【船橋】三咲稲荷神社の納涼盆踊り大会2026は8月7日・8日、「伝統の祭りが無い地域」で商店会が作った夏

三咲稲荷神社の紅白幕を巻いた櫓を囲み、青い浴衣の踊り手が輪になって踊る盆踊り

Event Overview

三咲稲荷神社の納涼盆踊り大会2026は8月7日(金)・8日(土)、船橋市の三咲本通り商店会が主催。例年より2週間遅い8月開催への変更、櫓を囲む盆踊りと子どもおどりタイム・抽選会、明治2年の開墾地という三咲の成り立ち、三咲駅からのアクセスをまとめました。

  • 2026/8/7 - 2026/8/8
  • 三咲稲荷神社
  • 未発表
三咲稲荷神社の紅白幕を巻いた櫓を囲み、青い浴衣の踊り手が輪になって踊る盆踊り
櫓を囲んで踊る盆踊りの輪(2025年の様子・出典:MyFunaねっと)

船橋市三咲の稲荷神社で、8月7日と8日の夜に盆踊りがある。主催は三咲本通り商店会。何百年も続く祭礼ではない。むしろ逆で、「伝統の祭りが無い地域だから」と商店会が手作りした祭りだ。

目次

2026年は8月7日・8日。例年より2週間遅い

船橋市の「商店会のイベント情報」ページに、三咲本通り商店会の「納涼盆踊り大会」として、令和8年8月7日(金)・8日(土)、会場は三咲稲荷神社と掲載されている。更新日は2026年7月16日と新しい。盆踊りを中心に、ダンスや太鼓のパフォーマンス、商品が当たる抽選会が予定されている。開始時刻と料金は市のページに記載がないため、商店会や市の案内で確認したい。注意したいのは日程だ。2023年は7月28・29日、2025年は7月25・26日だったのが、2026年は2週間ほど後ろにずれて8月に入っている。例年の感覚で7月最終週末に出かけると空振りになる。

開催概要

名称 納涼盆踊り大会(三咲稲荷神社)
開催日 2026年8月7日(金)・8日(土)
時間 未発表(船橋市公式に記載なし)
会場 三咲稲荷神社
住所 千葉県船橋市三咲9-2-23
主催 三咲本通り商店会
共催 三咲町会、三咲神社氏子の会
内容 盆踊り、ダンス・太鼓のパフォーマンス、抽選会
アクセス 京成松戸線「三咲」駅から徒歩約20分/三咲駅からバス約5分「三咲神社」下車 徒歩2分

「伝統の祭りが無い地域なので」

この盆踊りは、成り立ちが面白い。2023年に取材に応じた当時の商店会長・佐藤秀樹さんは、こう語っている。「比較的新しく、伝統の祭りが無い地域なので、ここに住む住民や子ども達のためにこの祭りを企画した。2日間思い切り楽しみ、夏の思い出の1ページに加えてもらえればうれしい」。古い祭礼が地域に根づいていて、その延長に盆踊りがある——という順番ではない。祭りがないから、自分たちで作った。2025年に実行委員長を務めた森太治さんも「毎年、打ち合わせの時に『子ども達の笑顔が見たいよね』という話題が出る」と話している。

明治2年の開墾地。地名は開墾の順番でついた

「伝統の祭りが無い」という言葉には、はっきりした理由がある。三咲は明治2年(1869年)に開墾が始まった新しい土地なのだ。江戸時代の下総にあった幕府の馬牧が、明治に入って順に開かれていった。このとき開墾地には、入植の順番と縁起のよい字を組み合わせた地名がついた。初富(鎌ケ谷)が1番目、二和(船橋)が2番目、そして三咲が3番目。以降は豊四季(柏)、五香・六実(松戸)、七栄(富里)、八街と続き、十余三(成田・多古)まである。三咲は「3」に「咲」を重ねた地名だ。神社そのものも明治2年の創建で、開墾請負人の西村郡司が開拓の成功を祈って稲荷社を祀ったのが始まりと伝わる。御祭神は倉稲魂命。境内には開墾150周年の石碑が立つ。150年ほどの土地に江戸から続く祭礼がないのは当たり前で、商店会はそこへ手作りの夏をひとつ足したことになる。

盆踊り会場のくじびきコーナーに親子連れが列を作る夜の様子
くじびきの列に並ぶ子どもたち(2025年の様子・出典:MyFunaねっと)

櫓を囲む輪と、子どもおどりタイム

会場は境内の広場だ。紅白幕を巻いた櫓が立ち、周りを提灯がびっしり囲む。2025年は揃いの青い浴衣の踊り手が輪になって踊り、櫓の上でも数人が舞った。両日とも「子どもおどりタイム」があって、「アンパンマンのマーチ」に合わせて子どもが踊る。ステージにはポートソレイユ・オーケストラの演奏や、よさこいソーランチーム「元気舞心」の演舞が入った。2日目は盆踊りのあとに大抽選会があり、2025年は約200人が参加した。屋台は10店ほど。焼きそば、かき氷、スーパーボールすくいのほか、淡路島バーガーやピーターパン珈琲といった地元の顔ぶれも並び、どの屋台にも長い列ができるほどの盛況だったと報じられている。2026年の出演や出店はまだ発表されていない。

コロナで途切れ、2023年に戻ってきた

盆踊りはコロナ禍で自粛が続き、2023年7月にようやく再開した。復活した年、佐藤会長は終了後に「大成功でほっとしました。地域の人々のお祭りへの期待や渇望を感じられました」と振り返っている。三咲6丁目から子ども3人と来た来場者は「初めてまともに見る盆踊りの櫓に子どもが感動していました」と話している。両日とも会場に入りきれないほどの人が訪れ、盆踊りの輪は二重三重に広がったという。以降は毎年続き、2025年には商店会長の岡崎成彦さんが「昨年よりも来場者が増えたように感じ、地域の皆さんに楽しんでもらえたのがうれしい」とコメントしている。

三咲駅から歩くと20分、バスなら5分

アクセスは少し注意が要る。京成松戸線(2025年に新京成線から改称)「三咲」駅から神社までは、県道288号を北へ徒歩20分ほどある。駅前の商店街のすぐ隣ではない。三咲駅から京成バスで約5分、「三咲神社」バス停で降りれば徒歩2分だ。夜の帰り道を考えると、バスの時刻を先に調べておくと落ち着いて動ける。境内には普段は駐車場があるものの、祭りの日は櫓が立ち屋台が並ぶため、当日停められるかは分からない。三咲駅周辺のコインパーキングに置いて向かうほうが確実だ。

8月の三咲は梨のシーズンでもある

三咲・二和のあたりは観光梨園が多い土地で、三咲駅から徒歩5分ほどのところに「船橋梨街道」がある。8月は幸水・豊水の直売が本格化する時期だが、直売所は夕方16〜17時ごろに閉まる店が多いので、盆踊りの前に立ち寄るのがいい。昼に梨を買って、夜は盆踊りへ——という組み立てができるのが、この時期の三咲になる。三咲駅はふなばしアンデルセン公園へのアクセス駅の一つでもあるので、日中は公園で遊んでから夕方に神社へ向かってもいい。

イベント情報
開催期間
2026/8/7 - 2026/8/8
開催場所
三咲稲荷神社
住所
千葉県船橋市三咲9-2-23
主催者
三咲本通り商店会
料金
未発表
状態
開催予定
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