Event Overview
5連休の中日に、ピアノとヴァイオリンだけで支える原語全幕のラ・ボエーム。例年1か月前には完売する市民オペラの第5回公演。
- 2026/9/22 14:00 - 2026/9/22 16:00
- スターツおおたかの森ホール
- 全席自由 一般4,500円/小・中・高生2,000円

プッチーニの「ラ・ボエーム」が、2026年9月22日(火・国民の休日)にスターツおおたかの森ホールで上演される。流山オペラの会の第5回公演で、開場13時30分、開演14時、終演は16時ごろ。全幕をイタリア語の原語で歌い、日本語の字幕が付く。一般4,500円、小・中・高生2,000円の全席自由だ。
9月19日から23日までの5連休、その中日にあたる
2026年は9月21日が敬老の日、22日が国民の休日、23日が秋分の日で、19日(土)から5連休になる。この公演はちょうど真ん中の3日目。午後2時に始まって4時に終わるので、遠出の谷間の日に半日だけ空いた、という使い方に収まる。
同じホールの9月の主催公演は9月5日のバリトン・リサイタルと9月27日のアンサンブルだけで、5連休中にこの会場で打たれる公演はラ・ボエームひとつしかない。
公演概要
| 公演名 | 流山オペラの会 第5回公演 歌劇「ラ・ボエーム」(全幕・字幕付き) |
|---|---|
| 日時 | 2026年9月22日(火・国民の休日)開場13:30/開演14:00(16:00終演予定) |
| 会場 | スターツおおたかの森ホール(流山市おおたかの森北1-2-1) |
| 料金 | 全席自由 一般4,500円/小・中・高生2,000円(当日学生証提示)/未就学児無料※親子席使用のみ・要事前連絡 |
| 定員 | 先着500人(要入場券) |
| 出演 | 渡邉真弓(ミミ・総合プロデュース)、渡辺大、薮内俊弥、鈴木玲奈、金沢平、目黒知史、中原和人/指揮 神尾昇/演出 森山太/ピアノ 中村文美/ヴァイオリン 谷口亜実/合唱 流山オペラ合唱団・流山少年少女合唱団 |
| チケット | 紀伊國屋書店 流山おおたかの森店(S・C 2階)、ホール1階受付、Peatix |
| 問合せ | 流山オペラ事務局 TEL 090-4428-7171 |
「毎年、一か月前には完売してしまいます」
チケットの案内で最も気になるのはこの一文だ。オンライン販売のPeatixに主催者自身が「毎年、一か月前には完売してしまいますので、お早めにご検討ください」と書いている。ホールの客席は506席で、告知上の定員は先着500人。ほぼ満席を前提に組まれている公演だと考えたほうがいい。
買える場所は3つ。流山おおたかの森S・C 2階の紀伊國屋書店(6月22日から)、ホール1階受付(7月22日から)、そしてPeatix。いずれも9月21日までの扱いだ。当日券について我孫子市の告知は「※当日券は要確認」とするだけで、あるとは書いていない。行くと決めたら事前に押さえておきたい。
ピアノとヴァイオリンの2人で全幕を支える
この公演にオーケストラは入らない。伴奏はピアノの中村文美とヴァイオリンの谷口亜実の2人だけだ。オーケストラピットを使わないぶん舞台と客席の距離が近く、主催側もPeatixの文面で「生の声の響き」「生の声の圧倒的なサウンド」という言い方を繰り返している。506席という規模なら、都心の大劇場では届かない声の質感がそのまま届く。
ラ・ボエームは1896年にトリノで初演された全4幕のオペラで、演奏時間は約1時間45分。舞台は1830年代のパリ、屋根裏部屋に暮らす若い芸術家たちの友情と恋、そしてミミの死までを描く。第1幕の出会いの場面で歌われる「冷たき手を」と「私の名はミミ」は、オペラを聴いたことがない人でもどこかで耳にしている旋律だ。我孫子市の告知もこの2曲を名指ししている。第5回では流山少年少女合唱団が初めて加わる。

2022年から毎年9月に全幕を1本ずつ
流山オペラの会は、流山市在住のソプラノ歌手・渡邉真弓が「市民にオペラの楽しさを広めるために」始めた企画だ。第1回が2022年9月の「蝶々夫人」、以降ドン・ジョヴァンニ(2023年)、椿姫(2024年)、フィガロの結婚(2025年)と続き、今回で5年連続の5本目になる。プッチーニで始まり、5回目でまたプッチーニに戻ってきた形だ。
演出の森山太、ピアノの中村文美は複数年にわたって関わっている。指揮の神尾昇は前回のフィガロに続いて2年連続。第1回から一貫して原語上演+日本語字幕という方式を守っている(第4回のフィガロだけは日本語のセリフも入れていた)。
地元の流山市より我孫子市の告知が詳しい
この公演を調べていて妙なのは、流山市の公式サイトに個別の告知ページが見当たらないのに、隣の我孫子市の公式サイトには上演時間・定員・販売経路・販売期限まで載っていることだ。
理由はチラシの最下部にある。後援に流山市教育委員会、柏市教育委員会、我孫子市教育委員会、流山市合唱連盟、東葛合唱指揮者倶楽部が並んでいる。3市の教育委員会が後援する体制は少なくとも2023年の第2回から続いており、我孫子市は自前のイベントカレンダーの9月22日欄にこの公演を載せている。流山の会でありながら、東葛全体で支えられている公演ということになる。
駐車場は13台しかない
会場はつくばエクスプレスと東武アーバンパークラインの流山おおたかの森駅北口から徒歩1分で、駅から建物2階へつながる連絡通路もある。一方で駐車場は13台のみ、最初の1時間無料でその後30分ごとに300円、上限料金なし。流山市も施設案内で「駐車場の台数が少ないため、出来る限り公共交通機関をご利用ください」と明記している。500人が集まる公演で車を前提にするのは無理がある。
駅直結の流山おおたかの森S・Cにはレストランが60店以上あり、チケットを買う紀伊國屋書店も同じ館の2階にある。開演前や終演後の食事は駅を出ずに済む。未就学児は無料で入れるが、親子席は2階に4席しかなく事前連絡が要る点は覚えておきたい。
幕のない劇場で、どう場面を変えるか
この公演についてSNSに上がっている投稿はごくわずかで、観客側の声は見つからない。ただ1件だけ、7月5日に稽古の様子を伝える投稿があった。「今日午前中は流山オペラのラボエームの練習。演出の森山先生からプラン説明があった。流山スターツという劇場は幕がないので、色々制限があるのだ」という内容だ。
ラ・ボエームは屋根裏部屋、カフェ・モミュス前の広場、雪の関門、そしてふたたび屋根裏部屋へと場面が動く。緞帳で隠して転換するという当たり前の手が使えない会場で、演出がどう場面を切り替えるのか。当日の見どころのひとつは、そこに置いていいと思う。
- 開催期間
- 2026/9/22 14:00 - 2026/9/22 16:00
- 開催場所
- スターツおおたかの森ホール
- 住所
- 千葉県流山市おおたかの森北一丁目2番地の1
- 主催者
- 流山オペラの会(流山オペラ事務局)
- 料金
- 全席自由 一般4,500円/小・中・高生2,000円
- 状態
- 開催予定