フォンタネージ展は三菱一号館美術館で1月24日まで|一般2,300円、前期は11月8日まで・ターナー展セット券4,300円

超高層ビルの手前に建つ、赤れんがの3階建ての洋館と前の通り

東京都 10月17日(土)のイベント

フォンタネージ展は三菱一号館美術館で2027年1月24日まで。一般2,300円、約200点で前期は11月8日まで、10日から中期。第2水曜17時以降は1,600円、ターナー展とのセット券4,300円は窓口のみ。

  • 2026/11/4・2026/11/5・2026/11/6・2026/11/7ほか全82日
  • 三菱一号館美術館
  • 一般2,300円、大学生1,300円、高校生1,000円。第2水曜17時以降1,600円(窓口)、ターナー展とのセット券4,300円(窓口)

工部美術学校で教えたイタリアの画家アントニオ・フォンタネージの展覧会「フォンタネージ――イタリアの光・心の風景」は、丸の内の三菱一号館美術館で2027年1月24日(日)までの会期です。日本で初めての大規模な回顧展で、一般は2,300円。10月31日(土)にも「非常に空いてました」という投稿があり、窓口でだけ買える割引券もあります。

出品は約200点で、会期中に一部の作品が入れ替わります。前期は11月8日(日)まで、11月10日(火)から中期です。金曜(祝日を除く)と毎月第2水曜は20時まで開館。上野・国立西洋美術館のターナー展と組み合わせたセット券4,300円は、両館の窓口でだけ売っています。

超高層ビルの手前に建つ、赤れんがの3階建ての洋館と前の通り
会場の三菱一号館美術館(2023年4月撮影。展覧会の写真ではありません。写真:Brian Yang / Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0)
目次

開催概要

名称日本イタリア国交樹立160周年記念/フォンタネージ来日150周年記念 フォンタネージ――イタリアの光・心の風景
会期2026年10月17日(土)〜2027年1月24日(日)(会期中展示替えあり)
会場三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
開館時間10:00〜18:00。祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週の平日は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
休館日月曜(祝日、トークフリーデーの11月30日・12月28日、1月18日は開館)、12月31日、1月1日
観覧料一般2,300円、大学生1,300円、高校生1,000円(税込)
主催三菱一号館美術館、トリノ市立近現代美術館、トリノ博物館財団
問い合わせハローダイヤル 050-5541-8600

観覧料と窓口限定の割引

券種料金条件
一般2,300円―
大学生1,300円―
高校生1,000円―
マジックアワーチケット1,600円毎月第2水曜の17時以降、当館チケット窓口のみ。他の割引と併用不可
#カラーコーデ割「トリコローレセレクト」100円引きイタリア国旗の緑・白・赤のうち2色を取り入れた服装で、窓口で申告
ターナー展×フォンタネージ展 風景画をめぐる旅チケット4,300円両展の一般券のセット。両館の窓口のみ

オンラインの前売り券(一般2,100円)は10月16日で販売を終えています。障害者手帳を持つ人は半額、付き添い1名は無料です。

マジックアワーチケットが使える第2水曜は、会期中は11月11日、12月9日、2027年1月13日の3回。この日は20時まで開いているので、17時に入れば閉館まで3時間あります。カラーコーデ割は自己申告制で、購入済みのチケットに後から適用はできません。

ターナー展とのセット券は400円安く、カフェで100円引き

「風景画をめぐる旅チケット」は、国立西洋美術館「テート美術館 ターナー展――崇高の絵画、現代美術との対話」と本展の一般券を1枚ずつセットにした特別デザイン券です。一般券を別々に買うと2,400円+2,300円で4,700円なので、400円安くなります。

  • 販売:三菱一号館美術館の窓口は1月24日まで、国立西洋美術館の窓口は10月24日から1月24日まで
  • 利用期間:フォンタネージ展は1月24日まで、ターナー展は2月21日まで
  • 特典:三菱一号館美術館の「Café 1894」か国立西洋美術館の「CAFÉ すいれん」で会計から100円引き(どちらか1店で1名1回)

ターナー展の料金や、11月4日〜19日の高校生・大学生無料についてはターナー展2026の料金と混雑の記事にまとめています。10月29日には、前売り券を買いそびれてこのセット券を買ったという投稿がありました。

展示替えの日程:前期は11月8日まで

期間日程この期間だけの主な作品
前期2026年10月17日(土)〜11月8日(日)フォンタネージ《春の太陽》、鉛筆画手本《風景》、松岡壽《凱旋門》、工部美術学校生徒の《風景》2点など
中期11月10日(火)〜12月20日(日)フォンタネージ《風景(不忍池)》、鉛筆画手本《廃址》、山本芳翠《西洋婦人像》、守住勇魚《羊と犬》など
後期12月22日(火)〜2027年1月24日(日)フォンタネージ《木立》、鉛筆画手本《山路》、高橋由一《農夫》など

入れ替わるのは主に第6章「日本での制作と教育」の紙の作品で、フォンタネージが工部美術学校で使った鉛筆画の手本や、生徒たちの素描・水彩です。守住勇魚《学生B》は前期・中期の展示です。油彩の大作《四月》《雲》などは期間の印がなく、会期を通して並びます。11月9日(月)は休館日で、この日を挟んで中期に切り替わります。

8章・約200点の構成

章テーマ年代
第1章「絵画」としての風景1850〜1860年
第2章心をうつす風景1855〜1875年
第3章都市の風景1854〜1880年
第4章日々の仕事と自然1860〜1875年
第5章一瞬の光を描いて1867〜1880年
第6章日本での制作と教育1876〜1878年
第7章晩年の作品1878〜1881年
第8章フォンタネージの遺産1872〜1928年

フォンタネージ(1818〜1882年)はスイス、フランス、英国などに滞在し、バルビゾン派やターナーの影響を受けた風景画を描きました。1876年、58歳で工部美術学校の画学教師として来日し、浅井忠や小山正太郎らを教えています。本展はトリノ市立近現代美術館(GAM)とトリノ博物館財団の協力で、画業の初期から晩年までの作品に、日本の弟子たちの作品や、影響を受けたイタリアの作家の作品を加えています。

来場者の投稿では「逆光で茶色を多用した風景画」「コローのタッチに似てる」といった感想のほか、浅井忠の作品が並んでいたことが挙がっています。

THREEとのコラボ:香りの展示と11月22日・23日のワークショップ

展示の最後、美術館1階の鉄骨階段・階段室(小展示室入口付近)に、化粧品ブランドTHREEとのコラボによる香りのインスタレーションがあります。出品作の《四月》と《雲》から作った2種類の香りを、ガラスドームを持ち上げて確かめる展示で、会期中ずっと設置されています。

  • THREE アロマサシェ クラフト:11月22日(日)・23日(月・祝)11:00〜18:00(最終入場17:30)、Espace 1894。精油やドライハーブを選んで香り袋を作る。事前申込は不要で、入場済みのフォンタネージ展チケットを見せて参加。材料がなくなり次第終了、混雑時は整理券
  • 来場者プレゼント:12月8日(火)〜13日(日)、THREEの非売品ギフトなどが当たる抽選。詳細は11月上旬に美術館の公式サイトで発表予定

混雑と撮影:10月末の週末は空いていた

10月31日(土)の午後には「非常に空いてました」「程よい混み具合で見やすかった」という投稿がありました。同じ日の夜には、夜間開館の時間に行った人が、人が少なくじっくり見られたとし、「一部を除き撮影可能」だったと書いています。10月24日の投稿でも「ほぼ撮影可」とされ、東京国立博物館が所蔵する、生徒による模写は撮影できなかったとしています。

11月6日(金)と20日(金)は、都内の美術館・博物館が一斉に夜間開館する「ARTE TOKYO × NIGHT MUSEUM」の参加日で、いずれも20時まで開きます。6日は18時10分と19時10分にミニコンサートが予定されています。

Café 1894の展覧会メニューとグッズ

美術館に併設するCafé 1894は、明治期の銀行営業室を復元した2層吹き抜けの店です。会期中は、フォンタネージの故郷・北イタリアのピエモンテ州にちなんだメニューを出しています(税込)。

木の格天井と、溝の入った木の柱が並ぶ吹き抜けの室内を見上げた写真
Café 1894の吹き抜けの天井(2010年3月撮影。写真:7 / Wikimedia Commons、CC BY-SA 3.0)
メニュー価格内容
イタリアの風景2,800円前菜の季節野菜のバーニャカウダと、栗とポルチーニのニョッキ(トリュフの香り)
ビチェリン風パンナコッタ500円トリノの名物ドリンク「ビチェリン」をイメージしたミニデザート。ランチメニューを頼んだ人だけ注文できる
霧と光のホワイトティラミス1,500円マスカルポーネとホワイトチョコレートのムースに洋梨を添えたもの
ジャンボンブランとポワロー葱、トンナートソース1,400円ピエモンテのツナのソースを使った前菜
牛ステーキ ポルチーニソースとヘーゼルナッツ3,600円ピエモンテ名産のヘーゼルナッツを使ったメイン
パフェ・モンテビアンコ2,200円栗のクリームの伝統菓子をパフェにしたもの
光(ノンアルコール)1,000円オレンジと炭酸にシナモンを添えたドリンク
赤ワイン「バローロ」1,800円ピエモンテを代表するワインをグラスで

ターナー展とのセット券を見せると、会計から100円引きになります。

ミュージアムショップのグッズでは、《四月》の額絵、《十一月》の一部を使った大判のマルチクロス、A4クリアファイルなどを買ったという投稿がありました。

アクセス

住所東京都千代田区丸の内2-6-2
電車JR「東京」駅(丸の内南口)徒歩5分、東京メトロ千代田線「二重橋前〈丸の内〉」駅(1番出口)徒歩3分、都営三田線「日比谷」駅(B7出口)徒歩3分、JR「有楽町」駅(国際フォーラム口)・東京メトロ有楽町線「有楽町」駅(D3/D5出口)徒歩6分、東京メトロ丸ノ内線「東京」駅は地下道直結で徒歩6分
バス「東京国際フォーラム前」(美術館の正面)
車専用駐車場なし。丸の内パークインを利用

前期最後の週末の11月7日・8日と、THREEのワークショップがある21日〜23日の3連休の東京のイベント一覧にも掲載しています。

出典:三菱一号館美術館「フォンタネージ展」特設サイト(展覧会概要・観覧料金、作品リストPDF、展覧会トピックスのTHREEコラボ)、ターナー展公式サイトのチケット。来場者の声はXの投稿から引用しています。

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