Event Overview
山武市の海の家が、この夏だけ営業時間を延ばして夜まで開く。「さんむ夕涼みビーチ」という名前で、8月8日から16…
- 2026/8/8 16:00 - 2026/8/16 20:00
- 本須賀海水浴場・殿下海水浴場
- イベント参加費の記載なし(海の家の利用料・駐車料は別途)
山武市の海の家が、この夏だけ営業時間を延ばして夜まで開く。「さんむ夕涼みビーチ」という名前で、8月8日から16日までは9日連続。時間は16時から20時までで、海の家のなかでだけ手持ち花火ができる。泳ぐための時間ではなく、日が傾いてからの海岸で過ごすためのイベントだ。

さんむ夕涼みビーチ2026の開催概要
| イベント名 | さんむ夕涼みビーチ |
|---|---|
| 期間 | 2026年7月25・26日、8月1・2日、8月8〜16日(計13日間) |
| 時間 | 16:00〜20:00 |
| 会場 | 本須賀海水浴場(山武市本須賀3841-124地先)/殿下海水浴場(山武市蓮沼ホ14-53地先) |
| 料金 | イベント自体の参加費の記載なし(海の家の利用料・駐車料は別途) |
| 手持ち花火 | イベント期間限定で海の家でのみ可 |
| 雨天時 | 悪天候の場合は中止 |
| 駐車場 | 本須賀=5:00開門・21:00閉門、有料(普通車500円/中型700円/大型1,000円/二輪100円。山武市民は免許証等の提示で無料)/殿下=無料。通常は9:00〜16:00(16:15に出入口閉鎖)だが、イベント期間は「駐車場は21時に閉鎖」と市が案内 |
| 問い合わせ | 山武市わが街ご案内処 0475-82-2071/山武市 商工観光課 観光係 0475-80-1202 |
| 出典 | 山武市「令和8年度海水浴場の開設について」/広報さんむ2026年7月号 |
8月8日から16日は9日連続。お盆をまるごと含む
開催日は飛び石で組まれている。7月は25日・26日の土日、8月は1日・2日の土日。そして8月8日から16日までは平日を挟んで9日連続になる。2026年のお盆は8月13日が木曜なので、帰省の期間がそっくり入る形だ。
土日だけの海のイベントは多いが、平日の夕方に開いている海岸というのは案外少ない。実家に帰ってきて、昼間は暑くて動く気にならなかった日の夕方に、車で海まで出るという使い方ができる。

手持ち花火は「海の家でのみ」。砂浜のどこでもではない
この企画でいちばん引きが強いのが手持ち花火だ。ただし山武市の案内は「イベント限定で海の家でのみ手持ち花火が楽しめます」と書いている。砂浜の好きな場所に陣取って火をつけていい、という話ではない。
あわせて「バーベキューは海の家ご利用以外は禁止です」とも明記されている。海岸そのものは通年でキャンプ・BBQが禁じられており、火気をともなう遊びは海の家という枠の中だけで許されていると読める。
花火を持ち込んでいいのか、海の家で買えるのか、水を張ったバケツが置いてあるのか。どれも案内に出てこない。打ち上げ花火やロケット花火の可否も同様だ。手ぶらで行って火がつけられなかった、ということにならないよう、行く海の家に直接聞くのが早い。
本須賀の海の家は4軒あって、性格がはっきり分かれている。「しおさい」はロコモコやはまぐりラーメンなど食べ物の種類が一番多く、座席は無料、温水シャワーは中学生以上400円。「一力」はペット連れ歓迎でBBQが大人1,600円・子供1,100円、9月20日まで営業する。「ASOBEACH」はエアコン付きの屋内ドッグランと二階テラスを備え、プラン制で1,000円から3,500円、支払いはキャッシュレスのみ。「ニュー太洋」は2026年の7・8月はキッチンカーでの営業になる。ASOBEACHの営業は9時から20時までで、夕涼みビーチの終了時刻とちょうど重なる。
泳ぐイベントではない。16時からはライフセーバーがいない
ここは間違えると危ない。海水浴場の遊泳時間は9時から16時までで、夕涼みビーチはその直後の16時から始まる。つまりイベントの時間帯は遊泳時間外にあたる。
市の案内も「イベントの日時にはライフセーバーはおりませんので、大変危険です。波打ち際に行くことはご遠慮ください」と、危険という言葉まで使って注意を促している。九十九里は離岸流の注意喚起が常時出ている海岸でもある。子ども連れなら、水に入らせない前提で連れて行くのが正しい。日中に泳ぎたいなら、海水浴場の開設期間は7月11日から8月23日までだ。
日中は駐車場が混む。16時以降に着くという手
山武市観光協会が毎日出している海岸の状況を追っていくと、7月下旬は「本須賀海岸 利用状況やや混んでいる/駐車場混んでいる」「殿下海岸 遊泳注意」という日が連日続いていた。日中の本須賀は駐車場が埋まりぎみで動いている。ずいぶん前のものだが、本須賀のクチコミには「人がいっぱいで、帰る時すごく渋滞します」(2023年1月)という書き込みもある。
夕涼みビーチの時間に合わせて16時以降に入るなら、その混雑のピークを外せる。本須賀の駐車料金の徴収は5時から15時30分までなので、それ以降に入れば無料になる。開門は5時、閉門は21時。20時にイベントが終わってから車を出すまでの余裕は1時間しかないので、片づけを引っぱらないほうがいい。
気をつけたいのが殿下の駐車場だ。こちらは無料だが、通常の運用は9時から16時までで、16時15分に出入口が閉鎖される。イベント期間については市が「駐車場は21時に閉鎖いたします」と案内しているものの、平常時の閉門時刻とは4時間以上の開きがある。殿下側に車を置くつもりなら、当日の運用を市か海の家に確かめてから向かうほうが安全だ。
当日の海の状態は、観光協会が毎日Xに出している
夕涼みビーチは悪天候だと中止になる。ただ中止かどうかの発表をどこで見るかは案内されていない。そこで役に立つのが、山武市観光協会が毎日出している「本日の市内海岸(本須賀と殿下)遊泳状況のお知らせ」だ。本須賀と殿下それぞれに〇(遊泳可)か△(遊泳注意)が付く形で、7月下旬は連日更新されている。7月28日は本須賀が〇、前日の27日は△だった。
もうひとつ、地元の本須賀波乗り倶楽部が毎朝5時時点の波の様子を出している。海の荒れ具合は、ライフセーバーのいない夕方に行くならなおさら知っておきたい情報だ。出かける前にこの2つを見ておくと、着いてから引き返す事態を減らせる。
ウォーターガーデンは17時閉園。その足で隣の殿下海岸へ
もう一方の会場である殿下海水浴場は、蓮沼海浜公園に隣接している。蓮沼ウォーターガーデンからは徒歩3分という近さだ。ウォーターガーデンの開園は9時から17時まで(最終入園15時)なので、プールを出た足でそのまま海岸に移れる。
殿下の海の家「BEACH HOUSE HIRANO」は8時から21時まで(ラストオーダー20時30分)の営業で、7月10日から8月31日まで休みなし。夕涼みビーチの時間帯とそっくり重なっている。利用料は大人1,300円、小人1,000円、シャワーのみなら500円。なおこの料金は2024年当時から改定されているので、現地の古い看板の金額とは違う。
混み具合には差がある。7月20日に実際にその移動をした人が「蓮沼ウォーターガーデンに行き、別れたあとすぐ横の殿下海水浴場に行き様子を見てきた。プールは言うまでもなく沢山のお客さんがいた、海水浴場には海の家もありそこそこ人がいた」と書いている。プール側の混みようは相当なもので、同じ7月下旬には「流れるプールは、人混みで、流れません」という投稿も見られる。隣に移るだけで密度がかなり変わるということだ。
本須賀のほうでは「かみさんと海の家で夕飯を食べるという実績を解除した」という投稿もあり、夜の海の家で食事という過ごし方はすでに成立している。
2026年の海水浴場は2か所だけ。ブルーフラッグは8年連続
山武市が2026年に開設した海水浴場は、本須賀と殿下の2か所である。前年までは白幡・井之内、小松、中下を含む5か所が開いていたので、大きく絞られた。小松海岸では「海を眺めてゆっくりくつろぐ海岸」をテーマにしたコンセプトビーチの整備が進んでいて、遊泳はできないが海岸には入れる。
本須賀海水浴場は、2019年に千葉県で初めて国際環境認証のブルーフラッグを取得した砂浜で、2026年も認証を継続している。8年連続だ。地元の本須賀波乗り倶楽部が毎月第1日曜の朝にビーチクリーンを続けており、公衆トイレ裏のテントでゴミ袋を配って手ぶらでも参加できる形にしている。そうした積み重ねの上に認証がある。花火の燃えかすを砂に埋めて帰れば、翌月の第1日曜にそこを掃除する人の手に渡ることになる。
なお、このイベントについて前年の実施記録は市から公表されていない。2026年に市が公式に打ち出した企画として見ておくのがよさそうだ。初日の7月25日には蓮沼海浜公園で山武市サマーカーニバルが開かれており、市制20周年の花火が上がっている。8月の9日間は、その賑わいとは違う静かな時間になる。
- 開催期間
- 2026/8/8 16:00 - 2026/8/16 20:00
- 開催場所
- 本須賀海水浴場・殿下海水浴場
- 住所
- 千葉県山武市本須賀3841-124地先/千葉県山武市蓮沼ホ14-53地先
- 主催者
- 山武市
- 料金
- イベント参加費の記載なし(海の家の利用料・駐車料は別途)
- 状態
- 開催予定