9月7日(月)、銚子駅にJRの列車が入ってこない。総武本線の佐倉〜銚子と、成田線の成田〜銚子が、どちらも始発から夕方頃まで運転を見合わせるためだ。代行バスは出ない。前日は「通常運行の予定」としていた銚子電鉄も、7日朝は君ヶ浜〜犬吠間の施設点検で全線運転見合わせに入り、市内の足も止まっている。銚子市には7日5時32分に避難指示が出た。7日8時時点の情報で整理する。
銚子へ向かう2本のJRが、両方とも止まる
| 線区 | 区間 | 7日の扱い |
|---|---|---|
| 総武本線 | 佐倉〜銚子 | 始発から夕方頃まで運転見合わせ |
| 成田線 | 成田〜銚子 | 始発から夕方頃まで運転見合わせ |
| 鹿島線 | 佐原〜鹿島神宮 | 始発から夕方頃まで運転見合わせ |
| 東金線 | 全線(大網〜成東) | 始発から夕方頃まで運転見合わせ |
銚子へは、千葉から総武本線で東へ入るルートと、成田から成田線で東へ入るルートの2本しかない。7日はその両方が始発から動かない。佐原まで来て鹿島線で北へ抜ける迂回も、佐原〜鹿島神宮が止まるので成立しない。旭、飯岡、八日市場、松尾、成東、干潟といった沿線の駅も同じ区間に含まれる。
JR東日本はどの区間についても「バスによる代行輸送は行いません」と明記している。再開の書き方は「天候が回復し点検が終了後に運転を再開します」で、夕方に必ず動くという意味ではない。
銚子電鉄も7日朝から全線運転見合わせ
前日の6日には「通常運行を予定」としていた銚子電鉄も、7日は止まった。君ヶ浜〜犬吠間で施設点検を行っているため、全線で運転を見合わせていると発表され、振替輸送も実施されていない。運転再開の時期は改めて知らせるとしている。
犬吠駅の売店(てつみちの駅)も、大雨および強風の予報に伴い9月7日(月)は臨時休業になっている。
結果として、7日の銚子はJRも銚子電鉄も止まった状態から始まっている。銚子市には7日5時32分に避難指示(警戒レベル4)が出ており、レベル4土砂災害危険警報の対象にもなっている。移動を伴う予定は、鉄道を前提にしては組めない。
【9月8日 追記】銚子電鉄もJRも動いている
銚子電鉄は8日、「通常どおり運行しています」と発表した。7日に全線を止めていた君ヶ浜〜犬吠間の施設点検は終わっている。JR側も、総武本線 佐倉〜銚子と成田線 成田〜銚子がいずれも平常運転に戻った。銚子市の避難指示は7日17時12分に解除されている。
なお銚子電鉄は、1時間あたりの降雨量が基準値を超えた場合や超える見込みの場合、風速25メートル以上の強風を観測した場合には、該当する駅区間で直ちに運転を休止すると案内している。前線は10日にかけて停滞する見込みなので、天候によっては再び止まりうる。
北東部の雨と波
銚子地方気象台が6日16時40分に発表した数字では、北東部の予想は6日が1時間50ミリ、7日が1時間60ミリ、6日18時から7日18時までの24時間で250ミリ。線状降水帯が発生した場合はさらに増えるおそれがあるとされている。危険度が急激に高まる可能性のある時間帯は6日夜遅くから7日昼前だ。
海側の条件も出ている。北東部の波は6日が3メートル、7日が4メートルで、いずれもうねりを伴う。風は東の風がやや強く、海上では強い。屏風ケ浦や犬吠埼の海沿いを歩く前提の予定は、雨よりも先に波と風で成立しなくなる。
銚子市には7日6時53分の時点で大雨警報が出ており、8時07分にはレベル4土砂災害危険警報の対象にもなっている。6日17時の時点では雷・強風・波浪の注意報だけだったので、夜から朝にかけて段階が二つ上がった形だ。
7日の移動をどう組むか
鉄道が使えない前提で考えることになる。高速バスは、京成バスが9月6日付で「大雨に伴う高速バス運行情報について」を掲出しており、路線ごとの扱いは各社の発表を見るしかない。鉄道の運休が朝から確定しているぶん、バス側にも問い合わせが集中する。
7日に銚子から東京方面へ出る必要があるなら、6日のうちに移動を終えるのがいちばん確実だ。逆に銚子へ入る予定なら、7日夕方の再開も約束されていない以上、日程そのものを動かす判断になる。
確認先
- JR東日本 関東エリアの運行情報:traininfo.jreast.co.jp
- 銚子電鉄 運行情報:choshi-dentetsu.jp/status
- 千葉県防災ポータルサイト:bousai.pref.chiba.lg.jp
- 気象庁 キキクル・警報・注意報:jma.go.jp/bosai
県内全体の状況
7日に止まる線区の全体像と、千葉市の避難情報、道路の見通しは【千葉県】9月7日はJRが始発から広範囲で運転見合わせにまとめている。成田を経由して入る側の事情は【成田】成田線は我孫子側と銚子側が7日始発から運休で扱った。

