【速報】DeNAのドラフト1位は大阪商業大・星野世那投手、単独で交渉権|近江出身の左腕

2026年10月22日のプロ野球ドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズは大阪商業大の星野世那(ほしの・せな)投手を1位で指名しました。ほかの球団と重ならず、単独で交渉権を獲得しています。DeNAは例年どおり1位を事前に公表せず、木村洋太球団社長が当日の会議で決めました。

目次

DeNAの1位指名 星野世那投手のプロフィール

名前 星野世那(ほしの・せな)
所属 大阪商業大学4年
ポジション 投手(左投左打)
出身 滋賀県、近江高校出身
身長・体重 179cm・79kg
生年月日 2004年6月14日
最速 151キロ(スポーツ報知、スポーツニッポン)
球種 直球、スライダー、カットボール、チェンジアップ、カーブ
4年の成績 春:4勝1敗、2完封、防御率1.32(リーグMVP)/秋:4勝でリーグ優勝に貢献

近江では山田陽翔投手の控え、大学で頭角

星野投手は中学までは野手で、近江高校で本格的に投手へ転向しました。2年夏から3季連続で甲子園に出場しましたが、同学年に山田陽翔投手(現・西武)がいたため控えでした。スポーツニッポンによると、2022年の選抜大会決勝の大阪桐蔭戦では2番手で登板し、3本塁打を浴びて5回1/3を14失点。本人は「大きな挫折でしたが、それが練習の原動力になりました」と振り返っています。大阪商業大では2年秋に最優秀防御率を獲得。3年春に左ひじを痛めて秋は1登板にとどまったものの、フォームを見直した4年春に4勝・2完封を挙げ、7月には大学日本代表にも選ばれました。4年秋も4勝を挙げてリーグ優勝に貢献しています。

スポーツ報知は、チェンジアップを武器に緩急で打者を抑える技巧派左腕で、ボールの出どころが見づらいフォームが特徴と紹介しています。スポーツナビで西尾典文氏は、9回までコンスタントに145キロ前後を出し、「試合を作る能力の高さは大学トップクラス」と評価していました。本人はデイリースポーツの取材に「この春しっかり完投できたことがこれからの自信につながる」と話しています。

ファンが望んだ「左腕」を単独で

ドラフト前、木村社長は「層の厚さをつくっていけるドラフトにしたい」と話していました。報道で候補とみられていたのは関西大の米沢友翔投手(左腕)や山梨学院高の菰田陽生選手でしたが、DeNAは別の大学生左腕を単独で指名しました。菰田選手は日本ハムが単独で交渉権を獲得しています。ドラフト前の方針は横浜DeNAベイスターズのドラフト戦略2026にまとめています。

指名後、相川亮二監督は「一番、来年に向けてベイスターズが必要という選手を指名させてもらった」と説明し、星野投手について「何しろタフ」「先発でも、中継ぎでも1年間投げ抜ける選手だと聞いています」と話しました。昨年は1位の抽選で外れており、「できれば抽選にしたくなかった」とも語っています(日刊スポーツ)。

2位以下の指名選手(支配下)

DeNAは支配下で7人を指名しました。2位で高校生、3位で海外の大学の選手を指名し、4位と5位は大学生の投手、6位と7位は社会人の野手でした。2位から5位までの4人はいずれも身長185cm以上で、2位と3位は投手と打者の両方でプレーしてきた選手です。登録上の守備位置は、NPBの選択選手一覧の表記です。

順位 選手・所属 主な特徴
1位 星野世那 投手
大阪商業大
左投左打、179cm。最速151キロ、武器はチェンジアップ。4年春のリーグMVP
2位 保西雅則(ほにし・まさのり) 内野手
日本航空石川高
右投右打、190cm・104kg。神戸市出身。投手として最速153キロで、変化球は6種類。打者としては高校通算15本塁打。2年春にセンバツ出場
3位 杉本寛斎(すぎもと・かんさい) 外野手
ブリティッシュコロンビア大(カナダ)
右投左打、187cm・108kg。京都府出身。中学卒業後にカナダへ留学し、米国の短大を経て2024年に編入。投手として最速158キロ、打者として2026年1〜5月の公式戦51試合で打率.335、16盗塁。2027年4月に卒業予定
4位 小金井凌生(こがねい・りょうせい) 投手
青森大
右投右打、191cm。横浜市出身で日体大荏原高。サイドスローで、最速149キロの内角への直球と外角のスライダーが武器
5位 木口永翔(きぐち・えいと) 投手
上武大
右投右打、185cm。福岡県出身で筑陽学園高。最速151キロ。2026年春の関甲新学生リーグで最優秀防御率(0.85)
6位 神里陸(かみざと・りく) 捕手
ENEOS
右投左打、170cm。沖縄県南風原町出身で東海大相模高、国学院大を経てENEOS。DeNAの神里和毅選手の9歳下の弟で、国学院大時代に大学日本代表に選ばれた
7位 坂口渉(さかぐち・わたる) 外野手
Honda
右投右打。岡山・興譲館高、城西大を経て入社2年目。Hondaでは内野手として出場し、2026年の公式戦で5本塁打

神里選手が指名されたことで、兄の神里和毅選手と同じチームでプレーする可能性があります。小金井投手が進んだ青森大は、DeNAの蝦名達夫選手、庄司陽斗選手の出身校です。

2026年ドラフト 12球団の1位入札

球団 1位入札
横浜DeNA 星野世那(大阪商業大・投手)単独
埼玉西武 川尻啓人(亜細亜大・投手)単独
北海道日本ハム 菰田陽生(山梨学院高)単独
巨人 織田翔希(横浜高・投手)単独
阪神 榊原七斗(明治大・外野手)単独
東京ヤクルト 藤澤涼介(東京ガス・外野手)単独
オリックス 角田楓斗(富士大・投手)単独
広島 山里宝(亜細亜大・内野手)単独
東北楽天 渡部海(青山学院大・捕手)中日との抽選で交渉権
福岡ソフトバンク 鈴木泰成(青山学院大・投手)ロッテとの抽選で交渉権
中日 渡部海の抽選を外し、外れ1位で宮原廉(近畿大・投手)。ロッテとの抽選で交渉権
千葉ロッテ 鈴木泰成、宮原廉の抽選を外し、米沢友翔(関西大・投手)

米球界への挑戦を表明していた地元・横浜高の織田翔希投手は、巨人が1位で指名しました。

SNSでの口コミ・星野投手の評価

指名から20分ほどの間にSNSに投稿された反応をまとめました。「予想できなかった」という驚きと、左腕を単独で獲れたことへの歓迎が中心です。名前の「星」がベイスターズに合う、という投稿もたくさん出ました。

評価の傾向 SNSでの主な声(要約)
予想外の指名 「DeNA星野だけが完全に予想外」「星野世那の初回入札はほとんど予想されていなかった」「4年前までは山田陽翔の控えだったのに」
左腕No.1という評価に納得 「横浜はシンプルに左腕ナンバーワンの評価が星野だったということ」「大卒左腕が豊作の今年の候補の中で、一番不安要素が少ない」「今年の左腕で真っ先に活躍しそうだと思ったのは彼」
「横浜らしい」指名 「チェンジアップが武器の左腕というのがめっちゃ横浜っぽい」「横浜の好きそうな大卒左腕のドラ1」。東克樹投手を思い出すという声や、石田、今永、東、濱口と左腕がそろった時代を思い出すという投稿も
即戦力として期待 「普通にローテに入ってこれると思う」「強いストレートとチェンジアップで来季の新人王を」「即戦力の左腕が欲しいチーム事情を考えた現実的な指名」
慎重な見方 「正直2位でも獲得できそうに思えた」「ドラ1だと小粒と思われそう」。昨年のひじのけがに触れ、「大卒のけが持ち左腕」とする投稿も
他球団ファンの反応 「星野くんを指名してほしかったが横浜に持っていかれた」「星野世那の一本釣りがしんどい」と、狙っていた球団のファンから悔しがる声

近江高校時代から応援していた人や、地元の滋賀県の人からの祝福も多く見られました。木村洋太球団社長が星野投手を直接視察していた、という投稿もありました。

SNSでの口コミ・2位以下の指名の評価

2位から5位までの指名が終わった直後のSNSでは、体の大きな選手を続けて指名したことと、3位の杉本選手の経歴、6位の神里選手が神里和毅選手の弟であることが特に話題になりました。

話題 SNSでの主な声(要約)
体格の大きな選手が続いた 「星野が小さく見えるぐらい、フィジカルがすごい指名」「2位以降は全員185cm以上、スケールの大きい選手を取りまくっている」。身長と体重を並べて紹介する投稿が多数
保西選手(2位) 「ロマンあふれるスラッガー候補」「菰田くんと並ぶ高校生の二刀流」。投手と野手のどちらで育てるのかに関心が集まった
杉本選手(3位) 「誰!?」「ベイスターズらしいサプライズ指名」と驚く声と、「カタログスペックは良さそう」「ロマンがある」と期待する声。一方で、球団の海外志向を皮肉る投稿や、入団してくれるかを気にする声も
小金井投手(4位) 「横浜市出身の地元選手」「蝦名、庄司の後輩」と歓迎する声。大学での奪三振と与四球の数字から、4位での指名を高く評価する投稿も
木口投手(5位) 「4位小金井、5位木口は強くない?」と、下位の大学生投手2人をうらやむ他球団ファンの声。一方で、同じ右腕を2人続けた理由を疑問視する投稿も
神里選手(6位) 「神里の弟なのか」と驚く投稿が多数。「兄弟で同じチームは熱い」「兄弟で一軍に出る日が楽しみ」と期待する声と、捕手の補強が1人だけだったことを気にする声
坂口選手(7位) 「スラッガーが必要という認識はあるのね」「まさに強打者という感じ」。Hondaでは主に三塁だったため、外野手での指名に注目する声も

参照した情報

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