港区立郷土歴史館「港区の洋風建築と洋家具」は12月20日まで|観覧料400円と11月3日の区民無料、講座の申込期間

港区立郷土歴史館 令和8年度特別展「港区の洋風建築と洋家具」のチラシ表面。洋館の食堂の写真と、洋家具の図面・椅子のイラスト、会期2026年10月24日〜12月20日

東京都 10月24日(土)のイベント

港区立郷土歴史館の特別展「港区の洋風建築と洋家具」は2026年10月24日〜12月20日、白金台駅から徒歩1分。大人400円・小中高生200円(常設とのセット600円)、11月3日は港区民無料、土曜は20時まで開館、休館は11月19日・12月17日。無料のギャラリー展、11月の講座と開館8周年のラリー・コンサート、建物ガイドツアーの整理券。

  • 2026/10/28・2026/10/29・2026/10/30・2026/10/31ほか全52日
  • 港区立郷土歴史館
  • 特別展 大人400円・小中高生200円(常設展とのセット券 大人600円・小中高生200円)

白金台の港区立郷土歴史館で、特別展「港区の洋風建築と洋家具」が2026年10月24日(土)〜12月20日(日)に開かれています。明治〜昭和期に港区で建てられた洋館の図面や写真、新橋・愛宕周辺で作られた「芝の家具」などを展示します。観覧料は大人400円、小・中・高校生200円で、11月3日(火・祝)は港区民が無料です。会期中の休館日は11月19日(木)と12月17日(木)です。

開館は9時〜17時で、土曜だけ20時まで開いています。白金台駅2番出口から徒歩1分です。

港区立郷土歴史館 令和8年度特別展「港区の洋風建築と洋家具」のチラシ表面。洋館の食堂の写真と、洋家具の図面・椅子のイラスト、会期2026年10月24日〜12月20日
特別展「港区の洋風建築と洋家具」のチラシ(出典:港区立郷土歴史館)
目次

特別展「港区の洋風建築と洋家具」の概要

展覧会名 港区立郷土歴史館 令和8年度特別展「港区の洋風建築と洋家具」
会期 2026年10月24日(土)〜12月20日(日)
休館日 11月19日(木)、12月17日(木)
開館時間 9:00〜17:00(土曜のみ20:00まで)。有料展示室の入館受付は閉館の30分前まで
会場 港区立郷土歴史館 特別展示室(東京都港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内)
アクセス 東京メトロ南北線・都営三田線 白金台駅2番出口から徒歩1分、都営バス・東急バス「白金台駅前」から徒歩1分
駐車場 一般車両用はなし(障害者用の駐車場あり)
問い合わせ 03-6450-2107

館の公式Xによると、土曜の夜間開館の入館受付は19時30分までで、夕方以降は建物がライトアップされます。会期中の土曜は10月24日から12月19日まで9回あります。

観覧料とセット券、無料になる人

券の種類 大人 小・中・高校生
特別展のみ 400円(団体320円) 200円(団体160円)
常設展のみ 300円(団体240円) 100円(団体80円)
特別展と常設展のセット券 600円(団体480円) 200円(団体160円)

団体料金は10名以上です。小・中・高校生はセット券でも特別展のみと同じ200円です。建物への入館は無料で、4階のギャラリー展「みんなの暮らしレイアウト」も無料です。

  • 港区在住・在学の小・中・高校生、港区在住の65歳以上の人、港区在住の障害者と介助者1名は無料(証明できるものが必要)
  • 11月3日(火・祝)は港区民無料公開日(港区在住を証明できるものが必要)
  • 「ぐるっとパス2026」を見せると無料。館の窓口でぐるっとパスを買う場合は現金のみ

展示の内容

港区には幕末に外国公使館が置かれ、明治以降は武家屋敷の跡地を受け継いだ華族や実業家が洋風の邸宅を建てました。大正・昭和期には洋家具の需要が高まり、新橋・愛宕周辺に集まった製作所の家具は「芝の家具」として全国に知られました。本展は、こうした洋風建築と洋家具の図面・家具類から、暮らしの洋風化の歩みと芝の洋家具業をたどります。

チラシに載っている主な資料は次のとおりです。

資料 所蔵
麻布成瀬邸の食堂・庭園と外観の写真(大正8年発行「成瀬家新館写真帖」) 港区立郷土歴史館
根津嘉一郎邸の立面図・一階平面図(大正期「清水組彩色設計図集」) 清水建設
朱の食堂 肘掛椅子(大正14年、平成20年復原) 松戸市教育委員会
昭和初期の洋家具図面(後久洋家具店製作家具図面) 港区立郷土歴史館
家具製作道具(昭和中期) 港区立郷土歴史館
明治期の洋家具職人(明治12年「諸工職業競 テエフル椅子製造」) 港区立郷土歴史館

出品元の清水建設の10月19日のお知らせによると、同社が持つ国の登録有形文化財「彩色設計図集」から実業家の邸宅を描いた彩色設計図20点と、築地ホテル館の錦絵2点が出品されます。同社の公式Xでは、これらを前期・後期に11点ずつ展示すると案内しています。前期・後期の切り替え日は、10月24日時点で館の公式サイトに載っていません。

無料のギャラリー展「みんなの暮らしレイアウト」

同じ会期で、4階ギャラリーでは「みんなの暮らしレイアウト」(観覧無料)が開かれています。隣接する東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)など、港区に残る洋風建築をマップで紹介します。洋館の図面に洋家具のシールを貼って自分なりのレイアウトを作るコーナーと、家具や建具に使われる木材のサンプルにさわれるコーナーがあります。

講座・ワークショップの日程と申込期間

日時 内容 定員・費用 申込期間
10月31日(土)14:00〜16:00 建築模型を作ろう(講師:オンデザインパートナーズ) 20名・無料 10月8日〜14日(終了)
11月7日(土)13:30〜15:00 講座1「日本の洋風生活はいつから、だれが」(森仁史・元金沢美術工芸大学大学院教授) 36名・無料 10月16日〜22日(終了)
11月14日(土)13:30〜15:00 講座2「『あめりか屋』が変えた日本の住まい」(内田青蔵・神奈川大学名誉教授) 36名・無料 10月23日〜29日
11月21日(土)13:30〜15:00 講座3「芝の洋家具 ~後久洋家具店を中心に~」(川上悠介・当館学芸員) 36名・無料 10月30日〜11月5日
12月6日(日)13:00〜14:00/15:00〜16:00 ウッドツリーを作ろう(講師:伊藤洋平・八王子現代家具工芸学校) 各回20名・材料費2,500円 11月12日〜18日

講座の会場は歴史館ではなく、同じゆかしの杜の6階にある白金台区民協働スペース 会議室2です。申し込みは期間中に館の公式サイトから行い、多い場合は抽選です。ホームページから申し込めない人は電話でも受け付けます。チラシによると講座には保育サービスがあります。ワークショップは小学3年生以下は保護者の同伴が必要です。

10月31日の「建築模型を作ろう」は応募が多く抽選になり、SNS上には外れたという投稿がありました。

11月1日からの開館8周年企画

歴史館は2018年11月1日に開館し、2026年に来館者が100万人に達しました。11月1日(日)〜30日(月)は「歴史館来館100万人×8周年アニバーサリー」として、次の企画があります。

日程 企画 内容
11月1日〜30日 アニバーサリーラリー ヒントをたよりに館内の見どころを回る。参加者全員に記念品。用紙は中央エントランス・南エントランスで配布、記念品は南エントランスで引き換え
11月1日〜30日 アニバーサリーディスプレイ スウェーデンを拠点に活動する紙のアーティスト・島袋理可が「8」をモチーフに4階中央ホールを飾る
11月1日(日)17:10〜(約30分) アニバーサリーコンサート パーカッションとヴァイオリンのユニット「Ten To Sen」(本間修治・山本容子)。前庭で、雨天・荒天時は館内。無料

このほか、11月15日(日)14時からは前庭で「歴史館コンサート vol.12」(無料、約30分)があり、立川俊之(ヴォーカル・ギター)と滝沢ミナコ(フルートほか)が演奏します。ベンチは開演30分前に置かれ、立ち見になる場合があります。

港区立郷土歴史館の前庭。花壇の奥にれんが色の建物
コンサートの会場になる前庭(2024年4月撮影。写真:Doricono(Wikimedia Commons、CC BY 4.0))

建物ガイドツアーは当日9時から整理券

歴史館の建物は、東京大学の安田講堂などを手がけた内田祥三が設計し、1938年に完成した「旧公衆衛生院」(港区指定文化財)です。スタッフが中央ホール、旧院長室、旧講堂などを約1時間で案内するガイドツアーが、会期中は11月7日(土)・22日(日)、12月5日(土)・20日(日)の13時と15時にあります。各回先着10名で無料、当日9時から総合案内で1人1枚の整理券を配ります。

ツアーのない日は、館内9か所の見学ポイントで二次元コードを読み取り、自分のスマートフォンで解説を見られる「建物ガイド[デジタル]」を使えます。建物は自由に撮影できますが、一部の展示室は撮影禁止です。

港区立郷土歴史館の中央ホール。円形の吹き抜けと階段、模様の入った床
旧公衆衛生院の中央ホール(2024年4月撮影。写真:Doricono(Wikimedia Commons、CC BY 4.0))
港区立郷土歴史館の旧講堂。階段状に並ぶ木の座席と照明
ガイドツアーで回る旧講堂(2024年4月撮影。写真:Doricono(Wikimedia Commons、CC BY 4.0))

ミナコレのスタンプも集められる

港区の35施設を回るスタンプラリー「ミナコレ2026」(12月20日まで)では、港区立郷土歴史館は先着プレゼントを交換できる施設の一つです。交換場所はミュージアムショップです。詳しくはミナコレ2026の記事で紹介しています。

ミュージアムショップでは10月21日から、歴史館の建物の意匠や港区ゆかりのモチーフを描いた注染手ぬぐい(ピンク・ホワイト、各1,500円)を売っています。

SNSでの口コミ

特別展が始まる前の10月中旬に来館した人からは、建物を「ほんとに素敵」とし、館内の見学が無料なのがうれしいという投稿がありました。中央ホールについて、床は天然石、壁は人研ぎ石(人造大理石)だと紹介する人もいます。

参照した公式情報

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