがあり、風次第で背後に紅富士も望めるそうです。

  • 2026年の便:久里浜港6時40分発、金谷港6時30分発(定員680名、予約不要)
  • 2026年の料金:下船せず往復する遊覧乗船で大人1,400円、小学生700円
  • 駐車料金:金谷港600円、久里浜港1,000円

久里浜港から歩いて乗る人は整理券制で、なくなると6時40分発は締め切りです。甲板が凍ることもあるので、滑りにくい靴が向いています。

鋸山ロープウェー(富津市)

緑の山肌を下る黄色いゴンドラと、奥に広がる金谷港と海
鋸山ロープウェー(2015年5月撮影、元日の写真ではありません)。撮影:Xser21/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons

元日は例年5時30分から特別運転があり、山頂で夜明けを待てます。2026年は5分間隔で、1時間に480人を運ぶ計画でした。駐車場は4時30分に開き、混み具合によっては運転開始が早まることもあるそうです。浜金谷駅から歩いて8分で、電話は0439-69-2314です。

九十九谷展望公園(君津市)

海ではなく山並みから昇る日の出を見る場所です。夜明け前に雲海が出ると、上総の山々が墨絵のように浮かび上がります。東山魁夷の「残照」はこの眺めをもとに描かれました。君津ICから県道92号線で約25分です。

海ほたるPA(木更津市)

東京湾アクアラインの途中にあるパーキングエリアで、海の真ん中で日の出を迎えられます。元日の営業時間は、東京湾横断道路(0438-41-7401)へ確認できます。

参考にした案内

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