千葉県 9月16日(水)のイベント
千葉市美術館の千葉開府900年記念特別展「月と星と―美術がつなぐとき」は2026年11月23日(月・祝)まで。一般1,500円、高校生以下無料、金・土曜は20時まで開館し18時以降は2割引。妙見信仰の絵巻、『天文対話』初版などの天文資料、現代美術9名(組)の約150点。11月7日のトーク・9日のライブは10月28日締切。
- 2026/9/16・2026/9/17・2026/9/18・2026/9/19ほか全60日
- 千葉市美術館
- 一般1,500円、大学生1,000円、小・中学生・高校生無料
千葉市美術館(千葉市中央区)の千葉開府900年記念特別展「月と星と―美術がつなぐとき」は、2026年11月23日(月・祝)まで開かれています。観覧料は一般1,500円、大学生1,000円で、小・中学生と高校生は無料です。月曜休室ですが、最終日の11月23日は月曜でも開いています。金曜・土曜は20時まで開館し、18時以降は観覧料が2割引になります。
展示は約150点。千葉氏が守り神とした「妙見(みょうけん)」の信仰から入り、日本とヨーロッパの星図や天球儀を経て、現代美術へと3部で進みます。11月7日(土)のアーティストトークと11月9日(月)のライブは、どちらも10月28日(水)が申込締切です。

月と星と展の開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | 千葉開府900年記念特別展「月と星と―美術がつなぐとき」 |
| 会期 | 2026年9月16日(水)〜11月23日(月・祝) |
| 開館時間 | 10:00〜18:00(金曜・土曜は20:00まで)。入場受付は閉館30分前まで |
| 休室日 | 月曜日(9月21日・10月12日・11月23日は開室)、9月24日(木)、10月13日(火)。10月24日以降の休室日は10月26日、11月2日・9日・16日 |
| 会場 | 千葉市美術館(千葉市中央区中央3-10-8) |
| 観覧料 | 一般1,500円、大学生1,000円。小・中学生、高校生は無料。障害者手帳を持つ人と介護者1名は無料 |
| 割引 | 団体20名以上と千葉市内在住の65歳以上は一般1,200円・大学生800円。金曜・土曜の18:00以降は2割引 |
| 同じ券で見られる展示 | 5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」 |
| 主催 | 千葉市美術館 |
| 問い合わせ | 043-221-2311 |
前売券の販売は9月15日で終わり、現在は当日券のみです。10月18日の「市民の日」の無料観覧も終わっています。
出典:千葉市美術館「千葉開府900年記念特別展 月と星と―美術がつなぐとき」
3部の構成と主な展示
千葉のまちは、平安時代後期の大治元年(1126)に平常重(たいらのつねしげ)が今の中央区亥鼻(いのはな)付近に本拠を移し、「千葉」を名乗ったことに始まるとされます。2026年がその900年目にあたり、美術館は千葉氏が信仰した妙見、つまり北極星と北斗七星を神格化した信仰を入口に、月と星にまつわる表現を集めました。
| 部 | テーマ | 主な出品(公式の作品リストより) |
|---|---|---|
| 第Ⅰ部 | 「千葉開府900年」から「月と星と」へ―千葉妙見と千葉のまち | 千葉県指定有形文化財《千葉妙見大縁起絵巻》(榮福寺蔵)、同《金銅透彫六角釣燈籠》(天正2年銘)、1927年の『八百年祭誌』、千葉神社の古絵葉書、妙見寺の縁起の写本 |
| 第Ⅱ部 | 星の信仰とすがた―“お城のプラネタリウム”の知られざるコレクションを起点として | 千葉市立郷土博物館が所蔵する《ブルナッチ天球図》(1687年)、《淳祐天文図》、《天球儀》、ガリレオ・ガリレイ『天文対話』初版(1632年)、バイエル『全天星図(ウラノメトリア)』、葛飾北斎・渓斎英泉・月岡芳年らの浮世絵 |
| 第Ⅲ部 | 月星をめぐるアートの現在、そして未来―現代美術コレクションと9名(組)のアーティストが描く星座 | 宮島達男《地の天》(修復後初公開)、三沢厚彦《Animal 2023-01》、青木野枝、植松琢麿、川内理香子、髙田安規子・政子、宮内由梨、渡辺望、渡辺泰子の作品 |
第Ⅱ部の副題にある「お城のプラネタリウム」は、天守閣の形をした千葉市立郷土博物館のことで、展示の天文資料の多くが同館の所蔵品です。日本画家・田岡春径の横8メートルを超える旧壁画《妙見尊出現之図》も、修復後初めての公開です。
作品リストによると、渓斎英泉の浮世絵は会期中に入れ替わり、《浮世美人十二箇月 七月星まつり》は10月18日で展示を終え、10月20日からは《五節句之内 七夕星祭》が11月23日まで出ています。絵巻は場面の巻替え、画帖は頁替えがあります。
11月の関連イベントと申込締切
| 日時 | イベント | 会場・定員 | 参加費・申込 |
|---|---|---|---|
| 会期中の毎週水曜 14:00〜 | 美術館ボランティアスタッフによるギャラリートーク | 展示室 | 公式ページに申込方法の記載なし |
| 11月7日(土)14:00〜15:30(13:30開場予定) | アーティストトーク(青木野枝、川内理香子、髙田安規子・政子、松尾知子副館長、森啓輔学芸員) | 5階ワークショップルーム、80名 | 無料(大学生以上は展覧会チケットが必要、半券可)。10月28日(水)締切、多数の場合は抽選 |
| 11月7日(土)13:00〜16:00 | ちばしび託児サービスデー(1歳半〜就学前) | 4階託児スペース、5名 | 無料。10月21日で締切済み、以降は電話でキャンセル待ち |
| 11月9日(月)開場17:00・開演18:00(終演20:00頃) | ライブ「月と星と 音楽がつなぐとき」(高田漣、グッドラックヘイワ) | 1階さや堂ホール、約80名 | 4,000円(展覧会チケット込み)。2次受付は10月28日(水)まで、抽選 |
| 会期中 | 月と星と千葉の宇宙史 みょーけんスタンプ | 1階・4階・5階・8階 | 館内で配る「月と星とマガジン」にスタンプを集める |
アーティストトークとライブの申込は美術館の各イベントページのメールフォームから受け付けています。どちらも当選者にだけメールで連絡が届きます。11月9日は月曜で展示室の休室日ですが、ライブは三沢厚彦の作品が置かれたさや堂ホールで開かれます。
スタンプラリーは、漫画家・西島大介が手がけた館のオリジナルキャラクターが4つの階に置かれていて、マガジンの「月と星と千葉の宇宙史」の空欄にクイズの答えのスタンプを押していきます。
出典:千葉市美術館「アーティストトーク」(11月7日)・千葉市美術館 ライブ「月と星と 音楽がつなぐとき」(11月9日)・千葉市美術館「月と星と千葉の宇宙史 みょーけんスタンプ」・千葉市美術館「ちばしび託児サービスデー」
常設展と「つくりかけラボ」も同じ日に
特別展のチケットで入れる5階の常設展示室は、11月1日(日)までが「特集:祭りと祈り/野村仁」で、11月3日(火・祝)からは「特集:房総ゆかりの美術/近世近代の絵画・版画/野村仁」に替わります。常設展だけを見る場合は一般300円です。
4階の「つくりかけラボ22 タムラサトル|1トンになる」は2027年1月31日まで開かれていて、子どもアトリエは観覧無料です。
出典:千葉市美術館「開催中の展覧会」・千葉市美術館「開催予定の展覧会」・千葉市美術館「開館時間・休館情報/観覧料」
館内での撮影と持ち込み
写真撮影は展示室ごとの案内に従う決まりで、撮れる場所でも動画、フラッシュ、三脚、自撮り棒は使えません。傘は展示室に持ち込めず、大きな荷物はロッカーに預けます。展示室で使える筆記具は鉛筆だけで、受付で貸し出しています。
1階のさや堂ホールは、戦前の旧川崎銀行千葉支店の建物を新しい建物が包み込むように残したもので、千葉市指定有形文化財です。11月9日のライブの会場で、スタンプラリーのクイズにも「旧・川崎銀行 柱の女の子」が出てきます。
出典:千葉市美術館「ご来館時のお願い」・千葉市美術館「ご挨拶・沿革」
SNSでの口コミ
SNSでの口コミでは、妙見信仰から古今東西の星図、『天文対話』初版本や天球儀を経て現代美術へ進む流れに「見応えがある」という感想が目立ちます。1点ごとに解説が付いていて、なじみのない資料でも読み込んでしまい「時間が溶ける」という投稿もありました。現代美術では川内理香子の展示室を挙げる人が複数います。一方で、千葉に住んだことがないので歴史の展示より現代美術が好みだった、という感想もありました。メインビジュアルに惹かれて来たという人もいます。
常設展については、10月下旬に「見たかった版画が出ていなかった」という投稿がありました。常設展示室は11月3日から「近世近代の絵画・版画」を含む特集に替わります。1階のさや堂ホールの重厚な造りに驚いたという声も複数あります。
東京・ミュージアム ぐるっとパスのXアカウントは、ぐるっとパスを使うと一般料金が750円になると告知しています。
千葉駅・葭川公園駅からの行き方と駐車場
| 出発地 | 行き方 |
|---|---|
| JR千葉駅東口 | 徒歩約15分。京成バス(7番のりば)大学病院行・南矢作行で「中央3丁目」または「大和橋」下車、徒歩約3分 |
| 京成千葉中央駅東口 | 徒歩約10分 |
| 千葉都市モノレール | 県庁前方面行で「葭川公園駅」下車、徒歩5分 |
| 車 | 京葉道路・東関東自動車道の宮野木JCTから木更津方面へ、貝塚ICから国道51号を千葉市街方面へ約3km、広小路交差点近く |
地下に無料の機械式駐車場がありますが、車高155cmを超える車は入れません。駐輪場もあり、JR千葉駅東口のシェアサイクルのステーションから自転車で約6分です。
第Ⅱ部の天文資料を所蔵する千葉市立郷土博物館では、開府900年の特別展「千葉まちアンソロジー」を12月6日まで入館無料で開いています。






