神奈川県 9月19日(土)のイベント
平塚市美術館「生誕110年 工藤甲人展」は11月23日まで。一般1,000円・中学生以下無料、土曜は高校生無料。県内35年ぶりの回顧展で、主な出品作、11月1日の対談と14日のギャラリートーク、平塚駅からのバス、休館前の日程。
- 2026/10/31・2026/11/1・2026/11/3・2026/11/4ほか全21日
- 平塚市美術館
- 一般1,000円、高大生500円、中学生以下無料(税込)。土曜は高校生無料、65歳以上の平塚市民無料
平塚市美術館の企画展「生誕110年 工藤甲人展 北の大地といのちの詩(うた)」は11月23日(月・祝)まで。観覧料は一般1,000円、高大生500円で、中学生以下は無料、土曜日は高校生も無料です。平塚にアトリエを構えた日本画家・工藤甲人(1915〜2011年)の、神奈川県内では35年ぶりとなる回顧展です。美術館は2027年1月から2029年4月ごろまで改修のため休館する予定で、館は本展を「長期休館直前」の、平塚ゆかりの作家を顕彰する最後の企画展と位置づけています。

工藤甲人展の開催概要
| 会期 | 2026年9月19日(土)〜11月23日(月・祝) |
|---|---|
| 会場 | 平塚市美術館 展示室2(神奈川県平塚市西八幡1-3-3) |
| 開館時間 | 9:30〜17:00(入場は16:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(最終日の11月23日は開館) |
| 観覧料(税込) | 一般1,000円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料。( )内は20名以上の団体料金 |
| 無料・割引 | 土曜日は高校生無料。障がい者手帳の交付を受けた人と付き添い1名は無料。65歳以上の平塚市民は無料、市外在住の65歳以上は団体料金(年齢・住所を確認できるものを提示) |
| 問い合わせ | 0463-35-2111 |
11月の休館日は2日・9日・16日の月曜日です。残る開館日のうち土曜日は7日・14日・21日で、高校生はこの日なら無料で観覧できます。
どんな作品が並ぶ展覧会か
工藤甲人は青森県弘前市に生まれ、1962年から平塚にアトリエを構えて半世紀にわたり制作しました。故郷・北国の厳しい自然と、春を迎えて輝く動植物の生命を、夢と現実が混ざり合う幻想的な画面に描いた画家です。本展は初期から晩年までの代表作、小下図、画材など86点に、戦前の新美術人協会で活動した福田豊四郎、吉岡堅二、堀文子らの関連作家の作品7点を加えた計93点で、約70年の画業をたどります(館の概要欄では「約90点」と表記)。
| 主な出品作品 | 制作年 | 所蔵 |
|---|---|---|
| 《愉しき仲間(一)》 | 1951年 | 平塚市美術館 |
| 《狐婚》 | 1953年 | — |
| 《明・暗》 | 1960年 | 青森県立美術館 |
| 《蝶の階段》 | 1967年 | 平塚市美術館 |
| 《冬ともえ》 | 1973年 | 弘前市立博物館 |
| 《わが壁に》 | 1985年 | 平塚市美術館 |

美術館での工藤甲人の回顧展は、2007年に郷里の青森県で開かれて以来19年ぶりで、神奈川県内では1991年の平塚市美術館の開館時以来です。「甲人」の号を名乗る前の「八甲人」時代の新出作品も含まれています。
10月25日にはNHK「日曜美術館」のアートシーンで本展が紹介され、Xには放送を見て足を運んだという投稿が続きました。10月28日には来館者が「弘前から平塚に移住後の作品がめちゃ好みだった」「数点あった蝶の作品。綺麗なだけでなく、春を待つぼろぼろの姿が印象的」と感想を書き、図録を買ったという声もあります。


11月の対談とギャラリートーク
| 日時 | 内容 | 場所・参加条件 |
|---|---|---|
| 11月1日(日)14:00〜15:00(開場13:30) | 対談「工藤甲人先生の思い出」講師:斉藤典彦氏(日本画家、東京藝術大学名誉教授)、聞き手:学芸員 | ミュージアムホール、定員100名、無料、申込不要・先着順 |
| 11月14日(土)10:00〜11:00 | 対話型鑑賞会「おしゃべり美術館にあーつま~れ」(鑑賞ボランティアと話しながら鑑賞) | 展示室2、事前申込制(先着)、要観覧券 |
| 11月14日(土)14:00〜14:40 | 学芸員によるギャラリートーク | 展示室2、申込不要、要観覧券 |
11月14日は土曜日で高校生の観覧料がかからないため、高校生も費用なしでギャラリートークに参加できます。
同じ日に見られる2つの展示
- 平塚・カウナス姉妹都市提携3周年記念展「シュヴェグジュダと湘南の画家たち」(展示室1、11月23日まで):リトアニアの画家アルギマンタス・シュヴェグジュダの日本初公開作品を、速水御舟、安田靫彦、岸田劉生ら館所蔵の湘南の画家の作品33点と並べる展示。観覧料は工藤甲人展とは別に、一般500円、高大生300円、中学生以下無料。
- ロビー展「中嶋明希展 MY GARDEN-たねをまく-」(12月27日まで):庭や散歩道の動植物を銅や鉄で表した金属造形34点。観覧無料。
平塚駅からの行き方と駐車場
Xには、地図アプリで「平塚駅から徒歩36分」と出て行くのをためらったという投稿もありましたが、市の案内では美術館はJR平塚駅から徒歩約20分です。バスなら平塚駅東改札口(北口)の神奈川中央交通4番乗り場から乗り、「美術館入口」で降りて徒歩1分。東京駅から東海道線、新宿駅から湘南新宿ラインで平塚駅まで約1時間です。駐車場は67台で、美術館を利用すると90分まで無料(館内で認証が必要)です。
休館前の最終開館日
平塚市美術館は1991年の開館から35年がたち、建物と設備の大規模改修のため2027年1月1日から2029年4月ごろまで(予定)全館休館します。休館前の最終開館日は2026年12月27日の予定です。10月30日時点で館の「開催中・開催予定の展覧会」に載っているのは、工藤甲人展とシュヴェグジュダ展(ともに11月23日まで)、ロビー展(12月27日まで)です。
公式の案内
- 生誕110年 工藤甲人展 北の大地といのちの詩(平塚市美術館)
- 企画展「生誕110年 工藤甲人展」を開催(平塚市の発表。交通・駐車場、同時開催展)
- シュヴェグジュダと湘南の画家たち
- 平塚市美術館改修工事に伴う休館





