ふなばしアンデルセン公園の混雑予想カレンダーと入園無料になる日

芝生の丘に立つデンマーク風の木造風車。手前の芝生にピンクや水色の小型ポップアップテントが点々と張られている

ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町525番)は、約38.3ヘクタールに5つのゾーンを持つ有料の総合公園です。入園に予約は要らず、最終入園時間もありません。

そのかわり、この公園はいつ混むかを自分で選ぶことになります。運営する船橋市公園協会は、1年分の混雑予想カレンダーを入園者数の目安つきで公開しています。行く日を決めるとき、最初に見るのはここです。

芝生の丘に立つデンマーク風の木造風車。左手にススキに似た大きな穂の茂み、右手前の芝生にはピンクや水色の小型ポップアップテントが点々と張られ、家族連れが座っている
メルヘンの丘ゾーンの風車。芝生に並ぶのは持ち込みが認められている小型テントで、大きさには規定がある(2024年9月撮影)/写真:Souka Kinmei(CC0)
目次

公式が、入園者数の予想を数字で出している

公園が出している混雑予想カレンダーは、2026年4月1日から2027年3月31日までの各日を3色に塗り分けたものです。色は入園者数の予想に対応しています。

予想入園者数 表示
5,000人〜 混雑が予想されます
2,500〜5,000人 やや混雑が予想されます
〜2,500人 比較的空いていると予想されます

予想の根拠も書かれていて、団体の予約状況、開催イベント、前年度の入園者数をもとにした晴天時の数字だとされています。そして雨天の場合は混雑度合が1〜2ランク下がるとも明記されています。つまり雨の日を選べば、最上位の日でも「比較的空いている」まで落ちる可能性があるという読み方ができます。

2026年秋でいえば、9月20日から23日までの4日間が連続で最上位に塗られています。敬老の日と秋分の日をまたぐ並びで、月曜の21日も祝日のため開園します。10月は毎週日曜が最上位です。

入園料と、無料になる人・無料になる日

入園料は次のとおりです。3歳以下は無料で、有料になるのは4歳からです。

区分 当日 前売(1割引)
一般 900円 810円
高校生(生徒証を提示) 600円 540円
小・中学生 200円 180円
幼児(4歳以上) 100円 90円

前売券はコンビニやスマートフォンで買うもので、公園の窓口では買えません。買ったままゲートを通れるので、当日券の列に並ばずに済みます。誤って買った場合の払い戻しはできないと明記されています。

無料になる人の範囲が広いのもこの公園の特徴です。

  • 65歳以上は証明書の提示で無料。公式のよくある質問では、船橋市外に住んでいても無料と明言されています。免許証や保険証など生年月日が分かるものを持参します
  • 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、手帳またはミライロIDの提示で本人と介護者1名の入園料と駐車料金が無料。ただし各種受給者証の提示では無料になりません
  • 25人以上の団体は1割引

日付で決まる無料日もあります。3月3日(ひなまつり)、4月2日(H.C.アンデルセンの誕生日)、5月5日(こどもの日)、6月15日(千葉県民の日)は中学生以下が無料。そして10月の第4日曜日は市民無料開放デーで、全員が無料になります。

10月25日は開園30周年。全員無料の日と重なる

この公園は1996年10月25日に開園し、2026年10月25日(日)で開園30周年を迎えます。前身の「ワンパク王国」は1987年11月に市制施行50周年の記念事業として開かれたもので、そこにメルヘンの丘ゾーンと子ども美術館ゾーンを加えて全体が「ふなばしアンデルセン公園」になった日が1996年の10月25日です。

ここで3つの資料が同じ日を指します。30周年の当日は10月の第4日曜日にあたるため全員入園無料で、混雑予想カレンダーでも最上位に塗られています。無料で入れる日と、公園自身が5,000人以上と見込んでいる日が同じということです。混雑を避けたいなら別の日、記念日そのものに立ち会いたいなら覚悟して行く、という判断になります。

公園の名前はデンマークのオーデンセ市に由来します。船橋市の姉妹都市で、公園の整備には同市の全面的な協力を受けています。2011年にはオーデンセ市の民間団体から「H.C.アンデルセン賞」を受け、日本初、公園施設としては世界初の受賞だったと公園自身が記録しています。累計入園者数は2023年に1,500万人を超えました。

谷をまたぐ鋼鉄のアーチ橋を真下から見上げた様子。太いアーチ材と斜めの支柱が交差し、橋桁が左奥へ伸びる。下は一面のススキの原と雑木林で、空は晴れている
メルヘンの丘と子ども美術館ゾーンを結ぶ太陽の橋。谷を越えて造られており、園内の移動距離はこの地形ぶんだけ長い(2024年9月撮影)/写真:Souka Kinmei(CC0)

遊ぶ場所は5つのゾーンに分かれている

38.3ヘクタールは、性格の違う5つのゾーンでできています。どこを目的に来たかで、入るゲートも歩く距離も変わります。

ゾーン 主なもの
ワンパク王国 森のアスレチック、ワンパク城、にじの池、どうぶつふれあい広場、ポニーの広場
メルヘンの丘 風車、農家、童話館、太陽の池とボートハウス、イベント広場
子ども美術館 版画・食・染・織・陶芸・木の各アトリエ、アンデルセンスタジオ
自然体験(里山の水辺) 散策路、田んぼ
花の城 花の城レストハウス、ミニチュアガーデン、イーダの庭、とかげネット

看板は森のアスレチックで、公園は「日本有数の規模」と書いています。ファミリー、じゅえむの冒険、力だめし、ダイナミックの4コースがあり、体力に合わせて選べます。高さ約13メートルの大すべり台を持つワンパク城も同じゾーンです。

水で遊べる場所も2つあります。にじの池は暑い季節に子どもたちが水遊びをする浅い池で、アルキメデスの泉はスクリューやてこ式揚水ポンプ、足掛け水車を配した水の学習施設です。芝生で大人が休み、子どもは水場にいる、という分かれ方をよく見かける公園です。

SNSでの口コミでは、この分かれ方が混み具合にも出るという声がありました。暑い時期は人が水場に集まるため、同じ日でもアスレチックやローラーすべり台のほうは空いていたという見方です。森のアスレチックについては、難易度が高くミスが許されないという声も見られました。公式の混雑予想は公園全体の入園者数なので、園内のどこが混むかまでは示していません。

どうぶつふれあい広場はヤギ・ヒツジとウサギ・モルモットの2区画ですが、7月から8月は猛暑から動物の健康を守るため、ふれあえる動物の内容が変わります。夏に動物目当てで行くなら、当月の案内を見てからにしてください。

予約は要らず、最終入園時間もない

近年は予約制を敷く施設が増えましたが、ここは違います。公式のよくある質問では、団体利用や大型車の駐車など一部を除いて一般の入園に予約は必要ないと回答されています。

そして最終入園時間は設けていません。閉園時間になったら退園する、という運用です。開園は9時30分から16時までで、次の期間だけ17時まで延びます。

  • 4月8日〜10月31日の土曜・日曜・祝日
  • 3月20日〜4月7日、6月15日、7月20日〜8月31日の全日

休園日は毎週月曜ですが、祝日と春休み・夏休み・冬休みは開園します。年度ごとの休園日と園内整備期間は開園時間・休園日カレンダーに載っています。

再入園もできます。入園ゲートで声をかけると再入園券が発行されます。ただし駐車場に入れ直すと駐車料金がもう一度かかります。近くで食事をして戻る予定なら、車は動かさないほうが安く済みます。駐車料金は普通車500円で、12月1日から3月15日は冬期割引で300円です。

持ち込みのルールが、細かく決まっている

お弁当は持ち込めます。アルコールも「節度を守って」という条件つきで持ち込めます。一方で、はっきり断られているものがあります。

  • ペットを連れての入園はできません
  • 自転車、三輪車、一輪車、キックボード、ローラーシューズなど車輪の付いた遊具・乗り物はすべて持ち込み不可
  • 火気の使用は不可

テントには寸法の規定があります。持ち込めるのは幅2.2メートル、奥行2.2メートル、高さ1.5メートル未満のものだけで、金属製の支柱で支えるテントや、ロープを張って固定するもの(タープを含む)は持ち込めません。芝生に日陰を作りたい場合、この条件に合う小型のポップアップテントを選ぶことになります。SNSでの口コミでも、広場に色とりどりの小型テントがびっしり並ぶ光景が繰り返し語られており、規定に合うものを持参する使い方が定着しているようです。

ただし、園内には変形自転車のりばがあり、クラシックカー型などの自転車で木立の中を走れます。ミニ鉄道やミニカー広場も同じで、持ち込みは断られていても、園内で借りて乗る手段は用意されています

ベビーカーは持ち込めますし、各入園ゲートで貸し出しもあります。1台1回100円で、貸出用はB型(腰の据わった3歳以下、体重15キログラム以下)です。

もうひとつ、公園自身が案内に書いていることがあります。園内で迷子の呼び出し放送はしません。あらかじめ集合場所と時間を決めておくよう協力を求めています。放送はしないかわりに、迷子センターがサービスセンター(ワンパク王国)とコミュニティセンター(メルヘンの丘)の2か所にあります。38ヘクタールを子どもと歩くなら、はぐれたらどちらへ行くかを先に決めておく話です。

支払いは現金を用意しておく

キャッシュレス決済は使えますが、範囲が限られています。公式の案内では、対応するのは入園料と売店での支払いの一部で、イベント、駐車場料金、遊戯等の支払いには使えません

駐車場が現金だという点は、着いてすぐ効いてきます。園内の遊具も同じで、ポニーの引き馬は1周約50メートルを小学生以下が100円、ミニカー広場はコイン式です。1回ずつが安いぶん回数を重ねるので、家族分の小銭と千円札は持って行くものと考えてください。

バスは、土休日しか走らない路線がある

公共交通で行く場合、入口が北ゲートと西ゲートの2か所あり、どちらを目指すかでバス停が変わります。所要時間は次のとおりです。

出発地 北ゲート 西ゲート
京成松戸線 三咲駅 バス12分(アンデルセン公園下車 徒歩1分) バス7分(アンデルセン公園西口下車 徒歩5分)
JR・東武アーバンパークライン 船橋駅北口 バス38分 バス34分
北習志野駅 バス18分※土曜・休日のみ運行
北総線 小室駅 バス11分※土曜・休日のみ運行 バス12分

注意したいのは土休日限定の便です。北習志野駅と小室駅から北ゲートへ直接入る便は土曜・休日しか走らないため、平日に同じ経路を当てにすると成立しません。北習志野駅からは平日でも「豊富農協前」下車・徒歩5分の便がありますが、降りてから歩きます。

SNSでの口コミにも、公共交通で行こうとして駅まで来たものの直通バスの時刻が合わず、行き先を変えたという話が出てきます。アクセスが面倒だという声も見られました。バスの本数が読みにくい場所なので、往路と復路の時刻を先に確かめてから出るほうが確実です。公園のサイトには、帰りに使う各バス停の時刻表がPDFで置かれています。

車の場合は、東関東自動車道の千葉北インターから約30分、京葉道路の花輪インターと常磐自動車道の柏インターからそれぞれ約40分と案内されています。

夏は、冷房の効いた建物が4か所ある

屋外中心の公園なので、公園は熱中症予防のページを設けて暑熱避難施設を名指しで公開しています。

  • 花の城レストハウス(花の城ゾーン)
  • コミュニティーセンター(メルヘンの丘ゾーン)
  • 童話館(メルヘンの丘ゾーン)
  • 子ども美術館(子ども美術館ゾーン)

ゾーンが分散しているので、いま自分がいる区域から一番近いのはどれか、という見方で使えます。熱中症警戒アラートが発令された日は、各ゲートに掲示されるとのことです。

体調を崩したときの連絡先も決まっています。救護室はサービスセンター(ワンパク王国)とコミュニティーセンター(メルヘンの丘)の2か所で、管理事務所(047-457-6627)へ連絡するよう案内されています。AEDはこの2か所に加えて北ゲート、西ゲート、子ども美術館の計5か所です。

赤レンガ造りの平屋建て。右側に切妻の塔が立ち、屋根の上に風見鶏が付く。中央のアーチ型の入口の両脇に赤い花のプランターが並び、手前は円形の白い花壇と砂利敷きの広場
花の城レストハウス。暑熱避難施設として公開されている4か所のひとつ(2016年7月撮影)/写真:Tzu-hsun Hsu(CC BY-SA 4.0)

30周年の企画は、公園の外にもある

子ども美術館ゾーンの低層の建物群。手前は太い円柱が並ぶ回廊で「陶芸のアトリエ」の看板が掛かり、奥に曲面屋根の建物が続く。前庭にヒマワリなどの鉢植えが並び、背後は雑木林
子ども美術館ゾーンのアトリエ棟。30周年の特別企画展はこの中の展示室で開かれる(2016年7月撮影)/写真:Tzu-hsun Hsu(CC BY-SA 4.0)

2026年度は1年を通して記念行事が組まれています。会期が決まっているものを挙げます。

企画 会期 場所
特別企画展『アンデルセン童話を旅しよう!』 9月12日〜11月8日 子ども美術館 展示室1・2、エントランス
開園30周年記念花壇 9月下旬から メルヘンの丘ゾーン 風車前
アンデルセンと子ども美術館展 11月14日〜11月29日 船橋市民ギャラリー(船橋市本町2-1-1 スクエア21ビル3階)

最後のひとつは公園ではなく船橋駅近くの市民ギャラリーが会場です。子ども美術館が所蔵するH.C.アンデルセン関連の絵画や資料を展示するもので、時間は9時30分から16時、最終日は15時までとされています。公園まで足を延ばさなくても見られる企画です。

もうひとつ、この時期に限った話があります。北ゲートから入ってすぐのワンパク王国ゾーンに立つ「平和を呼ぶ」像は、岡本太郎の作品で、船橋市の平和都市宣言を記念するシンボル像として1988年10月に建てられたものです。この像が2026年8月31日から9月15日まで清掃作業に入り、周囲に足場と工事用ネットが設置されます。写真が目的なら期間を外してください。

アンデルセン公園で開かれるイベントの記事

情報の確認について

本記事の開園時間、休園日、入園料と無料になる条件、前売券、駐車料金、再入園の扱い、持ち込みの制限、キャッシュレス決済の範囲、バスと車のアクセス、園内5ゾーンの構成と各施設の内容は2026年8月29日から30日にかけてふなばしアンデルセン公園の公式サイトのご利用案内・よくある質問・交通アクセス・園内マップで確認しました。混雑予想の区分は同サイトが公開する混雑予想カレンダー(2026年1月26日更新)、開園30周年の経緯と記念行事は開園30周年特集、暑熱避難施設と救護室は熱中症予防のお知らせ、「平和を呼ぶ」像の作者と建立年、清掃期間は同サイトの園内マップとお知らせによります。混雑予想は晴天時の目安として公園が示したもので、実際の入園者数ではありません。

写真:風車と芝生・太陽の橋=Souka Kinmei(Wikimedia CommonsCC0 1.0)、子ども美術館ゾーン・花の城レストハウス=Tzu-hsun Hsu(CC BY-SA 4.0

最新の施設情報

営業中

ジャンル
公園
住所
千葉県船橋市金堀町525番
営業時間
9:30〜16:00。4月8日〜10月31日の土・日・祝日と、3月20日〜4月7日、6月15日、7月20日〜8月31日の全日は9:30〜17:00。最終入園時間はありません。
休業日
毎週月曜日。ただし祝日と春休み・夏休み・冬休みは開園します。
駐車場
普通車500円。12月1日〜3月15日は冬期割引で300円。再入庫の際は再度かかります。支払いに キャッシュレス決済は使えません。
料金
一般900円、高校生600円、小・中学生200円、幼児(4歳以上)100円。65歳以上は証明書の提示で無料。前売券は1割引。ポニーの引き馬やミニカー広場などの遊具は別料金で、支払いは現金のみ。
  • 子連れ
  • 駐車場あり

情報確認日: 2026-08-29

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