Event Overview
富津市の八坂神社祭礼2026は7月18日に萩生、19日に富津・篠部・川名・西川の各社で開催。漁師町ならではの激しくもむ神輿、青堀駅からのアクセス、駐車場がない前提の回り方、富津岬とあわせた一日の組み方を紹介します。
- 2026/7/18 09:00 - 2026/7/19 20:00
- 富津八坂神社ほか(富津市各地区)
- 見学無料

富津市の海沿いには八坂神社が点在している。ひとつやふたつではない。富津、篠部、川名、萩生、青木——地区ごとに八坂神社があり、それぞれが7月に祭礼を行う。しかも日付が近い。同じ週末に複数の地区で神輿が出る、というのが富津の夏の姿だ。大きな観光イベントではないぶん、漁師町の祭りの手ざわりがそのまま残っている。
2026年の富津の八坂神社祭礼は7月18日・19日
富津市が公表している祭礼日程によると、2026年は次のようになっている。青木八坂神社だけは7月12日(日)で、すでに終わっている。
本番は7月18日(土)と19日(日)の週末だ。18日に萩生(はぎう)八坂神社、19日には富津八坂神社・篠部(しのぶ)八坂神社・川名八坂神社・西川八坂大神八幡神社が一斉に祭礼を迎える。日曜に4社が重なるので、はしごしようと思えばできなくはない。ただし各社の開始時刻や神輿の巡行ルートは公表されていない。市の案内にも「時間や場所などの正確な情報は不明な場合がある」と断り書きがある。
開催概要
| 神社 | 2026年の開催日 | 地区 |
|---|---|---|
| 青木八坂神社 | 7月12日(日)※終了 | 富津市青木 |
| 萩生八坂神社 | 7月18日(土) | 富津市萩生 |
| 富津八坂神社 | 7月19日(日) | 富津市富津 |
| 篠部八坂神社 | 7月19日(日) | 富津市篠部 |
| 川名八坂神社 | 7月19日(日) | 富津市川名 |
| 西川八坂大神八幡神社 | 7月19日(日) | 富津市西川 |
料金はいずれも見学無料。最寄り駅はJR内房線・青堀駅で、地区によっては大貫駅も使える。問い合わせは富津市秘書広報課(0439-80-1225)。
漁師町の神輿は、担ぎ方からして違う
富津の八坂神社祭礼を撮った動画には「これが漁師町の神輿」という言葉が添えられている。実際、担ぎ手が神輿を上下に激しくもみ、掛け声とともに前へ後ろへ揺らす。整然と進む都市部の神輿とは動きの質が違う。海で働く人たちの体の使い方がそのまま出ている、と言えば近いだろうか。
神輿は地区の路地から海沿いの道へ出て、また戻ってくる。沿道との距離が近いので、担ぎ手の息づかいまで聞こえる。見物客が何重にも並ぶような混雑にはならないが、そのぶん神輿が通る場所には遠慮なく寄れてしまう。担ぎ手の動きは急に変わるので、子どもの手は必ずつないでおく。

海へ神輿を担ぎ入れる「浜降り」が根づく土地
東京湾に面した富津の一帯には、神輿を海へ担ぎ入れる「おはまおり(お浜出)」の文化がある。千葉県立中央博物館が「おはまおり——海へ向かう神々の祭」という企画展を開いたことがあるほど、この地域では珍しくない神事だ。
ただし、富津市が「若衆が神輿を担いで海に入る」と明記しているのは吾妻神社の馬だし祭りのほうで、八坂神社の祭礼が海に入るかどうかは公表資料からは確認できない。当日どうなるかは地区ごとに違うと見ておく。海辺の町の祭りとして、そういう文化の上に成り立っている——という背景を知っておくと、神輿が海の方角へ向かう意味が見えてくる。
電車とバス、車で行く場合の停め方
公共交通なら青堀駅が起点になる。駅から各地区へはバスか徒歩で、富津岬・富津公園方面へはバスが出ている。祭礼会場に直行する便はないので、駅からの距離は地区ごとに調べておきたい。
車の場合、専用の来場者駐車場は用意されていない。地区の祭礼は路地を神輿が通るため、当日その周辺には停められないと考えるのが安全だ。富津公園の駐車場に停めて歩く、という選択肢はあるが、地区によっては距離がある。「近くに停める場所が読めない」タイプの祭りなので、可能なら電車で行きたい。
屋台と暑さ、子連れで見るなら
屋台は地区の規模なりで、大々的に並ぶわけではない。飲み物は自分で持っていく前提でいい。7月中旬〜下旬の日中は海沿いでも容赦なく暑いので、帽子と水は必須になる。神輿の巡行は昼から夕方にかけて続くことが多く、ずっと追いかけると体力を削られる。
キャッシュレス決済に対応した出店は期待しにくい。現金を少し持っておく。子連れなら、神輿が休憩する場所や神社の境内で待って、通りかかるところを見る、という構えのほうが体が楽だ。トイレや授乳の設備は整っていないので、駅や公園で済ませてから向かう。
祭りとあわせて富津岬へ
富津の祭礼を見にきたなら、足を延ばして富津岬まで行ってほしい。東京湾へ細長く突き出た岬の先端には、五葉松をかたどった明治百年記念展望塔が建っている。最上部は高さ22mほど。晴れた日には東京湾の向こうに三浦半島が横たわり、その上に富士山が乗る。
富津はあさりや地魚も名物で、潮干狩り場が海岸に点在している。神輿を見て、岬で海風にあたって、海鮮を食べて帰る。祭りを軸にした一日の組み方としては、これくらいが無理がない。
荒天のときは
屋外の神輿渡御なので、雨や強風の日は巡行の範囲が縮まったり時間が変わったりする。地区の祭礼は公式サイトやSNSでの発信がほとんどないため、当日の判断は現地で確かめるしかない。どうしても事前に知りたい場合は、富津市秘書広報課(0439-80-1225)に問い合わせて、担当する地区の連絡先を教えてもらうのが早い。
今週のイベントを確認する
https://chiba-style.com/weekly-event [rakuten_widget]イベント情報
- 開催期間
- 2026/7/18 09:00 - 2026/7/19 20:00
- 開催場所
- 富津八坂神社ほか(富津市各地区)
- 住所
- 千葉県富津市富津・篠部・川名・萩生ほか
- 主催者
- 富津市各地区
- 料金
- 見学無料
- 状態
- 開催予定