Event Overview
鋸南町の戦争遺跡ガイドツアー2026は8月1日・8日・15日の3回、8時45分から13時30分まで。参加費は2,000円で、別途バス代600円と昼食代がかかります。集合は道の駅保田小学校附属ようちえんのバス停前、要事前予約。前年からの変更点までまとめました。
- 2026/8/1 08:45 - 2026/8/15 13:30
- 道の駅保田小学校附属ようちえん バス停前(集合)
- 2,000円(別途 往復町営バス代600円・昼食代)

鋸南町の海に面した崖に、特攻艇を隠すために掘られた壕が今も口を開けている。道の駅保田小学校が主催する戦争遺跡ガイドツアーは、2026年は8月1日・8日・15日の3回。町営バスで勝山と岩井袋の遺構を回る、半日のコースだ。
2026年は3回、参加費は2,000円に変わった
主催者の告知ポスターに、開催日は8月1日(土)・8日(土)・15日(土)の3回、時間は8時45分から13時30分までと出ている。参加費は2,000円だ。
ここは前年の情報と食い違うので気をつけたい。2025年は開催日が8月2日・9日・10日で、参加費は1,000円だった。キャッチも「戦後八十年特別企画」から「本土決戦に備えた秘密基地の全貌」に変わっている。去年のページを見て出かけると、日付も金額もずれる。
開催概要
| 名称 | 鋸南町の戦争遺跡ガイドツアー |
|---|---|
| 開催日 | 2026年8月1日(土)・8日(土)・15日(土) |
| 時間 | 8:45〜13:30(約4時間45分) |
| 集合 | 道の駅保田小学校附属ようちえん バス停前 |
| 住所 | 千葉県安房郡鋸南町保田724 |
| 参加費 | 2,000円(別途 往復町営バス代600円・昼食代) |
| 申込 | 要事前予約 0470-50-1238(道の駅保田小学校附属ようちえん) |
| 主催 | 道の駅 保田小学校 |
| アクセス | JR内房線 保田駅から徒歩約15分/富津館山道路 鋸南保田ICすぐ |

集合場所は、閉園した幼稚園のバス停
集合は道の駅保田小学校附属ようちえんのバス停前。この道の駅そのものが、2014年3月に閉校した町立保田小学校を転用して2015年12月に開いたものだ。旧体育館が直売所になり、2階の教室はそのまま宿泊施設として使われている。
隣の旧鋸南幼稚園をリノベーションした「附属ようちえん」は2023年10月にグランドオープンした。遊戯室は滑り台とハンモックのあるカフェ、職員室と保健室はワーキングスペースになっている。閉校した小学校の隣、閉園した幼稚園のバス停に集まって戦争遺跡へ向かう、という構図になる。
1,700人の部隊が、漁村の民家に分かれて住んだ
町報きょなんの連載によると、昭和20年3月に横須賀鎮守府で第一特攻戦隊が編成され、6月には約1,700人で第十八突撃隊がつくられた。この部隊が勝山に配置され、岩井袋に本部が置かれている。
1,700人が入るような施設は漁村にない。兵士は民家に数名ずつ分宿した。そして特攻艇を隠す格納壕の掘削が、突貫工事で進められた。終戦まで2か月あまりという時期の話だ。
壕は大黒山下・内宿・岩井袋の3か所に残っている
配備されたのは特攻艇「震洋」と特殊潜航艇「蛟龍」。震洋はベニヤ製の小型艇で、艇首に250kgの炸薬を積んでいた。内宿に配備され、勝山が基地になった。蛟龍の格納壕は二の浜の大黒山下に掘られ、今も一部が残る。
岩井袋は町の南西端、南房総市との境に接する集落だ。実際に見に行った人の記録では、港から近い小山に高さ4〜5m、奥行き20mほどの岩盤の壕が2つ確認できるという。東京湾の入口を押さえる位置に、本土決戦をにらんで置かれた基地だった。
バス代600円と昼食代は、参加費と別にかかる
ポスターに「別途往復バス代600円、昼食代がかかります」と書かれている。移動は町営バスで、昼食は勝山漁協が直営する「お食事処なぶら」でとる。勝山の定置網で毎日水揚げされた魚を出す店で、市場に出回らない魚が並ぶこともある。
海鮮なぶら丼と地魚寿司定食が各1,300円、地魚天ぷら定食が1,200円といった価格帯だ。参加費2,000円だけを持っていくと足りないので、現金は多めに用意しておきたい。なお、この店を自力で訪ねる場合は、週末や混雑時に入口で受付表を書いて待つ方式になる。
「夏季ですので帽子・飲み物はご用意ください」との注意書きもある。海沿いの屋外を歩く4時間45分だ。
予約は電話一本、荒天時の扱いは聞いておく
事前予約が必要で、予約先は道の駅保田小学校附属ようちえん(0470-50-1238)またはようちえんショップの受付。定員と締切は公表されていないので、電話のときに一緒に確認しておくのがいい。
荒天時に中止になるのか順延なのかも公式には書かれていない。屋外の遺構を見てバスで移動する内容なので、天気が怪しい日は前もって聞いておきたい。壕の中に入るのか、懐中電灯が要るのか、どのくらい歩くのかも告知には出ていない。ここも予約の電話でまとめて聞いておくと当日が楽になる。
集合前の朝ごはんと、解散後の給食
集合が8時45分なので、朝食を現地でとる手もある。道の駅に併設された「かつ菜保田店」では、大きなアジフライと地元野菜を使った朝定食が700円で出る。
ツアーの昼食は「なぶら」なので、道の駅名物の給食は食べられない。狙うなら別の日にしたほうがいい。「里山食堂」は11時から15時の営業で食券制、給食が売り切れることもある。アジフライ給食はアジフライ・サラダ・みそ汁・白ごはん・みそピー・チョコレートケーキという構成で、ごはんを揚げパンに変えられる。「あげパンとソフト麺は懐かしの味そのまま」という声や、「ミルメークコーヒーのソフトクリーム最高」という投稿が見られる。
駐車場は普通車107台で、満車のときは徒歩5分の第二駐車場に回る。「混雑時は第一駐車場だと出るのに大変なので、第二に停めるのが良いかもしれない」という声もある。朝は入庫待ちの列ができるという投稿もあるので、車なら早めに着いておきたい。夏の暑さについては「揚げパンとか食べたかったけど暑すぎて何も食べず終わった」という投稿もあった。
同じ8月、鋸南ではこんな灯りもともる
ツアー最終日の翌日にあたる8月16日には、川尻海岸で鋸南の灯籠流しが行われる。弟橘媛が眠ると伝わる島へ、数百の灯りを流す行事だ。特攻基地の跡を歩いた同じ月に、同じ町の海へ数百の灯りが流れていく。
- 開催期間
- 2026/8/1 08:45 - 2026/8/15 13:30
- 住所
- 千葉県安房郡鋸南町保田724
- 主催者
- 道の駅 保田小学校
- 料金
- 2,000円(別途 往復町営バス代600円・昼食代)
- 状態
- 開催予定