富津市|古船浅間神社「羯鼓舞(かっこまい)」2026年7月5日——明治以前から伝わる雨乞いの奉納芸能

夜間の古船浅間神社境内で黒い獅子面と赤白の衣装を纏った舞い手3人が羯鼓を腰につけて舞う様子 イベント情報

Event Overview

夜の境内で舞い手3人が羯鼓を鳴らす——古船浅間神社 例祭「羯鼓舞」(富津市公式) 千葉県富津市の古船浅間神社で…

  • 2026/7/5 13:00 - 2026/7/5 16:00
  • 古船浅間神社
  • 無料(見学・参拝ともに)
夜間の古船浅間神社で黒い獅子面と赤白の衣装を纏った舞い手3人が腰の羯鼓を打ちながら舞う。背後に観客の人影
夜の境内で舞い手3人が羯鼓を鳴らす——古船浅間神社 例祭「羯鼓舞」(富津市公式)

千葉県富津市の古船浅間神社では、毎年7月の第1日曜日に「羯鼓舞(かっこまい)」が奉納される。黒い獅子面を付けた舞い手3人が、腰に結んだ小型の両面太鼓(羯鼓)を打ちながら激しく舞う奉納芸能で、もとは干ばつの際の雨乞いとして始まった。地域の長男に代々受け継がれてきた行事で、2026年は7月5日(日)に行われる。

黒い獅子面と腰の羯鼓——舞の構成

羯鼓舞は千葉各地に「三匹獅子舞」「かっこ様」「鞨鼓舞」などの呼び名でも伝わる奉納芸能の一形態だ。古船浅間神社の羯鼓舞は3人一組で、黒い獅子面を被り鮮やかな赤と白の衣装をまとった舞い手が、腰にくくりつけた羯鼓を双方の手で叩きながら踊る。単調なリズムではなく、3人が互いの動きを呼応させながら展開するため、見ているうちに引き込まれる。拝殿石段下の広場で行われるため観客と距離が近く、太鼓の音が腹に響く。

雨乞いの祈りから地域の行事へ

羯鼓舞の起源について、富津市の公式記録は「明治以前より地域の長男の間に伝承され、古くは雨乞いのために行われた」と記している。現在は羯鼓舞保存会が伝承を担い、例祭の奉納という形で続いている。観光案内板もなく、大きく告知もされないため、地元以外の人間には存在すら知られていないことが多い。それだけに、初めて見た人からは「こういう祭りが千葉にあるとは知らなかった」という反応が多く、郷土芸能マニアの間では「交通アクセスが不安すぎる」と言いながらも足を運ぶ人が一定数いる。

例祭の開催概要

項目 内容
開催日 2026年7月5日(日)※毎年7月第1日曜日
神事開始 正午ごろ
羯鼓舞 奉納 午後2時ごろ(過去の記録による目安)
会場 古船浅間神社 拝殿石段下広場
住所 千葉県富津市鶴岡474
入場料 無料(参拝・見学ともに)
問い合わせ 富津市役所 商工観光課 TEL: 0439-80-1291

正確な時刻は年によって前後することがある。余裕を持って午後1時過ぎには現地に着いていると確実だ。

昼間の古船浅間神社で朱鳥居を背景に羯鼓舞の舞い手たちが奉納する。周囲を地域住民が取り囲んでいる
昼間の奉納の一場面。朱鳥居の前に地域住民が集まり舞い手を囲む(富津市公式)

大貫駅からのアクセス

古船浅間神社への最寄り駅はJR内房線 大貫駅。館山道の富津竹岡ICからは車で約10分だが、電車の場合は大貫駅からのルートを地図で確認しておく必要がある。郷土芸能マニアの間でも「アクセスが難しい」と言われる場所で、車での来訪が現実的だ。

  • JR内房線 大貫駅(君津駅から約15分)
  • 館山道 富津竹岡IC から約10分
  • 神社周辺に駐車スペースあり(例祭日は早めの到着を)

神社周辺の立ち寄りスポット

古船浅間神社には境内に湧き水スポットがあり、ツーリングのライダーが水を汲みに立ち寄る場所としても知られている。「台車も完備で作業しやすい」という投稿が見られる通り、ポリタンクでの水汲みに対応した設備が整っている。羯鼓舞の後の時間があれば、富津岬に寄って東京湾を眺めるのがいい。岬周辺に地元の海産物を出す食堂が数軒あり、アジの刺身を出す店が多い。

観覧マナーと持ち物

神事の奉納のため、観覧中は声を上げず静かに見守るのが基本だ。写真・動画の撮影は神社側の案内に従って判断してほしい。7月上旬の富津市は湿度が高く日陰が少ないので、帽子・日焼け止め・水分は持って行く。

花火大会でも屋台でもない、富津の夏

黒い獅子面の舞い手が羯鼓を打つ音は、人混みも音楽フェスもない境内に低く響く。千葉の夏祭りとしては知名度がほぼゼロの行事だが、だからこそ来た人間には「本物だ」と感じさせる何かがある。2026年7月5日(日)は午後2時ごろが奉納の目安だ。

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イベント情報

開催期間
2026/7/5 13:00 - 2026/7/5 16:00
開催場所
古船浅間神社
住所
千葉県富津市鶴岡474
主催者
羯鼓舞保存会
料金
無料(見学・参拝ともに)
状態
開催予定