2026年10月22日(木)のプロ野球ドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズは関西大の米沢友翔投手を1位で指名し、交渉権を得ました。1回目の入札では青山学院大・鈴木泰成投手をソフトバンクとの抽選で、2回目の入札では近畿大・宮原廉投手を中日との抽選で外し、3回目の入札で単独指名となりました。12球団で最後に1位が決まった球団です。

ロッテのドラフト1位
| 選手 | 米沢友翔(よねざわ・ゆうと) |
|---|---|
| 所属・ポジション | 関西大4年・投手(左投げ左打ち、180センチ・80キロ) |
| 生年月日・出身 | 2004年6月1日、石川県珠洲市生まれ。金沢高から関西大へ |
| 入札 | 3回目の入札で単独指名、交渉権獲得 |
| 特徴 | 直球の最速は149キロ。スプリット、カーブ、スライダーを操り、試合をつくる力が高い(スポーツ報知) |
| 主な実績 | 6月の全日本大学選手権決勝で慶大を5回無失点に抑え、関西大の54年ぶりの優勝に貢献 |
| 大学での歩み | 1年秋から登板。2年夏に肘と肩を痛めて約1年間登板なし。今春の関学大戦で準完全試合のリーグ戦初勝利を挙げ、4勝でMVP。中日・金丸夢斗投手の2年後輩で、背番号21を受け継いだ |
出典:スポーツ報知「関大・米沢友翔はロッテが外れ1位指名」、ドラフト会議ホームページ公式X、スポーツ報知(会議前の記事)
1位が決まるまでの3回の入札
| 入札 | ロッテが入札した選手 | 重なった球団 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 鈴木泰成(青山学院大・投手) | ソフトバンク | 抽選でソフトバンクが交渉権 |
| 2回目(外れ1位) | 宮原廉(近畿大・投手) | 中日 | 抽選で中日が交渉権 |
| 3回目(外れ外れ1位) | 米沢友翔(関西大・投手) | なし | 単独で交渉権 |
昨年は2球団競合の抽選で健大高崎高・石垣元気投手を引き当てていましたが、今年は2度とも抽選に敗れました。12球団のうち8球団は1回目の入札で単独指名となり、抽選になったのは鈴木投手(ロッテ・ソフトバンク)と青山学院大・渡部海捕手(楽天・中日)、2回目の宮原投手(ロッテ・中日)の3回でした。
会議前の方針・予想との違い
- 報道されていた「左腕No.1」:スポーツ報知は会議前、米沢投手を球団内で「左腕NO1」と評価し、単独指名を狙うプランがあると報じていました。報知の1位予想も米沢投手でした。
- 5紙の予想は鈴木投手:スポーツニッポン、日刊スポーツ、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ、デイリースポーツの5紙は鈴木投手の1位を予想しており、1回目の入札はその通りでした。
- 手薄な左腕の補強:今季は小島和哉投手が6勝9敗、毛利海大投手が3勝6敗。国内FA権を持つ小島投手の去就もあり、左腕が課題とされていました。サブロー監督は「素材が良い投手が欲しい」と話していました。
指名直後のSNSでの反応
- 抽選2連敗に落胆:「くじ運ですらソフトバンクに勝てないのか」「また被った」と、2度の抽選負けを嘆く投稿が相次ぎました。「みんな一本釣りしているのに外れ外れ1位なのはキツい」という声もありました。
- 米沢投手なら納得:一方で「外れ外れで米沢なら大当たり」「2回外しても米沢ならOK」「左腕はいくらいてもいい」と、指名した選手を評価する投稿が多く見られました。
- 「2位で欲しかった」:「本当は2位あたりで行きたかった」「あわよくば2巡目で指名したかった」と、1位で使ったことを惜しむ声もありました。
- 他球団ファンからも:「ロッテも米沢なら全然外れ外れ1位の感じもしない」という投稿がありました。
SNSでの評価
| 評価 | SNSでの主な口コミ |
|---|---|
| 「外れ外れ」でも高評価 | 「外れ外れで米沢なら大当たり」「2回外しても米沢ならOK」「むしろ素晴らしい左腕きた」「春の時点でかなり高い評価だったはず」 |
| チーム事情に合う | 「左腕はいくらいてもいい」「先発枠はたくさん空いている」。他球団のファンからも「米沢の方がロッテに足りないピースだった」という声 |
| 体力・故障を心配 | 「怪我が気になるが、能力は高い」「1年目からローテーションを回る体力面が怪しい」「先発できずに中継ぎになりそう」 |
| 指名の順番 | 「本当は2位あたりで行きたかった」「裏返せば2位も狙えたのか」 |
| 長い目で | 「ドラ1を2回外したので評価は低くされると思うが、5年経たないとドラフトは評価しようがない」 |
抽選2連敗には落胆の声が多かったものの、米沢投手自身への評価は高く、心配の声は体力と故障に集中しています。スポーツ報知によると、米沢投手は大学2年の夏に肘と肩を痛めて約1年間登板できず、今春に復活して4勝でリーグMVPに選ばれました。石川県珠洲市の出身で、能登半島出身の選手がロッテに入ることを喜ぶ投稿も多く見られました。
2位以降の指名選手
ロッテは支配下で6人を指名し、6位で指名を終えました。6人のうち4人が投手、2人が外野手で、高校生は3人です。1位の米沢投手と2位の前田投手はともに北陸出身の左腕です。
| 順位 | 選手 | ポジション・所属 | 特徴(球団・報道による) |
|---|---|---|---|
| 2位 | 前田侑大(まえだ・ゆうと) | 投手・高岡第一高(左投げ左打ち) | 最速156キロの左腕。今夏の富山大会で1試合20奪三振のノーヒットノーラン。9月のU-18アジア選手権で準優勝。2009年1月23日、富山県高岡市生まれ。スカウトは「高校No.1左腕」と評価 |
| 3位 | 長屋竣大(ながや・しゅんた) | 投手・ENEOS(右投げ右打ち) | 最速150キロ超の直球とチェンジアップ、フォークが武器の右腕。トミー・ジョン手術からの復帰途上で、球団は早期の一軍戦力として期待 |
| 4位 | 黒田義信(くろだ・よしのぶ) | 外野手・東日本国際大(右投げ左打ち) | 走攻守3拍子そろい、左右に打ち分ける技術と長打力がある。長崎県佐世保市出身、九州国際大付高から東日本国際大へ |
| 5位 | 新城楓雅(しんじょう・ふうが) | 投手・奈良大附高(右投げ右打ち、190センチ) | 190センチを超える長身から投げる角度のある直球が武器(球団発表で最速148キロ)。制球もよく、球団は将来の先発ローテーション候補と評価。今夏の奈良大会ではセンバツ準優勝の智辯学園高に完投勝利し、決勝に進んだ |
| 6位 | 田中皐晴(たなか・こうせい) | 外野手・日南学園高(右投げ左打ち) | 体格を生かしたパンチ力と柔らかいリストワークで、広角に打ち返す。宮崎県都城市出身。今夏の甲子園では2試合で6打数4安打。2年秋からは投手も務め、最速144キロ |
出典:NPB公式「千葉ロッテ 選択選手」、千葉ロッテマリーンズ公式「2026年ドラフト会議」(担当スカウトのコメント)、スポーツ報知(前田投手)、日刊スポーツ(前田投手)、週刊ベースボールONLINE(新城投手、田中選手)
2位以降の指名へのSNSでの評価
| 評価 | SNSでの主な口コミ |
|---|---|
| 前田投手の2位に驚き | 「何で前田侑大取れた?」「よく残ってたな」「1位2位で左腕2枚とかドラフト上手すぎ」。1位・2位とも北陸出身の左腕で、石川・富山のファンからの喜びの投稿も多い |
| 下位の高校生にも期待 | 「新城楓雅が5位まで残るんだから当日の流れってある」「スケールの大きい高卒投手をそろえられてロマンにあふれる」 |
| 黒田選手の4位 | 「2位前田、4位黒田は儲けもの」「中堅手で考えるならいい指名」。名前が戦国武将のようだという投稿も目立った |
| 長屋投手は役割に注目 | 「大学でトミー・ジョン手術をして社会人で復帰」「まずはリリーフからかな」 |
| 支配下の指名を終えて | 「くじを2回外した割には素晴らしいドラフト」「外れに見せかけた隠れ当たりドラフト」「前田、新城、田中皐晴は指名が難しいと諦めていた選手」と満足する投稿が多い |
| 厳しい見方も | 「今のところ30点、評価できるのは2位の前田だけ」「ドラフトが上手いというより、ペナント順位が低いので早めの2位指名を取れているだけ」「大卒・社会人の投手は、昨年の2人がけがで出遅れたので少し怖い」 |
1位の抽選2連敗で落胆していたファンの投稿は、前田投手の2位指名を境に明るいものが増えました。ロッテは今季リーグ5位で、2位以降は各巡で早い順番に指名できたことを挙げる声もあります。
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育成選手を含む全指名選手は、NPB公式サイトのドラフト会議ページで確認できます。
参照した情報
- スポーツ報知「関大・米沢友翔はロッテが外れ1位指名…最速149キロの全日本大学選手権V左腕」(2026年10月22日)
- ドラフト会議ホームページ公式X「ロッテが米沢友翔選手を指名」(2026年10月22日)
- スポーツブル公式X「交渉権確定 千葉ロッテマリーンズ1位 米沢友翔」
- スポーツ報知「ロッテのドラフト1位指名候補に関大・米沢友翔」(2026年10月22日、会議前)
- ドラフト会議ホームページ「スポーツ紙各紙の1位予想」
- NPB公式「2026年 プロ野球ドラフト会議」
写真:ZOZOマリンスタジアム(Stantonharuka撮影、2021年、Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0)
