東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム|入館無料・11月の開館日と雲鷹丸ガイドツアー(11月3日)

東京海洋大学品川キャンパスに保存されている3本マストの帆船・雲鷹丸

東京海洋大学マリンサイエンスミュージアムは、品川駅港南口から歩いて行ける東京海洋大学品川キャンパスの中にある博物館で、入館は無料です。本館は平日の10時〜16時、セミクジラとコククジラの全身骨格を展示する別館の鯨ギャラリーは平日の10時〜16時と土曜の10時〜15時に開いていて、日曜・祝日は休館します。キャンパスには1909年(明治42年)に建造された登録有形文化財の帆船「雲鷹丸(うんようまる)」が置かれ、外観はふだんから見られます。

2026年11月1日(日)〜3日(火・祝)は大学祭の海鷹祭に合わせて本館・鯨ギャラリーを特別に公開し、最終日の3日には雲鷹丸のデッキに上がれるガイドツアーがあります。11月に本館が開くのは、海鷹祭の3日間を除くと9日だけです。

東京海洋大学品川キャンパスに保存されている3本マストの帆船・雲鷹丸
品川キャンパスに保存されている雲鷹丸(出典:東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム)
目次

マリンサイエンスミュージアムの基本情報

施設名 東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム(本館・鯨ギャラリー)
所在地 東京都港区港南4-5-7 東京海洋大学品川キャンパス内
開館時間 平日 10:00〜16:00(本館・鯨ギャラリー)
土曜 10:00〜15:00(鯨ギャラリーのみ。本館は休館)
休館日 本館:土曜・日曜・祝日/鯨ギャラリー:日曜・祝日。ほかに入試期間・点検日などの臨時休館あり
入館料 無料
予約 19名以下は予約不要。20名以上は見学希望日の3日前(開館日で数える)までにメールで予約。学校団体は19名以下でも連絡が必要
アクセス JR線・京浜急行線「品川駅」港南口(東口)から徒歩約10分(パンフレットでは約15分)、東京モノレール「天王洲アイル駅」から徒歩約20分、りんかい線「天王洲アイル駅」から徒歩約25分
駐車場 大学は原則として学内駐車場を使えないとしている。公共交通機関で
問い合わせ 03-5463-0430(パンフレット)、museum@o.kaiyodai.ac.jp

2026年9月発行のパンフレット(第4版)では休館日が「土、日、祝日」となっていますが、公式サイトの見学情報と開館カレンダーでは、土曜も鯨ギャラリーだけは開いています。

2026年10月・11月の開館日

公式サイトの開館カレンダー(11月分は9月29日公開)から、開館する日を書き出しました。カレンダーは本館と鯨ギャラリーで別々です。

月 本館が開く日 鯨ギャラリーが開く日
10月(23日以降) 23日(金)、26日(月)、28日(水)、30日(金) 23日(金)、24日(土)、26日(月)〜28日(水)、30日(金)
11月 1日(日)〜3日(火・祝)※海鷹祭の特別公開、6日(金)、11日(水)〜13日(金)、16日(月)、18日(水)〜20日(金)、30日(月) 1日〜3日 ※海鷹祭の特別公開、6日(金)、7日(土)、9日(月)〜14日(土)、16日(月)〜21日(土)、24日(火)〜28日(土)、30日(月)

本館は土日のほか、11月4日(水)・5日(木)、9日(月)・10日(火)、17日(火)、21日〜29日も休館です。21日〜29日のうち、鯨ギャラリーは21日(土)と24日(火)〜28日(土)に開きます。11月23日(月・祝)はどちらも休館です。

11月1日〜3日は海鷹祭で特別公開

大学祭の第67回海鷹祭(11月1日〜3日)の間、ふだんは休館の日曜・祝日も本館と鯨ギャラリーを開けます。

日付 開館時間
11月1日(日)・2日(月) 10:30〜16:00(最終入場15:30)
11月3日(火・祝) 10:30〜12:00(最終入場11:30)

平日より30分遅い10時30分の開館で、3日は正午までです。博物館実習の学生が常設展の展示解説をし、実習生による企画展示もあります。実習生のXでは、2階の藻類・プランクトンのコーナーで乗船実習で採ったプランクトンを見せ、「当日はコーナー付近に実習生もおります」と案内しています。

11月3日の雲鷹丸ガイドツアー2026

雲鷹丸は、ふだんは外から見るだけで乗船できません。11月3日(火・祝)の「雲鷹丸ガイドツアー2026 〜舵輪まわしちゃうぞ〜」では、特別にデッキへ上がって舵輪などを近くで見学します(舵輪を実際に回すことはできません)。

日時 2026年11月3日(火・祝)10:30/11:00/11:30の3回、各回約20分
定員 各回30名(当日先着)
受付 当日10:00から、マリンサイエンスミュージアム入口前で整理券を配布
対象 小学4年生以上。小学3年生以下は安全のため参加不可、小学4〜6年生は保護者の付き添いが必要
服装 急な階段や滑りやすい斜面があるため、動きやすい靴と服装で
雨天時 雨など悪天候の場合は中止
雲鷹丸ガイドツアー2026のチラシ。11月3日(火・祝)、デッキに上がれる、当日10時からミュージアム入口で受付、雨天中止
雲鷹丸ガイドツアー2026のチラシ(出典:マリンサイエンスミュージアム「イベント」)

整理券の配布は10時からで、本館の開館(10時30分)より先です。3回とも本館が開いている時間(〜12時)の中に入っているので、ツアーの前後に本館を見られます。博物館実習の学生も、受付や船の内外の案内、乗り降りの手伝いをします。

雲鷹丸とは

雲鷹丸は、東京海洋大学の前身である農商務省水産講習所の2代目の練習船です。大阪鉄工所(現在の日立造船)桜島工場で建造され、1909年(明治42年)5月30日の第1次航海から1929年(昭和4年)8月まで、約20年間に36回の航海をしました。

船の種類 バーク型帆装のアメリカ式捕鯨船。現存するアメリカ式捕鯨船では最大
大きさ 総トン数444.2トン、長さ41.2m、幅8.7m、深さ5.0m
主な功績 約600人の実習生が乗船。1914年(大正3年)にカムチャツカ西岸沖でカニ肉を海水で煮て缶詰にする船上加工に成功し、のちの大型蟹工船の先駆けになった
品川への移設 1962年(昭和37年)に喫水線から上の船体を品川キャンパスへ移設。その後の工事で現在の姿になった
文化財 1998年(平成10年)に登録有形文化財(登録番号第13-0042号)、2019年(令和元年)にふね遺産第18号(現存船第7号)に認定

大学のアクセスページでは、雲鷹丸はキャンパスの「史跡等案内」の1番目に挙げられています。本館1階には雲鷹丸の模型や実際に使っていた道具、実習の写真・絵画を並べた「雲鷹ホール/雲鷹丸コーナー」があります。

本館と鯨ギャラリーの展示

パンフレット(2026年9月、第4版)の館内図から、主な展示をまとめました。

場所 展示 内容
本館1階 雲鷹ホール/雲鷹丸コーナー 雲鷹丸の模型、実際に使った道具、実習の写真や絵画
本館1階 海の利用(漁業・養殖) 実際に使っていた漁網や模型、牡蠣・海苔・真珠などの養殖の道具と模型
本館1階 海を食べる(食品生産) 水産加工食品としての缶詰、海藻などの乾物、鰹節
本館2階 海を知る 大学の歴代の練習船の模型と写真。南極海のコーナーには海鷹丸の航海で採集されたペンギンなどの剥製
本館2階 海の仲間たち(生物) ウミガメ類、魚類、海鳥、甲殻類、鯨類海産哺乳類、無脊椎動物、藻類・プランクトンの7グループの標本・剥製・模型
本館2階 ガラパゴス・ミンククジラ ガラパゴス諸島で採集された動物、ドワーフミンククジラの全身骨格標本
鯨ギャラリー クジラの骨格 セミクジラとコククジラの全身骨格

本館1階には触ることができる「タッチコーナー」があります。館内での飲食(ガム・飴を含む)は禁止で、水筒やペットボトルもかばんにしまうよう求められています。三脚や傘などの大きな荷物は持ち込めず、傘は入口の傘立てを使います。貸出用の車いす(自走式・介助式の両方に対応)が1台あり、本館で無料で使えます。

SNSでの発信

ミュージアムの公式Xは、展示資料にちなんだ投稿を続けています。秋の臨時休館明けの開館日には「館内とても落ち着いております」「じっくりゆっくりご覧になりたい方はチャンス」と投稿していて、平日はゆっくり見られることが多いようです。冬の特別展は、収蔵庫の資料を題材にすると予告しています(10月23日時点で会期は未発表)。10月14日にはテレビ朝日「じゅん散歩」でミュージアムが紹介されました(大学の公式X)。

ミナコレ2026のスタンプは本館2階

港区のイベント「ミナコレ2026(MINATO COLLECTION)」(10月15日〜12月20日)に、マリンサイエンスミュージアムも参加しています。ミュージアムの公式Xによると、スタンプラリーのスタンプは本館2階の展示室にあり、本館が休館の日は押せません。土曜や11月24日〜28日のように鯨ギャラリーだけが開く日は、スタンプを押せないことになります。

雲鷹丸は、10月に開かれたみなと区民まつり2026の記念バッジのモチーフにもなりました(主催団体のXでの告知)。

見学のときの注意

大学は、キャンパスの屋外の共用部分と生協食堂は自由に見学でき、講義棟や研究棟の建物の中には入れないとしています。キャンパスの見学可能時間は8時30分〜17時(入試日・学内行事の日などを除く)で、予告なく入構を制限することがあります。構内で撮った写真は個人的な目的に限り、営利目的での利用は控えるよう求めています。

海鷹祭の3日間は、マグロの解体ショーや模擬店でキャンパスが混み合います。大学祭の企画と時間は海鷹祭2026の記事、11月3日の都内のほかのイベントは東京の10月31日・11月1日と11月3日のイベント2026にまとめています。

公式情報の確認先

最新の施設情報

営業中

ジャンル
博物館
住所
東京都港区港南4-5-7(東京海洋大学品川キャンパス内)
営業時間
平日10:00〜16:00(本館・鯨ギャラリー)、土曜10:00〜15:00(鯨ギャラリーのみ)。2026年11月1日・2日は10:30〜16:00、3日は10:30〜12:00(海鷹祭の特別公開)
休業日
本館は土曜・日曜・祝日、鯨ギャラリーは日曜・祝日。入試期間・点検日などの臨時休館あり(2026年11月の本館は1〜3・6・11〜13・16・18〜20・30日のみ開館)
駐車場
学内駐車場は原則利用不可(公共交通機関で)
対象年齢
年齢制限なし(雲鷹丸ガイドツアーは小学4年生以上)
料金
入館無料
  • 屋内
  • 子連れ
  • 無料

情報確認日: 2026-10-23

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