アルベール・マルケ展は12月13日まで、SOMPO美術館|一般2,000円・事前購入1,800円、金曜は20時まで

マルケ《ナポリ、帆船》

東京都 9月22日(火)のイベント

日本で35年ぶりのアルベール・マルケ展はSOMPO美術館で12月13日まで。当日一般2,000円、事前購入1,800円、小中高校生は無料で、金曜は20時まで開館。来場者の投稿から混み具合と撮影できる作品も紹介します。

  • 2026/11/6・2026/11/7・2026/11/8・2026/11/10ほか全33日
  • SOMPO美術館
  • 当日 一般2,000円、25歳以下1,200円/事前購入 一般1,800円、25歳以下1,100円/小中高校生無料

マティスに「我らの北斎」と呼ばれた画家アルベール・マルケの回顧展が、新宿のSOMPO美術館で12月13日(日)まで開かれています。日本では35年ぶりで、作品は約90点。観覧料は当日一般2,000円、25歳以下1,200円で、事前に買うと一般1,800円、25歳以下1,100円です。小中高校生は無料。開館は10時〜18時、金曜は20時までで、残りの休館日は11月9日・16日・24日・30日です。11月3日からは素描の一部が後期の展示に替わっています。

湖面に浮かぶ帆船と手漕ぎの小舟を描いたマルケの《ナポリ、帆船》を左に置き、右に「Marquet アルベール・マルケ展」と会期を記した展覧会のメインビジュアル
展覧会のメインビジュアル。作品は《ナポリ、帆船》1909年、ボルドー美術館(出典:SOMPO美術館)
目次

会期・開館時間・料金

会期 2026年9月22日(火・休)〜12月13日(日)
開館時間 10:00〜18:00、金曜は20:00まで(入場は閉館30分前まで)
これからの休館日 11月9日(月)、16日(月)、24日(火)、30日(月)。11月23日(月・祝)は開館
会場 SOMPO美術館(東京都新宿区西新宿1-26-1)
当日券 一般(26歳以上)2,000円、25歳以下1,200円
事前購入券 一般1,800円、25歳以下1,100円
無料 小中高校生、障がい者手帳をお持ちの方
音声ガイド 増田俊樹さん(声優)、1台700円、17作品・約30分

5つの章で見るマルケの生涯

セーヌや港など水辺の風景を描き続けた画家で、同じ場所を時間や天候を変えて何度も描きました。灰色の使い方は「マルケのグリ」と呼ばれ、人や船をわずかな筆で描く手つきには日本美術の影響も指摘されています。チラシの構成は次のとおりです。

章 内容 チラシに載る作品
1 形成期:フォーヴィスムの渦中で マティスらと活動した初期から、自分の風景表現を固めるまで 《裸婦、通称フォーヴの裸婦》《ル・アーヴル、船渠》
2 水辺の変奏:旅する画家 各地の河川や港町を訪ねて描いた水辺 《ルーアン、ボワエルデュー橋とパリ河岸、快晴》《マルセイユの馬》
3 アルジェに恋して 1920年以降たびたび訪れた夫人の故郷アルジェリア。戦時下の軍艦なども画面に入ります 《ラ・グレットの窓》《税関、港の煙》
4 晩年:セーヌ、ポン=ヌフ連作 ポン=ヌフとサマリテーヌ百貨店を望むアトリエから描いた最晩年の連作 《ポン=ヌフとサマリテーヌ》
5 素描、挿絵本 最小限の線で人や街をとらえた素描と挿絵本 《マルセイユ、地中海の港》《幸福な男》
窓辺の花瓶に赤や黄色の花が生けられ、窓の外の青緑の海に帆船が浮かぶマルケの《ラ・グレットの窓》
《ラ・グレットの窓》1926年、ボルドー美術館。チラシより(出典:SOMPO美術館)© Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo F. Deval

ポン=ヌフは見比べられる

作品リストにポン=ヌフの題名が付いた作品は6点あります。《ポン=ヌフとサマリテーヌ》が2点と《ポン=ヌフ、夜景》《ポン=ヌフ、曇天》《雪と緑色の空、パリ(ポン=ヌフ)》《[冬のパリ(ポン・ヌフ)]》です。来場者の反応が集まるのもこのあたりで、@aikmt_2さんは夜景が「異彩を放っていて」と書き、@shimochocorin3さんは《ポン=ヌフ、曇天》に胸がきゅっとなったそう。@never_try_hardさんはひろしま美術館所蔵の1点を一番に挙げています。

雪の残るポン=ヌフ橋を車が行き交う様子を高い位置から描いた《ポン=ヌフとサマリテーヌ》
《ポン=ヌフとサマリテーヌ》1940年、ひろしま美術館。チラシより(出典:SOMPO美術館)

海の色では《ル・ピラ》の名前がよく挙がります。@hisame_harukaさんや@MorishiroAさんのお気に入りです。

青緑の海に帆船が浮かび、手前の砂浜に桟橋と海水浴客が小さく描かれたマルケの《ル・ピラ》
《ル・ピラ》1935年、ボルドー美術館。チラシより(出典:SOMPO美術館)© Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo F. Deval

後期に替わった素描

展示替えがあるのは素描類で、前期は11月1日に終わりました。作品リストでは後期だけの作品が10点あまりあり、その多くは墨で描かれた素描です。《マルセイユ、地中海の港》(1916年)のほか、ル・アーヴルのアンドレ・マルロー美術館から来た1904年の墨の小品などが並びます。《幸福な男》は前期で展示を終えました。素描に目を留める人もいて、@t_ikeponさんは「一筆で捉えたものを描く、観て固まってしまいました」と書いています。

どのくらい混んでいる?

10月の投稿には空いていたという声が続き、祝日の11月3日は開館前に列ができました。日付は投稿日で、会期末の様子はまだ含みません。

投稿日 書かれていた様子 投稿
10月6日(火) 空いていたのでゆっくり鑑賞できた @66hydrangea66
10月15日(木) 混雑しておらず、自分のペースで回れた @sat0_atchoco
10月21日(水) 館内はかなり空いていて快適 @donpusupiku
11月2日(月) 人が多すぎず、ちょうどよい規模 @MorishiroA
11月3日(火・祝) 開館前から並んだが、中はゆっくり見られた(この日は先着300名に缶マグネットの配布あり) @hisame_haruka

出かける前に、公式の混雑状況のページで今の様子を見られます。展示室が一定の人数を超えると入場制限をかけることがあります。

夜に行くなら金曜です。残りは11月6日・13日・20日・27日、12月4日・11日で、最終入場は19時30分。11月6日と20日はARTE TOKYO × NIGHT MUSEUMの日にもあたります。

撮影できる作品は一部だけ

撮影できるのは一部で、作品と一緒の記念撮影と自撮りはできません。@MYARTROOM2さん(10月19日)は8点ほどだったと書いています。@nncd38さん(10月17日)の写真には《ナポリ、帆船》や《ル・アーヴル、船渠》が写っていました。一方で、《レ・サーブル・ドロンヌ》と《ポン=ヌフ、曇天》は撮影不可だったそうです。

チケットは当日券でも入れる

事前に買うと一般で200円、25歳以下で100円安くなります。公式電子チケットのアソビュー!は12月13日17時まで、ほかのプレイガイドは同日12時までの販売予定です。コンビニで発券すると手数料がかかることがあり、支払いや発券の方法によっては当日券より高くつく場合もあります。

  • 買える場所:アソビュー!、e+、ローソンチケット(Lコード35711)、チケットぴあ(Pコード687-486)、セブンチケット、CNプレイガイド
  • アソビュー!の入場:スマートフォンの画面で手続きします。印刷やスクリーンショットでは入れません
  • 25歳以下:生年月日が分かるものを見せます。年齢は来場時で判定します
  • 障がい者手帳:身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳は介助者1名まで無料、被爆者健康手帳は本人のみ無料

団体券はなく、ペアチケットの販売は9月21日で終わっています。

音声ガイドは増田俊樹さん

増田さんがときにマルケに扮して、作品と生涯を語ります。1台700円で17作品・約30分。アプリでの配信はないので、会場で借ります。@aglctmeさんは落ち着いた声が言葉少ない画家の印象に合っていたと書き、@10F5VL2WAjYL1mBさんはマティスとの友情やマルケの人柄が伝わったと振り返っています。

ゴッホの《ひまわり》、図録、カフェ

収蔵品コーナーでは、ゴッホ《ひまわり》とセザンヌ《りんごとナプキン》も見られます。東郷青児の作品は今回出ていません。

ミュージアムショップは観覧券がなくても入れます。図録を買ったという投稿は多く、ポストカードやマグネット、しおりを買った@gorou_swさんのような人もいますが、@MorishiroAさんによると好きな絵のグッズがないこともあるようです。カフェ「Café Du Musée」は展覧会開催中の土日祝だけ営業で、11時〜16時30分(ラストオーダー16時)です。平日に行く場合は開いていません。

11月30日は休館日に開く鑑賞会

休館日の11月30日(月)14時〜16時(13時30分受付)に「ギャラリー★で★トーク・アート」があります。ボランティアガイドと話しながら作品を見る会で、定員50名の先着順、参加費2,000円(税込)、高校生以下は無料です。招待券や割引は使えません。申し込みは美術館のサイトからで、11月4日時点で受付中です。

アクセスと荷物

  • JR新宿駅西口:徒歩5分
  • 東京メトロ丸ノ内線 新宿駅:徒歩5分/西新宿駅C13出口:徒歩6分
  • 西武新宿線 新宿駅:徒歩7分
  • 都営大江戸線 都庁前駅A1出口:徒歩7分
新宿駅西口からSOMPO美術館までの経路を赤線で示した立体的な案内図。損保ジャパン本社ビル、新宿エルタワー、小田急ハルク、モード学園コクーンタワーが描かれている
新宿駅西口からの案内図。チラシより(出典:SOMPO美術館)

駐車場はないので、車の場合は周辺のビルの駐車場を使います。長い傘や大きな荷物は展示室に持ち込めず、ペットボトルはバッグに入れるかロッカーへ。ベビーカーのまま展示室に入れますが、混雑時は控えるよう頼まれることがあり、貸し出しはありません。

参照した公式情報

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