関宿城博物館の企画展「戦国の関宿」は11月29日まで|観覧料300円・前期後期の展示替えと関連イベント

北条氏康と上杉謙信の肖像画を背景に「戦国の関宿」「無双之名地」「令和8年10月3日〜11月29日」の文字があるチラシ

千葉県 10月3日(土)のイベント

千葉県立関宿城博物館(野田市)の令和8年度企画展「戦国の関宿ー無双之名地ー」は2026年10月3日〜11月29日、資料65点。入館料は一般300円・高大生150円、中学生以下と65歳以上は無料、11月3日は全員無料。上杉謙信並二臣像の実物は10月31日まで、北條氏康像は11月1日から。ミュージアムトーク、11月15日のセミナー、バスと駐車場28台。

  • 2026/10/3・2026/10/4・2026/10/6・2026/10/7ほか全50日
  • 千葉県立関宿城博物館
  • 一般300円、高校生・大学生150円(中学生以下・65歳以上は無料、11月3日は全員無料)

野田市の千葉県立関宿城博物館で、令和8年度企画展「戦国の関宿ー無双之名地ー」が2026年11月29日(日)まで開かれています。会期は10月3日(土)からで、2階の企画展示室に戦国時代の関宿城と城主・簗田(やなだ)氏に関する資料65点が並びます。企画展の期間中の入館料は一般300円、高校生・大学生150円で、中学生以下と65歳以上は無料です。

展示替えがあり、前期は11月1日(日)まで、後期は11月3日(火・祝)からです。新潟県指定文化財の「上杉謙信並二臣像」の実物は10月31日まで、神奈川県指定文化財の「北條氏康像」の実物は11月1日からの公開です。11月3日の文化の日は入館無料になります。

北条氏康と上杉謙信の肖像画を背景に「戦国の関宿」「無双之名地」「令和8年10月3日〜11月29日」の文字があるチラシ
企画展「戦国の関宿ー無双之名地ー」のチラシ(出典:千葉県立関宿城博物館)
目次

企画展「戦国の関宿」の開催概要

項目 内容
名称 令和8年度企画展「戦国の関宿ー無双之名地ー」
会期 2026年10月3日(土)〜11月29日(日)
展示替え 前期 10月3日〜11月1日/後期 11月3日〜11月29日
開館時間 9:00〜16:30
休館日 月曜日。ただし10月12日(月・祝)・11月23日(月・祝)は開館し、10月13日(火)・11月24日(火)が休館
会場 千葉県立関宿城博物館 2階企画展示室(千葉県野田市関宿三軒家143-4)
入館料 一般300円(団体240円)、高校生・大学生150円(団体120円)。中学生以下、65歳以上(年齢の分かるものを提示)、障害者手帳を持つ人と介護者は無料。11月3日は全員無料
支払い 現金のみ
駐車場 無料(28台)
問い合わせ 千葉県立関宿城博物館 04-7196-1400

「無双之名地」とは、展示の6つの章

副題の「無双之名地」は、北条氏康が関宿を評した言葉です。利根川と江戸川に囲まれた関宿は戦国時代すでに水運の拠点で、政治・軍事の要衝でもありました。北条氏は関宿を手に入れようと策略や軍事行動を重ね、関宿城主の簗田氏は上杉謙信と手を結んで城を守りました。展示は、関宿をめぐる争いが関東の政治・軍事・流通にどう影響したかを、次の6章で紹介しています。

  1. 簗田氏と古河公方
  2. 関宿様の誕生
  3. 東国の物流と関宿
  4. 上杉謙信の越山―二人の公方と管領―
  5. 北条氏との戦い―関宿合戦―
  6. 戦国の終焉

前期・後期で入れ替わる主な資料

出品目録に載る65点のうち、実物を展示する資料の一部は前期と後期で入れ替わります。国宝の上杉家文書(米沢市上杉博物館蔵)は、画像での展示です。

資料 指定 実物の公開期間
上杉謙信並二臣像(常安寺蔵、新潟県立歴史博物館寄託) 新潟県指定 10月3日〜10月31日(期間外は複製を展示)
紙本著色 北條氏康像(早雲寺蔵) 神奈川県指定 11月1日〜11月29日(期間外は画像を展示)
足利晴氏御判御教書(喜連川家文書) 県指定 前期
足利義輝書状(喜連川家文書) 県指定 後期
足利義氏自筆和歌短冊(喜連川家文書) 県指定 後期
一色直朝筆白鷹図(栃木県立博物館蔵) - 前期
縹糸威最上胴丸具足(埼玉県立歴史と民俗の博物館蔵) 埼玉県指定 通期
上杉謙信起請文(簗田家文書) - 通期
関東幕注文(上杉家文書) 国宝 通期(画像)

指定の欄は、出品目録の記号(〇=県指定、◎=国宝)と県のプレスリリースの記載によります。簗田家に伝わる文書(簗田克彦氏蔵、関宿城博物館寄託)は、前期・後期で別の書状に替わるものがあります。

僧形の上杉謙信が上段に座り、下に2人の家臣が控える掛け軸の肖像画
上杉謙信並二臣像(常安寺蔵、新潟県立歴史博物館寄託、新潟県指定文化財)。実物の展示は10月31日まで(出典:千葉県のプレスリリース)
黒い小札の胴と兜、籠手がそろった甲冑を正面から写した写真
縹糸威最上胴丸具足(埼玉県立歴史と民俗の博物館蔵、埼玉県指定文化財。出典:千葉県のプレスリリース)

関連イベント(当日参加できるもの・定員になったもの)

イベント 日時 参加方法・料金
ミュージアムトーク 10月24日(土)・11月14日(土)の11:00〜12:00、13:30〜14:30(1日2回) 当日随時参加。入館料のみ
体験教室「甲冑を着て戦国武将になりきろう」 11月21日(土)10:30〜12:00、13:30〜15:00 当日受付
ワークショップ「関宿さまに献上しよう!」 会期中随時 太刀や馬のシールに色を塗り、「関宿様」への贈り物にする。場所はエントランスホール
謎解きクイズラリー「カッピーとめぐる!せきやど探検隊」 会期中随時。受付9:00〜15:00(解答は16:00まで)、荒天時は休止 無料・申込不要。博物館周辺の5つの宝箱を探してクイズに答える(30分ほど)。全問正解の先着1,000人にオリジナルシール
博物館セミナー「戦国時代の関宿城と利根川水運」(講師:新井浩文氏) 11月15日(日)13:30〜15:30 定員40名、受講料100円。10月15日9時から電話で受付(04-7196-1400)
講演会「上杉謙信の越山」(講師:前嶋敏氏) 11月3日(火・祝)13:30〜15:30 定員になりました
野外見学会「簗田氏ゆかりの地を訪ねる」 10月25日(日)9:00〜12:00 定員になりました

ミュージアムトークは担当の学芸員による展示解説で、10月10日にも開かれました。体験教室は10月18日にもあり、11月21日が会期中の最後の回です。野外見学会の移動にかかる交通費は大人960円で、参加費とは別です。博物館セミナーは会場の集会室で開かれ、申し込みは開催日の1か月前から先着順です。

肖像画のチラシの下部に入館料、開館時間、休館日、交通、会場周辺の地図が載っている
チラシには休館日の例外(10月12日・11月23日は開館、10月13日・11月24日は休館)も載っています(出典:千葉県立関宿城博物館)
草むらに置かれた木の宝箱を、帽子をかぶった子どもがしゃがんで開けている
前年度(2025年度)の謎解きクイズラリーの様子(出典:千葉県のプレスリリース)
ホログラムの台紙に、関宿城の天守、甲冑姿のキャラクター、博物館のロゴのシール
全問正解の先着1,000人がもらえるオリジナルシール(出典:千葉県のプレスリリース)

SNSでの口コミ

企画展が始まってから、SNS上には来館した人の投稿がいくつもあります。10月8日に訪れた人は、10時過ぎから1時間半ほどかけて展示を見て、売店で図録を買ったと書いています。図録は1,500円で、古文書の本文と解説が載っている点を評価する投稿もありました。前期だけの展示の「一色直朝筆白鷹図」を目当てに10月18日に訪れた人や、企画展とあわせて常設展の水運の展示がよかったという人もいます。

昼どきに行く人へ向けて、博物館の周りには食事ができる店がないので食べ物を用意して行き、無料の休憩所で食べるとよいと勧める投稿もありました。千葉日報は10月20日の1面コラム「忙人寸語」で、この企画展が紹介する、大勢力のはざまで戦国時代を生き抜いた領主の話題を取り上げました。

行き方と駐車場

車は圏央道の境古河ICから約13分、五霞ICから約15分、国道16号の中里陸橋から約25分です。駐車場は無料で28台分あります。

  • 東武スカイツリーライン(伊勢崎線)東武動物公園駅の東口、または東武アーバンパークライン(野田線)川間駅から、朝日バスの境車庫行きで「新町(野田市)」下車(約30分)、歩いて15分ほど
  • 野田市のコミュニティバス「まめバス」:川間駅から関宿中央ターミナルまたはいちいのホールで関宿城ルートに乗り換え、「関宿城博物館」下車。博物館は、乗り換えできる便が限られる関宿中央ターミナルより、いちいのホールでの乗り換えをすすめています

ミュージアムショップと、夕方の関宿城のライトアップ

博物館に向かって右側の休憩所にあるミュージアムショップでは、近隣の農家が朝に採った野菜を毎日売っています(9:30〜16:00、博物館の休館日は休み)。博物館の建物は夕方にライトアップされ、時間の目安は10月が17:30〜18:30、11月が17:00〜18:00です。

関連する記事

参照した公式情報

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次