関東5球団のドラフト2026|ロッテ・巨人・ヤクルト・西武・DeNAの指名結果と会議前の戦略

ZOZOマリンスタジアムの外観

2026年のプロ野球ドラフト会議は、10月22日(木)16時50分から東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開かれました。関東に本拠地を置く千葉ロッテマリーンズ、読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズ、埼玉西武ライオンズ、横浜DeNAベイスターズの5球団は、いずれも1位指名を事前に公表しませんでした。支配下では5球団で計31人が指名され、ロッテは投手、巨人は高校生、ヤクルトは野手を中心に選びました。指名結果と、会議前に各球団が話していた方針を球団ごとに載せています。

目次

1位指名の結果(10月22日)

球団 1位で交渉権を得た選手 経過 速報記事
ロッテ 米沢友翔(関西大・投手) 鈴木泰成投手(ソフトバンク)、宮原廉投手(中日)の抽選に敗れ、3回目の入札で単独指名 ロッテの速報
巨人 織田翔希(横浜高・投手) 単独指名。米球界挑戦を表明していた選手 巨人の速報
ヤクルト 藤澤涼介(東京ガス・外野手) 単独指名 ヤクルトの速報
西武 川尻啓人(亜細亜大・投手) 単独指名 西武の速報
DeNA 星野世那(大阪商業大・投手) 単独指名 DeNAの速報

支配下の指名選手(関東5球団)

球団 人数 2位以降の指名選手 指名の特徴
ロッテ 6人 2位 前田侑大(高岡第一高・投手)、3位 長屋竣大(ENEOS・投手)、4位 黒田義信(東日本国際大・外野手)、5位 新城楓雅(奈良大附高・投手)、6位 田中皐晴(日南学園高・外野手) 投手4人。1位・2位とも北陸出身の左腕
巨人 6人 2位 平田玲翔(大分商高・投手)、3位 池田聖摩(横浜高・内野手)、4位 杉本真滉(智辯学園高・投手)、5位 伊藤櫂人(中央大・内野手)、6位 松平快聖(神奈川大・投手) 上位4人が高校生(2008年以来)。6位の松平投手は千葉・市原中央高出身
ヤクルト 7人 2位 佐藤悠太(東北福祉大・外野手)、3位 福原聖矢(明治大・捕手)、4位 高田瑛大(都城高・内野手)、5位 川平真也(茨城アストロプラネッツ・投手)、6位 石澤大和(日本製鉄室蘭シャークス・投手)、7位 渡邊隼輔(徳島インディゴソックス・内野手) 4位まで全員野手(12球団で唯一)
西武 5人 2位 柿本晟弥(パナソニック・投手)、3位 沢山優介(ヤマハ・投手)、4位 田中諒(日大三高・捕手)、5位 中津大和(日本生命・外野手) 上位3人が大学・社会人の投手
DeNA 7人 2位 保西雅則(日本航空石川高・内野手)、3位 杉本寛斎(ブリティッシュコロンビア大・外野手)、4位 小金井凌生(青森大・投手)、5位 木口永翔(上武大・投手)、6位 神里陸(ENEOS・捕手)、7位 坂口渉(Honda・外野手) 3位でカナダの大学の選手を指名

出典:NPB公式「選択選手一覧」(ロッテ、巨人、ヤクルト、西武、DeNA)。育成選手の指名は含みません。

関東の5球団で方針がはっきり分かれました。ロッテは投手を中心に、巨人は高校生を中心に、ヤクルトは野手を中心に指名しています。SNSでも「ロッテのガチガチ投手ドラフト、ヤクルトのコテコテ野手ドラフト」と対比する投稿がありました。ロッテ・巨人・ヤクルトの各選手の特徴と、指名へのSNSでの評価は上の速報記事にまとめています。

会議前の予想どおりに1位を指名できたのは、サンケイスポーツが予想していたヤクルトの藤澤選手と、スポーツ報知が予想していたロッテの米沢投手(3回目の入札)でした。以下は会議前にまとめた各球団の方針です。

関東5球団の方針の比較

球団 今季の成績 1位候補・方針 報道で名前が挙がった主な候補
千葉ロッテマリーンズ パ・リーグ5位(63勝77敗3分) 候補7人。サブロー監督は「素材が良い投手が欲しい」 米沢友翔、鈴木泰成、宮原廉、川尻啓人、菰田陽生
読売ジャイアンツ セ・リーグ2位(76勝64敗3分) 候補12人を当日のテーブルで決定。11年ぶりの監督不在 菰田陽生、渡部海、藤澤涼介、榊原七斗
東京ヤクルトスワローズ セ・リーグ5位(61勝80敗2分) 93人をランク付け。池山監督は「スターターと長距離打者」 鈴木泰成、米沢友翔、川尻啓人、藤澤涼介、春山陽登
埼玉西武ライオンズ パ・リーグ2位(79勝60敗4分) 3人に絞って1人に決定、「戦略的」に非公表。即戦力の右腕を要望 鈴木泰成、宮原廉、角田楓斗
横浜DeNAベイスターズ セ・リーグ3位(71勝69敗3分) 候補は「1桁」、当日に社長が決定。「層の厚さ」を重視 米沢友翔、鈴木泰成、藤澤涼介、菰田陽生

成績はNPB公式のセ・リーグ順位表とパ・リーグ順位表。候補はスポーツ紙などの報道によるもので、球団の発表ではありません。

複数の関東球団で名前が挙がる選手

選手 所属・ポジション 候補として報じられた関東の球団
鈴木泰成 青山学院大・右投手 ロッテ、ヤクルト、西武、DeNA
米沢友翔 関西大・左投手 ロッテ、ヤクルト、DeNA
菰田陽生 山梨学院高・投手/内野手(千葉県出身) 巨人、ロッテ、ヤクルト、DeNA
藤澤涼介 東京ガス・外野手 巨人、ヤクルト、DeNA
宮原廉 近畿大・右投手 ロッテ、西武、巨人
川尻啓人 亜細亜大・投手 ロッテ、ヤクルト

出典:ドラフト会議ホームページ「ドラフト当日のスポーツ紙各紙の1位予想と12球団の動き」ほか各球団の個別記事に載せた報道。

スポーツ紙6紙の1位予想(関東5球団)

球団 報知 スポニチ 日刊 サンスポ 東京中日 デイリー
ロッテ 米沢友翔 鈴木泰成 鈴木泰成 鈴木泰成 鈴木泰成 鈴木泰成
巨人 菰田陽生 菰田陽生 渡部海 菰田陽生 渡部海 菰田陽生
ヤクルト 鈴木泰成 菰田陽生 菰田陽生 藤澤涼介 鈴木泰成 鈴木泰成
西武 鈴木泰成 鈴木泰成 鈴木泰成 鈴木泰成 宮原廉 宮原廉
DeNA 藤澤涼介 川尻啓人 菰田陽生 米沢友翔 鈴木泰成 菰田陽生

出典:ドラフト会議ホームページ(2026年10月22日)。各紙の外れ1位予想は個別記事に載せています。東京中日スポーツの予想では、ロッテ・ヤクルト・DeNAの3球団が鈴木泰成投手で重なります。

球団ごとの補強ポイント

千葉ロッテマリーンズ:奪三振リーグ最少の投手陣

投手の奪三振988はパ・リーグで唯一1,000に届かず、防御率3.84はリーグ5位でした。国内FA権を持つ小島和哉投手の去就もあり、左腕の補強が課題と報じられています。詳しくは千葉ロッテマリーンズのドラフト戦略2026。

読売ジャイアンツ:打率・本塁打がリーグ4位

防御率2.80はリーグ2位でしたが、打率.234と103本塁打はともにリーグ4位。報道では「打てる野手」が最大の補強ポイントとされ、二刀流の菰田選手が筆頭候補に挙がりました。詳しくは読売ジャイアンツのドラフト戦略2026。

東京ヤクルトスワローズ:本塁打リーグ最少、被本塁打リーグ最多

チーム本塁打83本はリーグ最少、被本塁打132本はリーグ最多。夏場以降に先発投手が崩れ、先発と長距離打者の両方を求めています。詳しくは東京ヤクルトスワローズのドラフト戦略2026。

埼玉西武ライオンズ:右腕2人のメジャー挑戦に備える

平良海馬投手と髙橋光成投手のメジャー挑戦の可能性が報じられ、西口文也監督は即戦力の投手を要望しています。左腕はそろっているため、狙いは右腕とみられています。詳しくは埼玉西武ライオンズのドラフト戦略2026。

横浜DeNAベイスターズ:日本シリーズ直前のドラフト

セ・リーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち抜き、10月24日からソフトバンクとの日本シリーズに臨みます。木村洋太球団社長は「シーズンを通して、強いチームになるために層の厚さをつくっていけるドラフトにしたい」と話しました。詳しくは横浜DeNAベイスターズのドラフト戦略2026。

SNSでの口コミ・ファンの予想

  • 鈴木泰成投手の競合を心配する声:ドラフト当日の1位予想の投稿では、ロッテと西武の欄に鈴木投手を入れたものが多く、「ロッテ1位予想の鈴木投手がものすごい競合になっている」と気にする投稿もありました。
  • 菰田陽生選手の行き先:巨人の欄に菰田選手を入れる予想が多い一方、DeNA・ヤクルト・ロッテに入れる投稿もありました。巨人ファンからは「二刀流を育てられるか」という不安の声も出ていました。
  • 「公表ゼロ」で読めない:ロッテ・ヤクルト・西武・DeNA・巨人などを「読みづらい」球団に挙げ、「ほとんど予想が外れる大波乱の展開になりそう」と書く投稿が見られました。

球団ごとのファンの声は、上の各記事で紹介しています。

指名結果の確認先

育成選手を含む指名選手はNPB公式サイトのドラフト会議ページと各球団の公式サイト(ロッテ、巨人、ヤクルト、西武、DeNA)で確認できます。

参照した情報

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次